2020年5月11日月曜日

POCKETALK W

私は以前は海外にも何度か行ったことがあるが、最近では本当にご無沙汰している。ただ、コンピュータ関係を仕事にしているので英語に接する機会はある。

そのためも有って、以前からPOCKETALK(以下ポケトーク)という翻訳機が気になっていた。しかし、ちょっと試すには高価であるし、購入には至っていなかった。

ポケトークには、現在売られている最新機種がポケトークSで、これはカメラ付きで文字も撮影して翻訳できるというすぐれものだ。そのひと世代前が、ポケトークWでカメラ機能がないことは除けば機能的にはほぼ同じだ。ポケトークWは2年契約のどの国でも使えるSIM付きで約2万円ちょっと(上の画像は税抜だ)。

ところが、この他にも、SIMが付かないポケトークW WiFiというのがあって、安く売っているのを見つけたので買ってみた。もちろん本格的に外で使用するのには通信SIM付きが良いに決まっている。しかし、もし使えなかったら無駄になってしまう。それで、お試しで購入してみた。

パッケージはスマートフォンよりちょっと小さめ。説明のDVDが付属する。

これが本体とUSBケーブル。まずは本体をよく見てみよう。

まずは裏側。特になにもない。下にストラップポールが付いている。

左側面。ここにはSIMスロットがある。ちなみにSIMサイズはnanoらしい。

右側面には、電源ボタン。

下には充電用のUSB端子がある。

上面には、穴がいっぱい空いている。おそらくここにマイクとスヒーカーが内蔵されているのだろう。

付属のケーブルを見るとUSB Type-Cだ。

表面の下には2つのボタンがあめが、なんのボタンかは印刷されていない。

さっそく電源を入れると、セットアップが始まる。

ここで、WiFiの設定を行って接続できるようになると、ソフトアップデートが行われる。


初期状態では、左のボタンが日本語になっていてこれを押すと「話してください」と表示されるので日本語を話すと、それが見事に文字の日本語になっていく。反応速度は驚くほど速い。

しかもかなりの長文も可能だ。

話し終わって、ボタンを離すとこれまた一瞬で、英語に翻訳されて英語の音声が出てくる。

喋ったのはこれ。

翻訳がこれ。

本当に日本語の認識率も高く、翻訳も素早いのに驚いた。

流石にオレオレ詐欺は難しい。ちなみにGoogle編訳だと「Me scam」と翻訳される。下の「私は詐欺です。」は、上で翻訳された「I'm a scam」を右のボタンを押して翻訳させた結果だ。どうも、Google翻訳ともに、オレオレ詐欺は単なる詐欺に変換されるようだ。

私などは、おじいさんやおばあさんは、grandfatherとgrandmotherと思っていたが、そうでもないのか。この場合は、an が付いていることからも、自分の親戚ではなく、一般的な年寄に翻訳されているのだろう。もしかすると、すごく賢いのかも知れない。

ということで、かなりいい。このような翻訳が、どこでも使えるのなら素晴らしいことだ。電話の声でも大丈夫ならさらに素晴らしい。身振り手振りが使えない電話はかなり難易度が高いのだ。

一人でサンフランシスコにいった時に、電話で乗り合いタクシーを頼もうとしたが、全然言葉がわからなくて困ったことが有った。特に、南米から来ていると思われる人たちは英語とは言っても、訛りというか発音が異なる。それがアメリカでは普通なのだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿