ただ、ビデオや音楽などはあまり利用していなかったのが実情だった。しかし、この緊急事態宣言下では、外出もままならない。それで、以前からせっかくAmazon Primeに入っているのに動画配信サービスはたいして使ってこなかったので、使ってみようとして、先日記事にしたスターウォーズのエピソード9の視聴につながった。
その使い勝手や作品数の多さなどを見直して驚いているのが本当のところ。
今回はAmazon Prime Videoの一部作品を紹介しよう。
これが、Amazon Primeのページだ。本当にたくさんのコンテンツがある。映画、アニメ、TVドラマ(国内/海外)。かなり古い作品もあり、懐かしむこともできる。これを、Amazon echo Show5 などのモニタ付きスマートスピーカーや、最近のTVにもAmazon Primeが見れるようになっている。もう殆どケーブルテレビ並だ。
最新の映画などは、レンタルで見ることもできるので低価格でもある。
特にAmazon Primeに入っているのなら、見放題というカテゴリがある。
特にAmazonオリジナルというAmazon Prime Videoでしか配信されていないコンテンツもある。その中で最近見た2作品を紹介しよう。(ただし、国内での話。版権はAmazonが持っているわけではなく別だ。そのため今後メディア化や国内の有料/無料放送などで配信される可能性はある。)
まず最初は、スター・トレック:ピカードだ。
ストートレックのTVシリーズは6作品あるが、元祖がミスター・スポックで有名な「宇宙大作戦」で、その次が「新スタートレック(Star Trek: The Next Generation)
」となっている。その「新スタートレック」の船長がピカードで、この作品は船長退役後の後日談となっている。これが現存するスタートレックTVシリーズの最新作で、第7シリーズ作品となる。
ピカード役のパトリック・スチュワートは、映画「X-メン」シリーズでも有名だ。ただ、「新スタートレック」は1987年制作なので80歳近い(今年の7月13日で80歳だ)。しかしこれに出てくるピカードも同様なのだが、とても80歳近い老人とは思えない。ちなみに、彼は主役のピカード役は当然として、製作総指揮も兼ねている。
物語としては、「新スタートレック」に出てきたデータ(ピカードを助けるために死んだ事になっている)という人工生命人間がいるが、おなじ人工生命人間たちが火星で暴動を起こして多数の人間を殺害するという事件から始まる。ピカードは人工生命人間の仕業ではないとの抗議を退役を匂わせて行ったが、宇宙艦隊はそれを飲まずピカードはそのまま退役となってしまう。そして人工生命を禁止してしまう。
退役してワイン農場で余生を送っていたピカードのところに、若い女性がやってくる。それが実はデータの神経系を転写された彼の娘であることを知る。彼女はピカードに助けを求めてやってきたのだ。しかし、その彼女は闇の組織に殺されてしまう。だが、彼女には双子の姉妹がいた事がわかり、ピカードは闇の組織が彼女の姉妹をも狙っていると考えて、彼女を探すことになる。
といったお話だが、とにかく映像が綺麗でびっくり。以前の面白おかしくという路線だけではなく、映像美も追求しているあたりが、とてもTVドラマとは思えないクオリティを感じる。そしてスタートレックファンならば、他のシリーズにも出てきた懐かしい人達も出てきて、思わずニンマリしてしまう。
話自体もとても面白く一気に全10話を見てしまった。おすすめだ。
そして2作品目は、全6シーリーズにもなっているボッシュ/BOSCHだ。こちらは刑事モノで、アクションシーンがすごいとかそういうものではなく、じわじわと来る感じの作品だ。
ロサンゼルス市警察を舞台としたドラマで、タイタス・ウェリヴァー演じるハリー・ボッシュ刑事の物語。バツイチで別れた妻との間に14際の娘がいる。物語の始まりははちょっと重めで、容疑者を追跡中に射殺してしまった件で、裁判沙汰となっている。刑事の職を奪われかねない事態だ。
そんななか、住宅街の近くにある険しい山の中で犬が人間の骨を見つけたと通報があり、調査のために出向く。犬の飼い主は、もと医師の老人で、骨は虐待を受けた子供ではないかと話す。そしてその調査が始まった。事件は、後で少年とわかった犠牲者が頭部を強打されて死亡したことがわかり、殺人事件となった。
しかし、実際にはこれは単なるきっかけでしかなかった。バンに乗っていた男をたまたま尋問したところ、リアに男の死体が発見される。そして男は逮捕され、刑務所に入れられる。その中で、ニュースを見ていたこの男は、この子供を殺したのは俺だと自白。殺害現場の検証にこの男と検事などとともに出向く事になった。ところが、ここでまんまとこの男に逃げられてしまう。
この脱獄した男が、実はボッシュと過去に関係があることがわかってきたりと、色々と複雑な話になってくる。第1シーリズは、この犯人とボッシュとの対決が主に描かれている。
これも、かなりクオリティの高い作品。ただ、単純にドンパチやるような活劇ではなく、じっくりと見て楽しむ作品。実はまだ、シーズン1しか見終わっていないが、シーズン6まであり、ファイナルシーズンとして7シーズンが予定されている。まだまだこれから楽しむ事ができるとワクワクしている。
こちらも、映像がかなりよい。いつも低画質で録画して見ているからそう思うのかも知れないが。特にオープニングは素晴らしい。まるで未来都市のようだ。
ちなみに主演のタイタス・ウェリヴァーはよく見る顔だと思ったが、調べてみると確かに沢山のドラマに出演していた。ただ、ほとんどが1話とか数話程度。主演は本作が初めてのようだ。
ということで、Amazon Prime Videoの作品紹介だった。自宅から出られないこの時期、おそらくレンタルビオよりもかなりお安くたくさんの作品が見られるオンラインビデオサービスだと思う。もちろん最新のものは有料になってしまうが、無料のものも上のページ画像のようにたくさんある。これだけ見れて、年間4,900円(だいぶ値上がりしている。以前は3,980円だったはず)、もしくは月額500円だ。しかも、ビデオだけではなく、本なども無料で見れるものもある。
ドラマや映画好きならば、一度検討してはどうかと思う。
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