まずは、現象の確認から。次の動画を見て欲しい。
クラッチスイッチを調べた。
左ハンドルの、クラッチの軸の所から信号ケーブルが出ている。これが、クラッチスイッチの配線だ。だが、スイッチそのものはクラッチの軸の中にあるので見えない。
クラッチを切った状態で中を見てみると...グリスのような油脂で汚い。
それで、パーツクリーナーで洗浄した。
まだ、汚いが、奥にスイッチの頭が見えるようになった。ちょっとピンボケになっているが。
さらに洗浄したが、奥まっていて見えにくい。
そこで軸を緩めて、クラッチレバーを外してみた。
こんな感じで外れる。ワイヤーは外していない。
やっと、奥のクラッチスイッチの頭がはっきりと見えてきた。
さらに洗浄を繰り返し、CRC556などを吹きかけたりしてみたが、クラッチが切れたと検知はされなかった。つまり、スイッチが完全に壊れているようだ。
色々調べたら、クラッチレバーを握ると、このスイッチがONになり、クラッチレバーを離すとスイッチがOFFになる事がわかった。
それで、このスイッチの配線をたどっていくと、白いソケットが見えた。
外してみた。そして、接点を短絡させてみたが、なぜかクラッチが切れたと検知しない。
どうも、違ったようだ。こちらが、クラッチスイッチのコネクタだった。とても奥にあってわかりにくい。場所はテレレバーの上だった。
これを外してみたが、このコネクタが刺さるソケットを取り出すことが出来なかった。
それで、見えたクラッチ側の配線を短絡してクラッチスイッチがON状態にして、ソケットにはめることにした。
これが、短絡してソケットに刺した状態だ。
これで、どうなるか、動画で見ていただこう。
ただ、私のR1100RSの場合は、ニュートラルに入っているのにニュートラルランプが点灯せずにセルが回らないという不具合なので、これでたとえニュートラルランプが点灯していなくてもエンジンの始動が可能となった。
本来ならば、クラッチスイッチを正常なものと交換したいところだが。このままでも注意点だけ気にしおれば、問題はないだろう。
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