九州自動車道に乗って、植木まで走った。
そこからは、下道をひたすら東に進む。すでに地震の影響も感じられなかった。だが、ちょっと山間部に入ると、御覧のように車は少なかった。まあ、快適に走れたので良かったのだが。でも、地元からすれば、やはり、観光客の減少は気になるところだろう。
心配は必要ない感じだとお伝えしておこう。
着いたのは広い駐車場。観光バスもあまり多くない。
車から降りて、草履に履き替えた。
200mほど歩く。
着いたのは、菊池渓谷。ここも、入場禁止になっていたが、現在は天災の爪痕は感じられなかった。ちなみに駐車場代が200円で、入場料が一人100円だった。
冷たい水に浸かろうと、草履できたが、道は思った以上に良くない。すぐに足の皮がひりひりとして痛くなってきた。草履で歩くようなところではなかった。後悔。家族たちも、「足が痛い!」を連発。
しかし、川の流れはとても綺麗だ。
大きさは小さいが、なかなかの迫力だ。
ここには、過去に一度来たことがあるのだが、その時にはこの岩場を歩いた記憶がある。今年は、水量が多くて、とても歩ける状況になかった。
それでも、水辺まで近づいて皮がひん剥けそうな足を水につけてみた。とても、冷たい。おそらく15度以下だろう。下界の気温は30度を優に超えていたので、痛くなるほど冷たく感じた。
滝に近づくと、まるで、クーラーのように涼しを通り越して、冷たい空気がわっと押し寄せる。気持ちいい。本当は一番奥の橋まで行くつもりだったが、足が痛くて途中で帰ることにした。無理して、本当に足の皮がむけたら最悪だ。
出口付近にある、きくち渓谷館。
ここで、食事することにした。
頼んだのは、折角来たのでと山女魚定食にした。しかし、出てきたのはこれ。魚は少し焦げてしまっていて、パサついている。これで、1,200円とは信じられない。
このレストランの1階というか半地下でも、山女魚の塩焼きを売っているのだが、こちらは500円だ。つまり、魚以外が700円ということになるが、普通だったら、この質なら200円だろう。つまり、700円までなら我慢できる気がする。しかし、1,200円は論外だ。しかも、注文してから実際に食事が出て来るのに20分以上かかっている。その上、家族4人分が一度に出てこずに、5分おきに出てくる始末だ。
質も最低なら、サービスもだ。二度とここで食事することはないだろう。
ちなみに、食事後、この下の塩焼きを買って食べてみたが、同じ魚とは思えないくらいに旨かった。魚を焼いている親父は、年季が入っていて、焼き方がうまいのだろう。ほくほくしていて最高だった。
もしかすると同じものなのかもしれないが、レストランの魚は、焼いてから時間が経ちすぎていたのかもしれない。
今回の旅行で一番の後悔事項だった。
早めに、渓谷を出ることになったので、近所を回ってみることにした。
地図を見たら、水の駅というものが目に留まったので、行ってみることにした。
しかし、釣り堀と、ゴーカートがあるだけで、めぼしものが無かった。ゴーカートは、誰も乗っていなかったし。
奥に行くと。アスレチックがあった。
水の駅という名前にそぐわない気もするが、建設現場の足場に使う鉄パイプで組み立てたものだ。
しかし、当日は30度を優に超える暑さだったので、12時で中止になっていた。
まだ、ホテルに行くには早すぎだったので、さらに何かないか探すと、展望がいいという菊池神社が見つかったので行ってみた。
しかし、閑散としている。かなり奥まで車で行けるのは便利だったが。
しかし、展望は見かけないなぁと、奥まで行くと、
見えた。ちょっと手前の木が邪魔だが。それでも、少しは見ることができた。
なんとか、ホテルのチェックイン時刻である3時になったので、本日の宿泊先に向かった。
泊まったのは、菊池グランドホテル。グランドというには、3階建てとややおとなしい。
だが、風呂場も綺麗で、なかなかいい感じ。
夕食は、大広間で。
思った以上に豪華。
釜めしまで付いている。
さらに、デザートまで。
大満足だった。
次の日の朝食だ。これも、満足した。これで、4人で豪華な2食が付いて3万円はかなりのお値打ちだ。
翌日は、さらに東に向かった。やってきたのは、湯布院の先。
狭霧台。去年はもここ来たことがあったが、その時には、立ち入り禁止となっていたが、綺麗に復活していた。
湯布院の県道216号線は、かなり暑かったが、ここは高台ということもあり、涼しい風が吹いて気持ちよかった。
景色も最高だ。
別府にある「うみたまご」にやってきた。以前はよく来ていたが、子供たちが大きくなってからは来ていなかった。久しぶりに行ってみたいというのでやってきた。
かなりの人出だった。第一駐車場は満車で止められず、第二駐車場まで行くことになった。
しかし、迫力がある。
綺麗だ。
展示の仕方がいいのだろう。
これは、イソギンチャク。
クラゲだ。幻想的。
時間を忘れて見とれていた。
今回は、女性の清掃員が、水槽を、中から掃除していた。スタイル抜群の方だ。
イルカもここの名物だ。しかし、外に出ると、うだるような暑さで参った。
そして、夕刻、来たのは、去年も来た、杉乃井ホテル。今回も10階の天望のいいところだったが、
部屋の広さは、半分しか無くてちょっとがっかり。しかし、料金は去年よりも高いのだ。
ここで、アクアビートや、棚湯を堪能して、翌日帰宅した。
まっ、今回は、一泊目の菊池グランドホテルがななかなか良かったのが印象に残った。
また、モビリオは、三日間で、416km走っていた。さすが車だ、この距離を無給油で走り切った。燃費は、14.1km/lと、とてもよかった。何しろ、四人乗って、エアコンをかけての燃費だ。去年よりもいい。タイヤを新しくしたのが効いているのだろう。
山のくねくねした道も、不安なく走れた。ATR Sports 122はなかなかいいタイヤかもしれない。
おぉ、懐かしの菊地渓谷! 実は実家が福岡なので昔よく行っていました。500円の山女魚を食べていましたが、いつも美味しかったなぁと言う記憶だけです。奥の橋まで行けなくて残念でしたね。
返信削除ぱらちんたさん、
削除返信遅くなりました。すいません。
(メッセージ書き込み通知がきてないのだよな。システムおかしいのかな。)
500円の山女魚なかなか旨いですよね。2階のレストランのは、よくないですが。(;^_^A
実は、そのあとにも行ったので、奥まで行けましたよ。