その前にF850GSのスペックだが、
シート高815mmは日本仕様のローシート仕様だろうと思われる。その他の詳細は以下。
これを見るとベースシート高は860mmとなっている。試乗車は、シートが高くて174cmの私でもつま先ツンツン状態だったから、間違いなく860mmだ。F750GSもあったが、それらは余裕で足が付いたので、815mmなのだろう。試乗したF850に比べて、かなり車体が沈んでおり、サスペンションストロークは短い感じだ。悪路も走りたいのなら、860mmを選んだ方がいい。もちろん、足が付くという条件付きだが。
エンジンは853ccの並列2気筒DOHC。出力は95馬力と意外にある。
試乗した感想だが、853ccとそこそこの排気量があることになっているが、実際に乗ると低速トルクが薄い感じがして発進はちょっと気を遣う感じだった。これは、同行したすぎやんも同意見だったので間違いない。
さらに、エンジン音もいたたけない。ガシャガシャというメカノイズが大きく、排気音はほとんど聞こえない。正直言って楽しいエンジンじゃない。それでも、回せばそこそこパワーはある感じはした。でも、こういうオフロードタイプならば、もう少し低速が強いほうがキャラクターにあっていると思う。
試乗車は足つきが良くなかったので止るのがちょっとつらい。でも、走っておれば、視界もよくていい感じだ。ただ、シールドがほとんどお飾り程度の高さしか無くて、風防の役目はほとんどないと思っていい。
そして、車体重量だが、スペックでは236kgと思った以上にあるのだが、乗っているととても軽く感じた。ただ、ホイールが大きいので、機敏に倒せる感じではなく、粘っこく倒れていく感じだ。ただ、その方が倒すときに外側にやや引っ張られて倒れていくので安心感は高い。
それでは、動画をご覧いただこう。試乗時はノーカットだ。
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