目的地は、平戸の大氣圏というあごだしラーメンの有名店だ。3号線から都市高速をとおり、唐津、、伊万里、平戸と、広域農道を絡めて走る。
その日はやや気温が低くて寒かった。出発時は4度だ。温度計はやや高めに出るようなので実際はもっと低かっただろう。
天気予報どうり、完全な雲天だ。気温はあまり上がりそうに無い。今日の装備は、雨を覚悟していることも有り、古いパンツと、これまた古いイエローコーンのジャケットだ。本当は、新たに購入したパンツを試してみたかったのだが、雨も予想されるので少々汚れてもよい服装にした。降っても小ぶり程度だろうと思っていた。
クラッチワイヤーを交換する時間が無かったので、今回はそのままだったが、前回同様に、特に重くはなく、疲れてクラッチが握れないということはなかった。
集合場所に着いたが、誰も居なくて焦った。
が、結果的には7人も集まって、本格的なマスツーとなった。黄色のGPZ900乗りである首謀者G氏も、一人で走るつもりが、こんなに集まるなんてとびっくりしていた。
そこを、9時頃出発。(時計が5分ほど遅れている)
やはり、天気は良くない。雨が降らないだけマシか。
気温も低めで、オイルの温度も3つメモリまでしか上がらない。
車の多い3号線を西に走った。
そして、都市高速にのり、
これまた、ひたすら西に進む。
途中で、何台ものスポーツカーが走っていた。全部ロータスだった。きっとクラブなのだろう。なかには、ロータス7のようなオープンカーもあり、さぞや寒かっただろう。まあ、それは私たちも同様なのだが。
そして、都市高速が終わってからも、無料の西九州道を走り続けた。
終点まで走って、一般道に降りた。
そこで、一回目の休憩。気温が上がらず寒いので、私は用意してきたカッパを上に着た。それ以後は寒くは無かった。
しかし、それから広域農道などを走ったが、イマイチ乗りが良くなくて楽しくない。
恐らく着ぶくれて、首が苦しかったのもあるだろう。バイク自体に不安は無いのだが、あまりに安定していて楽しくない感じだったかもしれない。
正直に言って準備もちゃんとしてこなかったので、だだついていくだけで、どこを走っているのかもよくわからなかった。
いつもなら、こんな道は楽しいはずなのだが。
やはり着ぶくれて首が回らないのは、感覚がおかしくなるようだ。
それにしても、良く道を知っている。
そして、2回目の休憩。寒いのでとにかくトイレに駆け込む。
一つ目の赤い橋を渡る。
渡った先の平戸島内をくねくね走り、
二つ目の橋を渡って、生月島に入る。
すると、目的地の大氣圏はすぐだ。
ここを訪れるのは2回目だ。九州だとラーメンと言えば豚骨だが、
ここのは、トビウオのだしで作ったあごだしラーメンだ。これがとてもうまい。麺はやや太めの縮れたもの。ちなみに右がダブルで、左が普通のものだ。
前回同様に、5食入りの土産を買った。
ここまで自宅から240km近く走っていたので、ここでガソリンを補給した。
そして、青い橋の手前にある道の駅「生月大橋」に集合。
ガソリンを補給し終わったバイクが次々とやってきて今回の7台が並んだ。
するとここで、出走しなかったメンバーから、雨雲が近づいていると連絡があった。あわてて、出発。
しかし、無情にも雨が降り出した。
途中のコンビニでカッパに着替えて、すぐに高速に乗った。
雨の中をひたすら高速で、西九州道、長崎道と走る。
長崎道に入ったところにある川登SAに入った。それでも、まだ酷い雨では無かった。
ここで休憩している間にも雨脚は酷くなる一方だった。
結局、ここで解散となった。ここから自宅までは150kmも有り、ひたすら、雨の中を走って帰った。
自宅近くのスタンドでガソリンを入れてから帰宅した。
全走行は、480km程だった。燃費は、全行程で19.98km/lとほぼ、20km/lだった。思ったよりも良かった。
特に帰りは、雨のため、前の車に続いて走るだけだったので、そこそこの燃費だったのだろう。
雨の中でも、R1100RSは、とても安定して走れた。カウルの付いたバイクなので、雨の中にもかかわらず、酷くは濡れなかった。やはり、カウルのあるツアラータイプはいい。
いつものようにSJ4000のカメラを付けていったのだが、雨が降り出した帰りの途中から以後は、録画されていなかった。防水ケースにいれているものの、USB電源ケーブルを通すために穴が開いており、そこから雨水が浸入して異常となったようだ。
幸いなことに、帰宅後乾かしたら、故障はしておらず一安心だった。
合羽を着ていたとはいえ、それなりに濡れて、汚れたので、古いパンツとジャケットは正解だった。それにしても、非正式ながら7台も集まったのはちょっとびっくり。ツーリングクラブの運営にも一石を投じることになったかもしれない。
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