デジタルグッズとバイクの日々: SUZUKI GSX-S1000F 車検

GSX-S1000Fの初めての車検だ。やはり光軸が一番気になる。北九州車検場から10分くらいのところにレッドバロンがあり、いつもここで光軸の調整をお願いしている。

今回も事前に電話をして、車検の前日に伺った。ところが、今回はいつもと違う若い人が出てきて、このバイク、ウチで購入されたんですか? と聞くので、違うと答えると。ちょっと待ってください。と言って事務所に戻っていった。そして、実はシステムが変わってご購入いただいたバイクのみしか受け付けられなくなったというのだ。電話の時には、そのようなことは全く聞かれもしなかった。まあ、いままて買ったこともないのに光軸の調整だけしてもらって助かっていたのだが、最近のバイク屋はそういう融通の利かないところが増えている。何しろ、購入したバイク屋は光軸の調整はしていませんというのだからあきれる。本当にちゃんと整備できるのかねと思ってしまう。まあ、いままで新車の時の1か月点検とオイル交換しかしてもらったことはないが。

それで、どこかできるところはないかと聞いたら、大洋パーツというところがやっているらしいとのこと。ただ、店員も行ったことは無いらしい。

それで、大体の場所を聞いて行ってみたのだが、見つけられなかった。前日で時間的な余裕もない。

仕方なく、とりあえず、直接車検を受けてみて駄目だったら、もう一度探してみることにした。

前日まで天気予報に雨マークが出ていて心配したが、当日は、天気が良く、うだるような暑さ。特に湿度が高くてむしむしして暑くてたまらない。一応メッシュジャケットを着て行ったのだが、下着が汗でびっしょりになるくらいだった。

書類も事前に用意できなかったので、車検の事務所の横にある代書屋があるところに向かう。

交通会館という。

交通会館は平屋の小屋みたいな感じだ。

ここで、印紙や、自賠責保険なども扱っている。だが今回はちょっといままでと異なっていた。先に、車検の受付に行って書類を作ってきてくれというのだ。

それで、事務所に向かった。

すると、こんな端末が置いてある。

右のバーコードリーダーに車検証をかざすと、検査表を印刷してくれるのだ。

それがこれだ。個人情報の部分はモザイクしているが、いままではこの部分に記入する必要があったが、印刷してくれるようになったので、なにも記入しなくてよい。助かる。そして再び交通会館戻って、印紙を貼ってもらったのが上の写真だ。

印紙を購入して、再び事務所に戻って、受付に出すと、1つだけ「継続検査申請書」に車検証に記載のバイクの登録番号と、車体番号、そして申請者と受検者名、住所を記載してくださいといって用紙を渡された。これも、印刷してくれればいいのに。と思いつつ、記入してそのまま車検場に向かった。

まずは、バイクの各所のサイズを計測。シールドを交換していたが、今回は改造申請は必要なかったようだ。ウインカーやストップランプ、クラクション、ハンドルロックなどをチェックした。

そして、ブレーキ、速度計、光軸、排ガス検査を行う。GSX S1000Fの速度はリアホイールから取っているものと思ったら、フロントホイールからだった。

そして光軸検査。心配したとおり、光軸がずれていると×になってしまった。20cmくらい高いとのこと。

それで、駐車場までGSX-S1000Fを持って行ってから、大洋パーツを探すと、

近くにあることはわかるのだが、道がない。調べたら電話番号が分かったので、電話して聞いてみた。すぐに持ってきてくれれば調整できますという。場所も教えてもらったので、行ってみた。

これは、Google mapのストリートビューなのだが、ちょっと奥まったところに建物があるのだが、行ってみると看板がなくなっていて、かなりぼろい建屋があるのみ。近づくと、男性が手を振りながら建物から出てきてくれたので、ここだとわかった。

2名で光軸の調整をしてくれたが、GSX-S1000Fは右のカウルの上カバーを外さないと、調整ボルトがどこにあるかわからない。それで、六角ねじを外してもらってから、タンクをウエスで養生して、私がカバーを外した。そして、調整をしてくれたのだが、その間中、バイクにまたがっていなくてはならず、ファンが回りっぱなしで熱風が上がってきて暑くてたまらなかった。

それでも、かなりきっちりと調整してくれたようで、車検場にもっていったら一発合格だった。腕は確かなようだ。料金は2,000円だった。レッドバロンでは、国産車は1,500円だったが、BMW R1100RSは外車ということで、倍の3,000円だった。これだけきっちりと調整してくれて2,000円ならば文句は言えないだろう。今後は、こちらにお世話になることにしよう。助かった。