2018年8月29日水曜日

NETGEAR ReadyNAS 316 6ベイ 3TB HDD×6台セット のHDDを交換してみた

NETGEAR ReadyNAS 316 6ベイ 3TB HDD×6台セットを使用している。そして、それに外付けHDDを追加したりしていた。

こちらがその記事だ。

NETGEAR ReadyNAS 316 6ベイ 3TB HDD×6台セット(RN31600-18TB06-ST)

NETGEAR ReadyNAS 316 に、外付けHDDを増設してみた

外付けHDDの追加は、一つにまとまっていないと何かと使いづらい。そのうちに、このメインのストレージ容量が残り4TBを切った。つまり、総容量が13.5TB程度なので、約70%程使ったことになる。まだ、30%あるじゃないかと思えるか、もうあと30%しかないと思うかは、人それぞれ違うだろうが、私はなんとなく心細くなってくる。スマホの電池容量が残り30%とみて、心配にならないことはいないだろう。それと同じた。

そろそろまた、何か考えねばと思っていたら、NETGERのページに面白いものを見つけた。



RAID Calcuratorだ。URLは以下。

http://rdconfigurator.netgear.com/raid/index.html

なんのページかというと、実際にHDDを搭載してみる前に、シミュレーションできるのだ。

さっそく、現在の3TB×6を入れてみた。現状の13.6TB容量となっている。


これに、6TBを2台3TBと入れ替えてみると、このようになる。普通のRAID5だと、容量は全く増えない。しかし、NETGARのX-RAIDだと、6TB増えるかと思ったら、3TB程度しか増えないが、それでも増えるのだ。

それではと、4台入れ替えてみると。8TB程増えた。追加するHDDの数が増えるに従い容量が増えていく。これでも、普通のRAIDでは、容量は増えていない。当然だ、普通のRAIDは、一番容量の小さなHDDの容量×台数になってしまうのだ。


最終的にすべて6TBに入れ替えると、当然だが6TBでの最大容量である27.2TBになる。

NETGARのX-RAIDの特徴は、初期化することなくHDDを後から追加できたり(すべてのベイにHDDを搭載してないとき)することだ。だが、これの本当にいいところは、大容量のHDDと順繰り交換しても使え、さらに追加するHDDの台数にしたがって運用しながら容量も増える事だったのだ。


というのも、最近6TBのHDDがかなり安くなってきているのだ。1TB単位の容量対価格では、4TBを遜色ないどころか上回ってきている。





ということで、これをとりあえず2台注文した。

現在使用中のNETGAR ReadyNAS 316 6ベイ 3TB HDD×6台セットに、購入したHDDをセットしてくのだが、一度に2台は交換できない。RAIDの特性として、6台の場合だったら、5台に実際のデータを書き込んで、1台はチェックサムと呼ばれる補助データを書き込む仕組みだ。それのおかけで、6台のうち1台が死んでしまっても、残りの5台でデータを消失せずに修復できるのだ。だが、6台のうち2台のHDDが死ぬと、データは復旧できない。

そのため、交換は1台づつ行う必要がある。それで、とりあえず1台交換した。すると、再構築が始まり、やく10時間もかかった。しかし、終わってみると、容量には全く変化がなかった。もしかして間違ったかと、焦りまくった。

それで、最初のシミュレータで1台のみ交換した状態を確認してみると、やはり容量は増えていなかった。つまり、正常だ。

それで、2台目を交換した。こちらは、さらに再構築に時間がかかり、20時間近くかかった。


こちらが、実際の管理画面。使用中容量が10.17TBで、空きが6.15TBと増えている。

こうして、毎月1台なり、2台を追加していけば、最終的に13.7TBが、27TBを超える容量に増えるのだ。しかも、データを入れ替えたりせずにだ。再構築中も、アクセスは遅くなるが、データの参照、追加はできる。

これはなかなかいい感じだ。これによって、現状の10TB使用中、空き容量3TBが、最終的に空き容量17TBになるのだ。使用比率が70%から、37%程度にまで下がる。逆に言うと空きが63%程度ということになる。これなら相当に安心だ。

しかし、大きなストレージにはまだまだ費用が掛かる。

0 件のコメント:

コメントを投稿