2019年1月14日月曜日

GPD Pocket2 Amber Black

GPD Pocketが出てから、とても気になっていた。小さいPCは、とても興味がある。以前に、SONY U1とか、工人舎の7インチPCとかを持っていたことがある。

昔は、国産しかないかったのに、最近は中国製ばかりだ。それも、時代なのかもしれない。今の国産メーカーは、とにかく面白くないし、PCメーカーとして残っているのは、ほとんどないと言っていい。

ただこのPocket、そしてそのそっくりさんであるOne Netbook ともに、Atom系のCPUで、現在CHUWI Hi10 PROを所有しているので控えていた。どうも、Atom系は、USBインターフェイスに問題があるらしいし。実際、CHUWI Hi10 PROもあまり調子よくない。

それが、どちらもパフォーマンスの高いCore M系のCPUを搭載してきたバージョン2をリリースしてきた。しかし、高すぎる。中華PCに7万円以上は無理だろう。

そう、思っていたら、GPD Pocket2に、Amber BlackバージョンがIndiegogoに出てきた。これが、435ドルと日本円にして5万円を切る価格になっていた。

スペックを見ると、CPUが残念ながら、Core M3からCeleronになっており、かなりのパフォーマンスダウンが考えられる。だが、CPU自体のスペックを見ると、クロックが1.1GHz(Core M3)と1.5GHz(Celeron)で、Amber Blackの方が高い。コア数はどちらも2コア。ただし、Core M3はハイパースレッディングに対応し、4コア相当に見れるようになっている。これならば、そんなにパフォーマンスが下がらないかもしれない。と、思ったが、Core M3はクロックが最大3.4GHzまで上がる仕様なので、実質1/2程度のパフォーマンスになるのだろう。

バッテリー寿命は、Amber Blackの方が、8~10時間と、オリジナルの6~8時間を上回る。この差異は、Core M3のクロックが最大3.4GHzまで上がる事が影響しているのだろう。

もう一つは、メモリが8GBから4GBになっている。まあ、Windows 10ならば、4GB有れば、そんなにひどいことは無いだろう。

ストレージ容量は、128GBとどちらも同じだ。

デザインは、
こちらが、Pocket2のオリジナル。シルバー基調で、ブラックのキーボード。

たいして、Amber Blackバージョンは、全部ブラックでなかなかいいではないか。

これを見て、思わず注文してしまった。

年なので、小さい画面が大丈夫か気になったが、現在メインで使っているタブレットだって、8インチでそうたいして変わらないだろう。もっと画面の小さいスマートフォンでも使えているのだし。

操作に関しては、タッチパネルに対応しているので、キーボードだけよりもいい。

なお、注文後メールが来て、

日本語のキーボードに無料で対応するといってきた。ほう、日本語のキーボードがつくのかと早合点して喜んだら、そうではなくてシールらしい。キーボードのキートップに、上記キーボードのシールを一つ一つ張り付けるとのこと。めんどくさそうだが、いままではこんなことは無かった。日本向けにかなり注力しているようだ。

実は、私はかな入力なのだ。そのため、この対応はうれしい。ポメラもかな入力が使えるのが大きかったのだ。

もちろん、このキー配置用のドライバーも提供されるとのこと。

この日本語キーシールは、別売りもされていて、20ドルとのことだ。ちょっと高すぎな気がする。何しろ、補修部品のキーボードそのものそのが、23ドルで買えるのだから。

口コミを見ると、この日本語キーシールをすでに入手している人もいるようだが、トラブっているようだ。やはり、張り付ける仕様というのは、簡単ではないようだ。たしかに、手触りや、耐久性は大いに気になる点だ。

なお、Amber Blackは思った程売れ行きはよくないのか、いまだに注文を受け付けているようだ。

■Indiegogo GPD Pocket 2:7.0 'UMPC-Laptop' WIN 10 OS '
https://www.indiegogo.com/projects/gpd-pocket2-7-0-umpc-laptop-win-10-os#/

と思ったが、今見たら、普通の製品のみになっている。

ストレージに関しては、インターフェイスがUSB3.0対応で、外付けで大容量外付けHDDも繋げる。USBメモリも大容量のものが増えているし、microSDカーでもいいかもしれない。小型のUSBメモリもある。ストレージに関しては、問題ないだろう。

1月10日頃から発送開始らしい。と聞いていたら、発送のメールが来たが、トラッキングナンバーでは、不明のままだ。ちょっと心配だが、おそらくは中国から発送されるのだろう。少なくとも今月中には届くのではないかと、期待している。

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