2020年9月10日木曜日

Wishで見つけた驚異的激安スマホの本当のスペック

 最近スマホを見ているとWishというアプリの広告がよく出る。調べてみるととんでもないスペックの製品をとんでもない低価格で売っている。どうしてそんな事かできるかわからない。


例えばこれだ。Wishのサイトにもリンクしておく。

Wish P45 Pro+


製品名はP45 Pro+と、HUAWEIの製品のパクリで有ることは間違いない。しかし、そのスペックがすごい。メモリ8GBで、ストレージが256GB。

どんなに貧弱なCPUであってもここのスペックなら2万円程度はしそうだ。

それが、この価格だ。7千円台とは驚く。スペックの翻訳したものはこんな具合。

特徴:-6.3インチフルディスプレイ
P45 Pro +は、6.3インチの画面で80%の画面と身体の比率を実現し、常に望んでいた視聴体験を提供します
-16MPフロントカメラクリアでスタイリッシュなセルフィーP45 Pro +の世界-最先端の16メガピクセルのフロントカメラで、自分らしさを芸術作品に変えましょう。必要なときはいつでも、薄暗い光の中でも、より高い明るさ、色の鮮やかさ、鮮明さ、ダイナミックレンジを体験できます。P45 Pro +がすぐそこにあり、すべての瞬間を非常にクリアな精度でキャプチャし、自分撮りを傑作に変えて、あらゆる写真に映し出します。
-リアHDカメラP45 Pro +は、32MPカメラの組み合わせを備えています。メインカメラは大きなf / 1.8の絞りと1.28umピクセルをスポーツします。
世界の主要な50の通信事業者のネットワークをサポートし、メモリカードのインストールをサポートして、ストレージスペースをより豊富に、より快適に利用できるようにします。

仕様:工場直販、高品質、低価格が私たちの目標であり使命です!
モデル番号:P45 Pro + 
CPU:MTK6875 Octa Core 
SIM / TF:2 SIMカードスロット+ 1 TFカードスロット(最大サポート拡張128GB)
画面:6.3インチフルスクリーン
解像度:1400 * 3200
カメラ:フロントカメラ16MP +リアカメラ32MP
メモリ:8GB RAM + 256GB ROM
システム:Android 10.0システム
バッテリー:4800mAh高密度リチウムイオンバッテリー
ネットワーク:GSM850 / 900/1800 / 1900MHz、3G:WCDMA850 / 2100MHz、4G(サポート5G
振動:サポート
マルチメディア:MP3 / MP4 / 3GP / FMラジオ/ Bluetooth
マルチ機能:フルスクリーン、顔認識、画面指紋、デュアルSIM、Wifi、GPS、重力センサー、アラーム、カレンダー、電卓、オーディオレコーダー、ビデオレコーダー、WAP / MMS / GPR、画像ビューア、電子書籍、世界時計
言語:多言語サポート

なんと、5Gにも対応しているとか、解像度も相当高い。ただ、正直なスペックもあったりする。それがカメラだ。画像を見ると全面カメラは5つもレンスが付いているように見えるが、スペックでは1カメラのみになっている。それでも、32MPとは高解像度なカメラだ。


なんといっても、凄いのは。この液晶内のタッチセンサーだ。たしかに、HUAWEI P30からは液晶指紋センサーとなっている。この価格でこのスペックはあり得ない。

だが、AliExpressを見てみると同じものだと思われる製品が出ている。

製品名もP45 Pro+と全く同じ。そして液晶指紋センサーも同じだ。しかも、こちらは価格が更に安くて5千円もしないという低価格。

だが、おそらくこちらが元なんじゃないかと思える。このP40とかP45とかを購入したというレビュー記事がいくつかあったが、実スペックはかなり低くて、メモリはなんと1GB、ストレージは8GBと貧弱そのもの。

実際AliExpressの製品説明と同じだ。以下記載する。

特徴:

1。フロントカメラ 2 メガピクセル、 12.0 口径、固定焦点距離リアカメラ 8 メガピクセル、色f1.8 開口、オートフォーカス。
2。サポートインテリジェントウェイクアップ、顔認識、画面上の偽指紋ロック解除wifi/bt/fm/gps/マイクロusb/3.5 ミリメートルヘッドセット。
3。メモリカードデュアルカードデュアルスタンバイ、同時にサポートtfカード (最大拡張 128 グラム)。


説明:
サポート同時インストールの 2 simカードとtfカード。

仕様:
製品モデル: p45pro +
画面サイズ: 6.1 インチ
解像度: 480*960 ピクセル
プロセッサ: mtk6580 クアッドコア 4 コアcpu
オペレーティングシステム: アンドロイド 5.1 、touchwizインタフェースシステム
をメモリ: ram: 1 ギガバイト + ROM8GB
バッテリー容量: 2200mah
ネットワークシステム: 2g-gsm850 / 900 / 1800 / 1900 、中国モバイル/ユニコム 2 グラム、 3g-wcdma850 / 1900 / 2100 、ユニコム 3 グラム、gsm4 周波数デュアルカードデュアルスタンバイ

かなりの低スペックであることが分かる。これらのスペックをあたかも高いスペックの様にシステムを書き換えて設定などで表示させている。特にWishのが5G対応を謳っているのに対して、こちらはなんと3Gまでしか対応していない。日本のSIMで動作するかはわからないな。

ただ、こんなに低いスペックでも意外になんとか動いているものもあるようだ。それで、ネタとして購入してみることにした。完全なおもちゃとしてだ。

恐らく届くのには1ヶ月くらいはかかるだろうから、紹介できるのは10月下旬かな。ちゃんと届いたらという条件だが。以前のタブレットは結局届かなかった。

楽しみに待て。


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