2020年4月16日木曜日

HONDA フリード ハイブリッド GP3 ナビ地図更新に一苦労

今回購入したフリードには、社外品のナビが搭載されている。

いつ頃の製品なのかはわからないが、

とりあえず地図データを確認してみると2014年のものだった。これでは最近できた高速道路などは登録されていないので恐ろしくて使えない。

液晶画面を開けてみると、光ディスクドライブと、小さなB-CASカードスロット、そしてユーザ用のSDカードスロットがあるのみだった。モビリオにつけた富士通テンのカーナビは地図データ用のSDカードスロットが有ったが、こちらにはないので、内蔵フラッシュメモリーに地図データが書き込まれているのだろう。

とりあえず、地図更新ができるか調べてみた。
Pioneerのサイトに行くと、かなり色々とカーナビがあるようだ。

車の説明書と一緒にカーナビの取説もあったので見てみると、MRZ09とMRZ07と2つ書いてある。インターネットで調べると07はワンセグチューナーで09はフルセグとわかった。このナビにはフルセグのテレビ機能があるので、機種名はAVIC-MRZ09だとわかった。

それで、再びにPioneerのサイトで機種名を探し当てたので、その機種名をクリックすると

MapFanのサイトに飛ばされた。どうやらここで地図データを購入するらしい。だろウンロード版とSDカード版があるようだ。当然面倒なのでダウンロード版にしようと思ったが、16,000円(税別)と高い。税込みで17,600円だ。

だが、赤文字を読むと、年額3,600円(税抜価格。税込みだと3,960円)で更新できるらしい。これならやすい。毎年更新するにしても、この価格なら十分リーズナブルだ。

この赤文字もリンクになっているのでさらにクリック。しかしなかなか目的のページに行かない。すると、上のページに飛ばされた。そして、3,600円の下にある詳細ページに行ってみる。

なんだか、色々とページが入り組んでいてわかりにくいこと。どんなやつがこのサイトを作ったんだと言いたくなる。また、表示されたページの赤枠をクリックした。

するとこのページに来た。どうやら手順としては、まずは更新のためのアプリをダウンロードしてインストールする必要があるようだ。そして、SDカードを用意しろとある。地図用のSDカードはなかったので、空のSDカードを用意すればいいのだろう。

とりあえず、アプリをPCにダウンロードして起動してみた。

すると、SDカードが見つからないというエラーになる。

なるほど、PCにSDカードをカードリーダーで書き込める状態にしておかないといけないのか。

と、用意したSDカードをカードリーダに入れてPCのUSBポートに挿してから、アプリを起動してみたが、まだSDカードがないという。おかしいなぁ。

ということで、マニュアルがPDFで記載されていたのでダウンロードして印刷した。これて手順のとおりにすればいいだろう。

どうやら、単なる空のSDカードではなくて、一旦ナビに入れて登録しないといけないらしい。空のSDカードをいれると、PCリンク用として登録しますかと表示されるらしい。

ということで、フリードのところに行って、ナビを起動してSDカードを入れてみたが、なんの反応もない。

おかしいなあともう一度取説を見ると、

ナビの設定に、登録のメッセージを表示するかを設定するところがあるとのこと。本当にめんどくさい。はじめからそう書けよ、と言いたい。手順としてまずはこの設定を確認してから、SDカード挿入だろう。

また、フリードに戻ってエンジンを掛けて、ナビを操作。設定を選択する。

そして、確認メッセージの表示がOFFになっていた。これをONにして、SDカードを入れた。

今度はちゃんと登録のメッセージが出た。

そして、SDカード登録したあとで、PCの前に戻り、このSDカードをPCに挿入。
ここで、やっと

このような画面が出た。まずは、登録しないといけないらしいので、MapFanの画面で登録して支払い処理をして、ナビ更新のときに入れるというクーポンコードをゲットした。これで、更新データが得られるらしい。

ということで、アプリを起動してニックネームとバスコードをMapFanで登録したものを入れてみたが違うという。

よくよく見ると、上のお客様登録とはMapFanではなくPioneerのお客様登録しないといけないらしい。なんと面倒なのだ。2つも登録しないといけないのか。


しかたなく、Pioneerのお客様登録サイドで「新規登録のお客様はこちら」をクリック。

そうすると、ユーザ名とか住所とか色々と記入して行くと、上の画面まで来た。赤枠のところに来てはたと困ってしまった。そうナビごとの製造番号を入れないといけない。製造番号は製品保証書に記載されているとある。だが、ナビの取説はあるが古い機種で中古ということもあり、製品保証書がない。

ということは、ナビを取り外して裏側を見ないといけないということか。

買ったばかりでナビの外し方もよくわからない。購入したホンダの中古販売店に電話して事情を説明したら、来てくださいという。それで、行ってみるとセールス担当が作業着を着て待っていた。そして、自分でナビを外して裏の写真を撮ってきてくれた。サービマンではないものの、車自体はよく知っているので出先でもできることはやっているらしい。私なら1時間とかかかると思われるのに、10分もかからなかった。せっかくなので、外し方も教わってきた。

これが撮ってきてくれた写真。SERIAL NO.というのがおそらく製造番号だろう。

無料でしてくれたので、感謝感謝だ。

で、さっそく帰宅してから先程のPioneerのお客様登録画面で製品番号欄にこの写真のSERIAL NO.を入力して、[登録]ボタンを押した。

すると、この製品番号はすでに登録済みですと表示されて登録できない、がっくり。そうだろうな、前のユーザ...、一体このフリードは何人の人がユーザになったのだろう。それすらわからない。すでにお金も支払っているのに、ナビ更新できないのか...。

いや、諦められない。それで、Pioneerお客様相談に電話した。すると、女性が出てそういうことでしたらすでに登録されているデータを削除しないといけませんと、ただ、お客様相談の部署ではできないので、別の部署に電話してくださいと電話番号を教えてくれた。さらに、その際にナビのデバイスナンバーが必要ですと。

ナビ設定の中にある情報に、デバイスナンバーが表示されますのでそれを確認してくださいとのこと。


またもや、フリードのエンジンを掛けてナビが起動したら、設定をひらき、情報をタッチした。

デバイナンバーが表示されたので、これをメモ。

教えてもらった電話番号に電話して再び事情を説明し、車体のSERIAL NO.やデバイスナンバーを告知したら、やっと現在の登録者を削除してくれた。

これで、やっとお客様登録ができた。そして、ここで登録したニックネームとパスコードをアプリを起動して入力した。

すると、ナビ更新購入画面が出るので、支払い方法でMapFanで得たクーポンコードを入力して購入する事ができた。

長かった....。そこで、データ更新パスワードなる何文字もある長い文字列が表示される。それを印刷しておいた。

アプリのナビデータのダウンロードが始まった。すると、残り時間1時間20分。なんでそんなにかかるんだ? そうだ、16GBのSDカードが必要だと書かれいた。ということは、16GB分ダウンロードするのか。

結局本当に1時間以上かかり、さらにダウンロードしたデータをSDカードに書き込むのにもかなりかかった。

やっと出来た更新用SDカード。

今度こそ最後だと、フリードのエンジンを掛けて、カードを挿入。パスワード入力画面が出てきた。

長いパスコードを、感度の悪いタッチパネルで1文字ずついれいく。そして、最後に何度も確認した。ただ、印刷されたパスワードは英字が大文字なのだが、ナビの方では小文字しか入力出ないのが気になったが、大文字が入力できないのでは仕方ない。最後に[入力完了]のボタンを押した。

バージョンアップが開始された。やっとだ。と喜んたのもつかの間。

そこには50分の文字が...。まだ50分もかかるのか。

それだけならいいが、ナビの電源を切らないようにするためにはフリードのエンジンをかけた状態のままにしないといけない。ということは、当然ながら車からも出られない。

待つこと50分やっと更新完了。

と思ったら、まだなにかしている。

朝から初めてもう4時過ぎだ。17km/lを指していた燃費は13.0km/lまで落ちている。そりゃそうだろう、エンジンかけっぱなしで1時間以上だ。その前にもなんどもエンジンをかけている。

待つこと数分、やっとナビが起動した。終わったと思ったが...

よく見ると、更新中の文字が。結局数10分以上待ったが消えないのでエンジンを切った。だめだったら、また更新しよう。

結局、次の日もエンジンをかけたら、更新中のままだったが、夕刻帰り道で更新中が消えた。

それにしても地図更新がこんなに面倒だとは思わなかった。いままで中古車はなん台か買っているが、ナビ付きはこれが初めてだった。

中古車に付いているナビを更新するのはかなり大変だと言うことを知った。


しかし、まあ、モビリオにつけていたナビとほぼ同等の機能だったので、使い続けたかった。新たに購入したらまた数万円かかる。このナビ自体にはなんの不満もない。

そのうえ、フリードのハンドルに付いているナビAV関連操作用ボタンが使えるようになっている。ハンドルを握ったままで音量の上げ下げや、曲送り、戻し、音源選択などができる。便利この上ない。ナビ操作(地図)は画面タッチでしか出来ないので仕方ない。

とりあえず、これで地図も最新のものになったので使えるだろう。


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