黄色いランプで非常に暗い。
しかし、HIDやLEDヘッドランプに交換するのも大変そうだ。できれば、簡単に交換できるタイプがいい。
で、調べたら、これを見つけたので購入した。ちなみに、GSX S1000FのヘッドライトはH7というタイプだ。これは、Bandit 1250Sと同じだ。
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e-autoのLEDランプは、NC700SやR1100RSで使っていたので、まずまずだという感じを持っている。同じメーカーなら大丈夫だろうという事でこれにしたのだ。
二つも入って3千円程というのはLEDとしては安いし、電球と全く同じ形状だというのは単に取り換えればいいのだから、非常に手軽だ。
ただ、以前の製品に比べて、LEDチップが非常に小さい。
ソケットは、電球と同じだが、少し薄い気がしないでもない。
試しに、車のモビリオのシガーソケットを電源に点灯してみることにした。
小さなLEDチップだったが、意外に明るい。ちょっと直視するのは目がやられそうだ。だが、周りを見るとそんなに明るく感じない。
窓から垂らしてみた。両面に発光体が付いていて、丁度側面方向には照らされないところがある。
でも、まあ、なんとか見れる明るさはあるようだ。
スペックは、8Wで800ルーメンというもの。巷の製品に比べると確かにスペックは低い。でも、このスペックはNC700Sに付けていたものと同じだ。
とりあえず、試しに取りつけてみることにした。
しかし、思った以上に大変だった。今回は、カウルなどはそのままで、ヘッドライト裏に手を回してやることにした。
なんとか、ロー側(左側)のヘッドライト裏のカバーを回して外した。NC700Sや、R1100RSなどはゴムのカバーだったが、GSX S1000Fはなぜか樹脂製のキャップとなっている。さらに悪いことに、そのキャップに穴があいていてそこから配線が出ているのだ。こんな面倒な形状なので、GSX S1000FのヘッドライトをHIDやLEDヘッドライトに交換するのは敷居が高いのだ。
カバーが取れたところを、フロントフォークの隙間から見ると、Bandit 1250Sではスペーサーが付いていたが、GSX S1000Fには付いていない。助かった。
手を突っ込んで、手探りで固定バネを外そうとしたが、何度やっても駄目だった。指先が痛くなってきた。
それで、長いドライバーを持ってきて、
なんとか外すことができた。しかし、外すのは何とかできたが、はめられるのか? かなり心配になってきた。
さらに、肝心のハロゲンランプが手で外れないのだ。どうも、ばねに引っかかっているようだ。これも試行錯誤してなんとか取り外すことができた。
単なる電球の交換でも、この程度苦労するという事は、本当に整備性の低いバイクだ。
外した電球は、なんとドイツ製で55Wだった。そこらへんで500円程で売っているようなチープな電球だ。LEDは形状的には大きな差異はない。
これを取りつけるのだが、ほとんど目に見えないので、すべて手探りで時間ばかりかかる。
なんとか取りつけできた。もう二度としたくない感じだ。
これはおそらく奇跡だと思う。LEDの先が重いので、刺したままでじっとしていないのだ。コロンと、前に倒れてしまって、なかなか固定ばねをつけるところまでいかなかった。
さらに、ソケットが心配したとおり、緩いのだ。刺しても、カチッとは取り付けできない。それでも、カバーまでできたので、おそらくそれに押されて、抜けることはないのではないかと思うのだが。
さっそく点灯比較。こちらは、純正のハロゲン。
そして、こちらがLEDだ。思った以上に暗い。
ただ、光る位置がひどくずれたりしていないのは幸いだった。光軸の調整は必要ないだろう。
前から見てみると、かなり眩しい。白い光で、涙のように左右に垂れているポジションのLEDとは釣り合っている。
夜になるのを待って、LEDライトを点灯してみた。ハロゲン同様に、真ん中のところだけが明るくて、周りが暗すぎる。これは、電球というよりは、リフレクターの作りが良くないのではないかと感じる。真ん中ばかり照らして、光が回りに広がっていないのだ。特に下部が暗い。
そのために、暗いという評価なのだろう。これだと、HIDに変えてもあまり変わらないかもしれない。
とにかく、一度、夜に走ってみなければ。
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