なんども書いているが、わたしは今まで取り締まられたのは単独走行の時だけだ。
やられた と思った。またもやだ。
だが、少し走ったが、止まれという警官は出てこない。坂道の頂上にすぐ到達した。
しかし、なんだったのだろうか。
気になって仕方ない。
Uターンして確認せずにはおれなかった。
Uターンしたら、後ろからハイペースで車がやってきたので、先に行かせた。
そして、車の後をゆっくりと戻っていくと、
やはり間違いなかった。ただ、私が走っていた方向では無く、対向車線を取り締まっていたようだ。最近はやりのステルスらしく、レーダー探知機は全く無言だった。
先ほどのワゴン車が取り締まりのものだったのだ。ヘルメットをかぶった警官と、立てかけた旗が二本見える。しかし、まったく警察のワゴン車だとは分からない。ロゴもない。過去の取り締まりを見てもみなそうだった。この辺りは、気づかれないようにしているとしか思えない。
すぐ先で再びUターンして、元の道を走り続けた。
どうやら助かった。こんなの珍しい。
しかし、Uターンしたときに先に行かせた車は、かなりのハイスペースだった。なぜ取り締まられなかった?
まだ準備中だったのかもしれない。
そこからは、対向車を見つけるたびに左ハンドルの前側にあるスイッチを連打した。役に立ったかはわからないが。
また、あのようなことがあってはいけないので、前の車に少し距離を置いて走って行った。
道の駅を見つけた。道の駅あさひだ。ナビは、ここから右折せよという。
入っていくと、また細い道だ。
これは違うと、ふたたびUターンして、
道の駅までもどって、右折して元の道に戻る。しかし、信号が赤なので待っていたが、いつまで待っても信号が変わらない。
どうも、このボタンを押さないと変わらないらしい。たしかに押したらすぐに信号が変わった。
もとの道に戻って走った。休もうかとも思ったが、ナビを見ると目的地までまだだいぶある。このままでは、昼までに着くのは難しい。なんとか昼ころまでに着きたいと思い走り続けた。
この道も緩いカーブの続く道で走りよい。
そして、9号線に入った。車が多くなった。
おやっ、前の車が中央線をはみ出ていく。
パトカーが止まっていた。
シーシーバー? 三段シート? を付けたバイクだ。事故ったのか壊れたのか。
乗っていたのは、子供のような女の子達だった。
この9号線本当にまっ直線だ。
そして、以前SLを撮影しにクラブツーで来た、道の駅だ。
道の駅長門峡だった。
その先で、3台シーシーバーを付けたバイクが止まっていた。先ほどの仲間だろうか。
しかし、この変なバイクをかっこいいと思えるセンスが私にはわからない。もちろん子供しかこういうバイクには乗らないのだろうが。子供だから格好と言うよりもおかしな事がしたいのだろうか。
理解不能だ。
どうも、暑さのせいか、変なことばかり考えている。
などと考えながら前を走る黒のプリウスについていったら、
なんだか、変な道に入り込んでしまった。
仕方ないので、道を戻って、途中から左折。今日はナビの調子も変だ。
そこからは、車のいないちょっとへんぴな道に入った。
そこそこ見渡しはいいので走りやすい。
すでに、休憩してから3時間走り続けていた。
ここで右折。
道の駅むいかいちを見つけた。目的地までは、後10数キロ。
しかし、疲れきっていて、尻も痛く、のども渇いて、ちょっと休まないといけないと思い、入ることにした。
道の駅とは言っても、非常に狭かった。
日差しはきつくは無いが、なんだか赤外線を当てられている感じだったので、木陰にバイクを止めた。
テーブルがあったので、ここで一休み。もう12時を過ぎている。しかし、暑さのせいか食欲が無い。飲み物を買って飲んだ。
休んでいたら、目的地とした道の駅ピュアラインにしきにどうしても行かなくてはならないという理由が無い事に気が付いた。無理していくことはない。もう、ここでいいではないかと思い直した。
ここから、六日市のICまではすぐだ。
すでに250kmほど走っていたので、後150km走るのは無理だろう。5リットルほど給油することにした。
そして、インターに向かった。
インターのゲートをくぐった。
高速に乗った途端にトンネルに入った。とても涼しい。少し生き返った感じがした。だが、路面が濡れている。慎重に走った。
トンネルを抜けると、全く車がいない。本当に日曜だろうか。
GSX-S1000Fは本当に高速向きのバイクだと改めて感じた。まるで矢のようにピューンと走って行く。調子がいい。
そこそこのペースで走っていたのだが、その私をさらにいいペースで追い抜いていったバイク。
その後を着いていったが、すぐに出てしまった。
そうだ、高速に入ったのは目的があったのだった。
パーキングエリアがあったので入った。
そこで止まって、
なぞのパーツのスイッチをONにした。
そして、思いっきりアクセルをひねった。
しかし、本来ならばギヤポジションインジケーターが3速固定にならなければならないはずが、6速表示になって、規定速度になるとエンジンは吹けなくなった。
つまり、効果が無かった。
どうも、試しにONにしたときから、仕様と異なる動きをしていると思ったが、心配したとおりに効果が無かった。もしかすると、ECUの仕様が途中で変わったらしいから、その為かもしれない。
しかも、ヘルメツトがズレてとても気持ち悪かった。
どうも、チークパッドがちゃんと着いていないからか、ヘルメットが左右に振られるような感じで、とても気持ち悪い。これでは、安心して走れない。
速度を落として、普通に走っていたが、それでも、向かい風になると少なからずそんな感じになる。しかも、左が緩い。つまり左右で均等ではないために、そのような状態になっているようだ。
これは、危ない。
慌てて、次のPAに入った。ヘルメツトを見ると(写真がないのだが)、左のチークパッドが取れかかっていた。危なかった。走行中に取れていたら大変なことになったかもしれない。なんとか付け直した。そして、例のスイッチをOFFにした。
そこからは、ひたすらゆっくり走り続けた。下関に近づくと、車も増えてきた。
食事も取っていないので、壇ノ浦SAに入ってソフトクリームでもと思った。
しかし、入ってみると、工事中らしく売店は閉まっていた。
仕方ないので、そのまま帰宅した。
途中でガソリンスタンドで給油した。
走行距離は、402.4kmだった。給油量は、13.05リットルだった。途中で給油したので、トータル18.05リットルだ。燃費は、トータルで22.29km/lだった。メーターの燃費計は22.5km/lだったので、かなり正確だ。
しかし、真夏のツーリングはきつい。暑くてぐったりしてしまった。ほとんど休まなかったのも原因だろう。ソロツーリングだと、止まってもひとりぼっちで、のんびり休む気になれない。
しかも、曇天で、日差しは強くなったにもかかわらずだ。
それでも、昼過ぎには帰宅できたので、午後はゆっくり休むことが出来た。
0 件のコメント:
コメントを投稿