2019年3月12日火曜日

ドメインキング SSL設定手順

昨年の暮れに、私の使っているホスティングサーバー「ドメインキング」にSSLを設定したことを記事にした。

2018/12/09 ドメインキングその後

現在はどんなページでもSSL(暗号化通信)に対応していないものは、もはや警告される不審なサイトになっている。したがって、SSL対応は個人サイトであっても必須だ。

と言っても、SSLのちゃんとした証明書は年で数万円したりする。それで、無料のSSL証明書Let's Encryptを採用した。

確かに無料でいいのだが、3か月しか保証期限が無いというのが最大の欠点。しかし、無料なので仕方ない。今月3か月目となり、第1回目の更新を作業を行う事になった。その際に前回は他のサイトを紹介して同様に行った旨記事にしたが、やはり他のサイトでは、いつ消えるかわからないので、自分の忘備録として改めて詳細な手順を記載しようと思う。

まずは、SSL BOXに入会しておくことが前提だ。URLは、こちらだ。

■『お手軽SSL証明書サービス SSLボックス -sslbox- 』
https://www.sslbox.jp/

まずはSSL BOXでの証明書の発行手順から。

SSL BOXにログインして、左のメニューからすでに取得していて更新する場合は、「取得証明一覧」を、そうでない初めての場合は「新規取得」を選択する。

新規取得を選ぶと個人情報の入力とSSLを搭載したいサイトの情報などを登録する必要がある。そしてSSLとして無料のLet's Encryptを選択する。 今回はその手順は省略されていただく。

「取得証明一覧」の場合は上のように一覧が出るので、[更新申込]ボタンを押す。

するとこの画面が表示される。ここでは本当に登録者がSSLで証明するドメインのサイトを管理しているか確認するための作業を行う。方法としては、[Web認証]と[DNS認証]があるが、通常であれば簡単な[Web認証]を選択する。私もそれを選択した。

Web認証では、指定したURLでのアクセスが可能かをチェックする。

そのため、サイトに、上記「/.well-known/acme-challenge/」というフォルダーを作成する必要がある。その下に、指定の記号の羅列のファイル名をアップする。中身は何でもいいようだ。一番簡単なのは、[ダウンロード]ボタンで、その記号のファイルを落すことだ。


そして、落としたそのファイルを何もいじらずに、ftpなどでアップする。一覧のURLで、アップしたファイルがアクセスできることを確認する。問題無ければ、

SSLボックスの画面に戻って、一番下にある[所有者確認開始]ボタンを押す。



問題が無ければ上記のように、「所有者確認実行が完了しました」と表視され、ボタンが[証明書を発行する]に変わるのでそのボタンを押す。

すると、このようにSSL証明書、中間証明書、秘密鍵という3つのコードが表示される。ファイルに落としてアップする方法あるが面倒なので、私はカット・アンド・ペーストでドメインキングに登録した。

そのために、この画面を表示したまま、ブラウザの別タブでドメインキングにアクセスする。

ログインするとホームとしてこのように画面が表示されるので、右にあるドメイン一覧から、更新したいドメインの「ホスティング管理」リンクをクリックする。

今回は私のテストサイト「mus.is-a-geek.com」を例にする。上記画面が表示されたら、下にある「サイトをセキュリティ保護する」リンクをクリックする。


私のように、すでにSSLを行っている場合は、そのSSLが表示される。Let's Encryptの場合は、更新というのはできず、毎回新規登録となるので、「SSL証明書を追加」を選ぶ。

ここで、最初に(1)のSSL証明書の名前を入れる。それから、(2)で所在地などを適当に入力する。もちろんできるなら実際のものを入力すべきだ。

そして証明書をアップするが、私はカット・アント・ペーストで(3)の3つの枠に、コードを張り付けた。

もし、ファイルとしてダウンロードした人は(3’)の緑枠で示したボタンでダウンロードしたファイルを選択する。

最後に(4)の「テキスト送信」ボタンを押す。

元の画面に戻って、「ホスティング設定」に入る。

ここで、[SSLサポート]で、先ほど入力したSSLの名前が出てくるので、それを選択する。そして、下にある[OK]ボタンを押せば完了だ。


さっそく、SSLを設定したサイトに行ってみる。すると、正しく登録が完了しておれば、URLに南京錠のマークが表示される。それをクックすると、上記のように表示される。[証明書]を選択すると、

このように、証明内容が表示されるので3か月分有効期限があることを確認する。

以上が手順だ。

やってみると、面倒というほどでもないが、3か月というのはちょうど忘れたころなので、この忘備録を私自身も活用すことになるだろう。

他のホスティングサービスでは、管理画面内に無料のSSL証明書Let's Encryptが使用できるようにしているところもある。すでにドメインキングは高価な部類に入るのだから、サポートしてほしいものだ。それとこの管理画面も今更ながら面倒で仕方ない。他者を見習ってもう少し使いやすい管理画面にしてほしいものだ。

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