さすがに20年ものだけに、袋はかなり古びた感じだ。
開けてみると、工具自体は錆びもなく綺麗だった。これなら問題無い。
これは何だろうか。調べたら、パンク修理キットの1品。タイヤを膨らませるためのガスボンベのようだ。ただ、口がバルブと同じ。恐らくアダプタが必要だろうか、無いようだ。残念。
パンク修理キットとしては、他に紐タイプの穴ふさぎとそれをタイヤの穴に挿入するための工具が付いていた。
これは、プラグを引き出す為の専用具。これだから車載工具か必要なのだ。プラグ交換も予定しているので良かった。
工具は、リアシートの奥にいれる事にした。
そして、はじめから入っていた汚れたタオルととも押し込んだ。これでぐらつかないだろう。書類はリアしトー下に移動した。
そして、懸案だった。動画カメラのマウントだが、バーハンドル用はあるが、それ以外につり付けられるのはバクックミラーとの共締めか、ブレーキマスタだ。今回はブレーキマスタタイプを購入してみた。
これが、届いた製品、輸入品だから仕方ないのかもしれないが、本当に高い。品質は間違いないのだが。
なお、ブレーキマスタ搭載タイプは2種類あるが、取り付け穴が長穴で玉がオフセットされているものを購入した。長穴タイプなら少々位置が合わなくても大丈夫だろうと考えてのことだ。
これが、R1100RSのブレーキマスタのリザーバタンク。
ネジを外してみた。
付属のRAMマウント付属のネジと比較するとねじ径が全然違う。
ネジが大きくて、RAMマウントの長穴に入らない。
仕方ないので、やすりで削った。
しかし、外したネジでは、長さが足りなくて止められなかった。
それで、ホームセンターでステンレスタイプのネジを買ってきた。ちなみにM5×20だ。
せっかくなので、タンク内を覗いてみたが、フルード自体はとても綺麗で、交換して間がない感じだった。
そこに、RAMマウントを取り付けた。がっちりと固定できた。
いままで使っていた、カメラ取り付けパーツをセットしてみた。
カメラも付けた。問題無いようだ。後は、カメラのぶれだ。
まだ書いていなかったが、R1100RSのハンドルはとても変わっていて、変な形にぐねぐねと曲がっている。しかも、ステムトップブリッジの前方でラバーマウントされているのだ。その為に、ハンドルを握って強く上下に動かすと少し動くのだ。
恐らく、これによってハンドルに伝わる振動を軽減しているのだろう。ハンドルのダイレクト感が薄い感じがするのはそのせいかもしれない。しかし、これが、高級感になっているのも事実だ。
さらに、この個体には、上の写真でもわかるとおり、セットバックアダプタが付いていた。乗車姿勢は、これで特に違和感がなかったが、このセットバックアダプタがない状態だと、かなりハンドルが遠い感じだ。その為か、やや、ケーブル類がタイトだった。
ツーリングの準備が整った。トランシーバーはここに設置するととても便利だ。網の上からPTTスイッチを押して話せる。たたし、走行中は無理だが。
そして、はじめからわかっていたことだが、パニアケースが割れていて補修してあるのたが、ぐらついている。
割れたところに穴を開けて、タイラップで止めて修理してあった。
しかし、震動か荷重かはわからないが、下側が外れかかっている。中に白い接着剤のようなものが見える。
中から見ると、その接着剤のようなものはパリパリになってしまっている。
そこで、プラリペアで補強することにした。あまり残っていなかったので、必要な部分だけにした。
こんな感じ。
パカパカになっていた部分。
手で触った感じでは、意外に丈夫だ。
これで、友人達とのツーリンクに行けるだろう。その2週間後には、バイクツーリングクラブの四国1泊ツーリングがあるのだ。また四国かと言われそうだが、まあ四国でなくても良いが、仲間と多数走るのは、それはそれで大変楽しいものだ。
そのときには、パニアケースが必要になる。今回の友人とのツーリンクでは必要ないが、耐久性テストをかねてフルパニアで行く予定。
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