まずは、何が問題かというと..
これが、ドイメンキングの管理画面だ。いくつもタブがあって、だんだんと中に入っていくタイプで、何がどこにあるのかとにかくわかりにくい。今回問題となったのは、あるドメインにメーリングリストを設置することだった。今回使おうとているSプランには、メーリングリストは3つまで使えるとある。それで、赤丸のカスタマイズでメーリングリスト機能を使えるようにしようとするのだが....
赤丸のところにあるので、メーリングリストを0から1に設定する。で、更新をかける。
しかし、赤表示となって変更できないのだ。
何度やってもできないので、とりあえず、どうやればできるんだと問い合わせだけしておいた。深夜なので朝にならないとどうせ返事はない。
それで、以前から気になっていたさくらイント―ネットを調べてみることにした。なかなか評判がいいので。
こちらが、ドメインキングのプラン。今回はSプランに変えようとしている。料金は、月額税抜き700円からとなっている。1年で税込み9,000円程だ。
こちらが、さくらインターネットのプランだ。ほぼ同じ仕様のスタンダードで月額515円税込みの様だ。しかも、無料のSSLまで使える。これはいいとお試しを申し込んでみた。
メニューもすっきりしていてとても見やすい。管理画面では、左側に一列に項目が並んでいて、したいことを一発で選べるのもいい。もう解約してしまったので、管理画面をキャプチャーしていなかったので、記載できないが。
これは移行しかないと、試しに色々ファイルをアップしてみたのだが、ここで大きな問題が発覚した。
実は、サーバーアプリとしてバイナリプログラムを使用しているのだ。ドメインキングのサーバーはLinuxなのだが、こちらはFreeBSD。それで、FreBSD版のバイナリーブロググラムをアップしてみたら、なぜか、ブラウザでそのプログラムのURLを指定すると、ダウンロードされてしまうのだ。そうZIPファイルなんかと同じように。バイナリプログラムには対応していないようだ。たしかにセキュリティを考えれば当然なのかもしれない。
ドメインキングがバイナリープログラムが動かせるのは、仮想サーバー方式だからだ。いくつでもドメインを登録して同時に運用できるが、それぞれが1つの仮想サーバーとなっているので、たとえユーザが問題のあるプログラムを実行しても、その仮想サーバーのみが落ちるので、他のドメインや他のユーザのサーバーには影響しない。これは、なかなかいい方法だ。
対してさくらインターネットのサーバーは1台の物理サーバーに、多数のユーザのホルダーが有って、まさしく1台のサーバーを多人数で共有している状態なのだ。そのため、だれかが問題のあるプログラムを動かすと、サーバー自体に影響を及ぼす、つまり他のユーザーもろとも落ちてしまうリスクが高い。そのために、最も危険なバイナリープログラムは使用できないのだ。
このサーバー共有方式は、別のメリットもある。複数のドメインを登録しても、私の使用するフォルダーは決まっている。
例えば、/home/契約名/www が私のフォルダーだ。ドメインの内容を分けたければ、
www/mus.is-a-geek1.com/
www/mus.is-a-geek2.com/
www/mus.is-a-geek3.com/
などと分けられるし、逆にどのドメインも中身が同じなら、
www/
に入れて、どのドメインもここの内容が表示されるという事もできるのだ。そしてプログラムで、呼び出されたドメインで処理を変えるというようなことが可能だ。
ということで、今回はバイナリープログラムが使えないという事で、仕方なく、ドメインキングを使いつづけることになった。
上で問題となっていたメーリングリストは、複数のドメインを使う場合に、最初に登録したドメインにすべてのリソースがデフォルトで与えられてしまうことが問題だった。実際にメーリングリストを使うかどうかは関係ないのだ。今回、テストで使用したドメインを先に登録したので、それに全リソースが与えられていたのだ。
とにかく、訳が分からない。このリースの割り当てもデフォルトでカスタムになっていてこんなことになっている。で、カスタムでない割り当てプランを作成すると、今度は設定項目に決まったリソースしかないのに、無制限が設定できるで、設定しても実は制限があるので、そのプランを使おうとするとまた設定エラーになってしまうのだ。
とにかく、管理システムは使いにくい。ひどいものだ。
しかし、まぁ、設定は最初だけだ。なんとか設定してしまうえば、そうそう弄るものではない。と今回は諦めている。でも、さくらインターネットは魅力だなぁ。
さて、最後はSSLだ。最近では、ブラウザもSSLつまりhttps://でアクセスできないと、「保護されていない通信」などと表示されて、なんだか不都合のあるサイトのような感じになる。使用したのは、無料の[Let’s Encrypt]という証明だ。しかし、すべて自分でやるのは難しいし、面倒だ。色々調べたところ、このサイトにドメインキングでの使用方法が書かれていたので、参考にさせていただいた。ありがたい。
とにかく、まんま、このサイトの手順どうりにやれば簡単だ。ただし、無料なだけに[Let’s Encrypt]は、90日の有効期限しかない。つまり、3か月毎に更新する必要がある。
テストで使用したmus.is-a-geek.comで適用してみた。
https://mus.is-a-geek.com/
問題なくアクセスでき、「保護されていない通信」は表示されない。間違えて、http://でアクセスしても、https://にリダイレクトされるように、.htaccessをサーバーのルートに置く。内容は、以下だ。
RewriteEngine On RewriteCond %{HTTPS} off RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R,L] |
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