天気は最高だ。快晴とはこの天気をいうのだろう。すばらしい。
21度と良い感じの気候。YELLOW CORNのメッシュジャケットにインナーを付けてきた。
待ち合わせが、大分駅なので、途中までは広域農道を走る事にした。アグリラインは空いていて、とても走りやすかった。取り締まりをやっていることもあるので、慎重に走った。
R1100RSの調子もとてもいい。
そして、大分県に入って、宇佐広域農道を走る。ここもとても気持ちよく走れた。
いつもの、まほろばうさで休憩。道が空いていたことも有り、予定よりも早く着いた。
ここでトイレと飲み物を取った。
ここからは、宇佐ICから高速に乗るつもりにしていたが、早めに着いたし、ナビを一般道に切り替えても、約束の時間には十分間に合いそうだったので、高速を通らないで行く事にした。
そこを出たところで、バイクの集団と出会った。県道50号線への分岐まで一緒に走った。彼らは、県道50号線に右折していったので、湯布院方面に行ったのだろう。
分かれてからの国道500号線も空いていてよかった。R1100RSはこういう空いている道をそこそこのペースで走るのにはとてもよいバイクだ。
国道500号線から、10号線へ入り、別府市内に近づくと渋滞が始まる。しかし、いつもこの付近は混んでいる。
うみたまごを過ぎると、一気に車が減って走りやすくなる。
そして、大分駅に到着すると、同僚達が丁度レンタカーを借りて出て行くところにだった。
そこから、街中を走り、国道210号線から442号線に向かう。まだ道も広いので渋滞もたいしたことは無かった。
しかし、442号線に入ると片側1車線になり渋滞が激しくなる。なかなか進まない。クラッチの右手がだんだん疲れてくる。
その上、R1100RSのオイル温度計がだんだん上がってきて、エンジンがガラガラというノイズが増えてきて、それに伴ってトルク感が無くなってきた。どのR1100RSも、こんなにオーバーヒート気味になりやすいのだろうか。
右手が限界かと思った時に、やっと、渋滞区間を過ぎて車が少なくなってきた。
国道412号線へ右折する。
ひたすら竹田方向へ走る。後ろの車を時々気にしながらそこそこのペースで走った。
:県道30号線が見えてきた。左折する。
道の駅ながゆおんせんに到着した。
ここで、まずは、隼ラーメンにはいる。
いつものチャーシューメンを皆で食べた。
隼から、ラムネ温泉はすぐだ。独特な建物が目印だ。実は意外に奥まったところにあるので、近所をぐるぐる迷ってしまった。
まずは、利用券を自販機で買う。金額は大人500円だ。
温泉の建物は、コの字型になっていて、中庭の様なところに像が。頭は犬だ。
独特なデザインの建物。
温泉は、入り口から中庭を通って奥にある。狭い脱衣所から風呂場への入り口は、いやに低い。屋内の温泉は42度とそこそこ暖かい。炭酸の気配はあまりない。浸かっていても泡が立つことも無かった。
外に露天がある。
露天は庭に面している。湯船の上にはテントのように布が張ってあった。
かなりぬるい。これならば、長く入っていられる。この湯は炭酸が沢山含まれていて足が見る間に泡だらけになる。
横の建屋には、サウナ風呂もあった。かなり熱い。しかも、乾いている。
実は、長湯温泉に入ったのは初めてだったが、なかなかよかった。
詳細はこちらを参照。
http://www.lamune-onsen.co.jp/
これで帰る予定だったが、「荒城の月」で有名な岡城跡に行きたいというので、行くことになった。
暗い感じだが、山で日が遮られているためだ。今度は、同僚の乗った車が先導して後に付いていく。意外にペースが良い。
そして、細い道をくねくねと走っていく。
広い駐車場が見えてきた。ここが岡城跡だ。
ここで入場料を支払う。300円だった。
思った以上に上り坂が続く。
やっと、上がってきた。西の丸跡というので行ってみたが。
何も無かった。
やっと、本当の跡地にやって来たが、すごい断崖絶壁で驚いた。しかも、見ての通り柵も何もない。見下ろすとかなりの高さがある。落ちたら大けがは免れないだろう。これでよく観光地として成り立ったものだ。それがスリルがあって良いのかもしれないが。小さな子供連れは気をつけないと。
そのおかげで、景色は素晴らしいの一言。
本当に跡地で何も無いのだが、この景色だけでも登ってきた甲斐が有った。
高台なのでもう紅葉してきていて綺麗だ。
帰りに、途中にある土産物屋で、熱いお茶を振る舞ってもらった。でも、坂道を登って、そして降りてきているので、かなり汗をかいて、暑かった。出来れば冷たいお茶が良かった。
それで、ソフトで冷やすことに。これって、まんまと戦略にはまっただろうか。確か300円だったはず。
帰りも、同僚の車が先導したのだが、来た道をそのまま戻っただけだった。途中の渋滞道を抜けるときに、またもや、オーバーヒートしそうになった。
そして、別府まで戻って、今日の宿に入った。どうせ別府に行くのなら別の道があったのだが。
宿に着くと、同僚達は、改めてBMWということで、まじまじとR1100RSを見ていた。値段を聞いてさらに驚いていたようだ。敷居は低いと感じたに違いない。
夕食は驚くほど豪華だった。
久しぶりに同僚と長い夜を過ごした。結局布団に入ったのは午前2時くらいだったような気がした。
気がつくと、朝日が出ていた。ごそごそ起き出して、朝風呂に入って、朝食を取り、出発した。意外に睡眠不足は感じなかった。
帰りは、10号線を上がっていって、速見ICから高速に乗って帰宅した。
LEDヘッドライトを付けての走行となったが、特にトラブルも無かった。夜走っていないので、照度などは試せなかった。
今回は、1回も給油しないで走りきった。R1100RSを乗り始めて、初めて給油ランプが点灯するまで走った。給油ランプが点灯したのは、310km頃で、結局352km走破した。ガソリンは、18.8l入った。燃費は、長い渋滞があったことも有り、18.7km/lだった。リザーブは4lとされているので、給油ランプが点灯してから42km走ったのだから、平均燃費18.7km/lで割ると、約2.3リットル消費していたことになる。全部で18.8リットル入ったから、16.5l消費したところで給油ランプが点灯したと言うことは、タンク全量は16.5+4で、20.5lという事になる。スペックの21リットルに近い。資料によると23リットルとなっているが、Web等で調べるとほとんどが21リットルとなっている。
二日間とも、とても天気が良くて、自分のペースで走れた。気になったのは、出発しようとしたときに、何度かニュートラルランプが点灯していなくて、セルが回らなかった事だ。対策を立てなくてはならないだろう。
ニュートラルからロー(1速)に入らない事もままあるが、これはだいぶ慣れてきた。全く入らないという事は無い。だが、ニュートラルランプが付かないのはよく発生する。
それと、これは乗り始めから感じていたことだが、水平対向2気筒の低回転での駆動感は、他の並列やV型の二気筒とは違う気がする。今まで乗った二気筒は、低回転の時にアクセルをひねると、ドドッ、ドドッという震動を感じる。つまり、爆発間隔が偏っているためか、その震動はなかなか気持ちいいものだった。
ところが、水平二気筒のR1100RSは、低下回転の時にアクセルをひねると、ドン、ドンという大きな震動が車体全体に来るのだ。そのままアクセルをひねり続けれると、鼓動感というよりは、単なる大きな震動にしか感じないのだ。
確かにアクセルを少しだけ開けただけで、低回転でも走るのだのが気持ちいいのだが、それ以上の加速をしようと、アクセルを大きく開けると、ドンッ、ドンッという大きな震動になってしまう。その為に、あまり低回転で走り続ける事が出来ないでいる。特に、レギュラーガソリンを入れるとその震動は激しくなる。
これが、私のR1100RSだけなのかはわからない。確実に言えるとは、試乗した最新のR1200RSでは全くそんな感じはなかったという事だ。二気筒である事は忘れるほどとてもスムーズなエンジンだった。アジが無いと言えば、そうなのかもしれないが、R1100RSのエンジンは単なる震動機になっていてアジとも感じられない。
それでも、2,000回転を過ぎれば、震動はほとんど気にならなくなる。トルクフルで気持ちよい加速を感じる。
今回は、燃費がいまいちだったことからもわかるとおり、渋滞が酷かったためか、1泊したときはあまり感じなかったのだが、帰宅後の次の朝、左手や肩、脇腹までが痛かった。思った以上にクラッチで疲れていたのだろう。
こんなに渋滞の中を走るのなら、NC700S DCTで来れば良かったと思った。
そろそろNC700S DCTも乗らないといけないだろう。だんだん気になってきた。
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