SUZUKI GSX-S1000F 整備1 ヘッドライトをLEDに戻す

時間がなかったので、とりあえずの状態で車検を通したが、今後の事もあるのでちゃんと整備することにした。

用意したもの。というかかなり以前より少しづつ購入しておいたのだ。今回の整備では、車検でハロゲンに戻していたHI側のヘッドライトをLEDに戻す事、エアーフィルータ、プラグ、リアのブレーキフルードの交換を行う。

ちなみに、右にあるクリアケースは、

ダイソーで買ってきたもの。ジュエリーの整理用のようだ。

こんな感じ。

これに番号をマジックペンで書いておく。そう、これに外したネジなどを入れておくのだ。以前は段ボールにテープで固定していたが、こちらの方がさらに便利だ。今回使ってみてとても良かったので、お勧めだ。

さて、実は作業に使える時間が限られる。とりあえず、できるところまでやることにする。1日目は最低でもLEDヘッドライトの交換だ。

まずは、シートを外す。

今回電動ドライバーを用意した。中国製の激安品だ。だいぶ前に購入していたのだが、なかなか使うことが無かった。

しかし、使ってみるととても時間短縮にもなり、ねじ類を外すのが手早くできて助かった。まずは、カウルの上がバーを外す。

ネジを外すと、用意したケースに入れておく。

そして、メンディングテープで番号を貼る。

上カバーの前のネジ。

これも同様だ。

前にあるクリップ。

こんな感じだ。

3番に入れる。

タンクを養生してから、

上カバーを外す。これは何度もやっているのでだいぶ手馴れてきた。

両側ともに外せた。

次にサイドカウルを外していく。前側のネジ。

左側のサイドカウルにはHIDのケーブルが束ねてある。

これを開けて、配線をすべて取り外す。

右側は、フロントカウルへの太い配線がある。

これも外しておく。それとウインカーの配線も外す。

サイドカウルの前側のクリップを外す。

さらに、フロントフォーク横にあるクリップも外す。このクリップどうも、劣化が激しい。用意していなかったので、なんとか使えるものは使うが、早急に交換しよう。

下側の太いねじも外す。

下にあるクリップも外す。

サイドカウルが外れた。

タンクカバーのネジ二つと前にある小さなクリップを外す。

タンクカバーも外れた。

イグニッションキーに付いているセキュアロックのカバーを外す。これは引き抜くだけだ。

タンクを固定しているボルト二つを外す。

サイドカバーを外す。後ろに引き抜く感じ。

前回も使用したタンクステーGSR 750用も今回使用する。タンクを外さなくて済むのでぜひ用意するとよい。600円程で安いし。

こんな感じでタンクを支える。

エアークリーナーの上に載っているECUを取り外す。

こんな感じ。ゴムバンドで固定されているだけだ。

かなり分解された。

ついでに、エキパイを見てみると新しいときはかなり光っていたのに、熱の為だろうか、変色してしまっている。まあ、見えないところなのでいいのだが。ちょっと寂しい。まあ3年も経つとこんな感じなのだろう。

まずは、LEDへのヘッドライトバルブ交換だ。カバーは反時計回りに回すと外れる。

ハロゲン球を外した。

で、LEDを取り付けようとしたら、割れている。光る部分は問題ないと思うが、後でトラブルのも困る。

安い時に同じ製品を買い置きしておいたので、それを使うことにする。

パッケージを見ると、寿命は3万時間とある。本当かな。3万時間と言えば、平均時速30km/hでも、90万キロ走行の時間という事になる。ちょっと信じられない。

いままで取り付けていたものから配線を外して、新規LEDバルブに移植。

そして取り付け完了。

発光テスト。問題ない。

ローの時のHi側LEDだけの状態。HIDは結線を外しているので光っていない。

Hiに切り替えると、上に追加の光軸が出てきた。しかしかなり弱い。まぁ、両眼点灯といういわばファッションの変更なのでいいのだが。

できれば、2万円近くするが、メーカー品のLEDバルブに交換すれば、車検にもそのままとおるかもしれないのだが。やはり、もったいない病で踏み出せないでいる。

だいぶ暗くなってきた。今日はここまでとする。

づづく。