天気は晴れ。
気温は、17度とやや涼しい。
友人と集合場所に向かう。ナビの角度を調整したので、とても見やすくなった。
集合場所に集まった今回参加の4台。納車されたばかりのR1200RS、以前よりBMW乗りのR1200GS、そして今回ははじめて一緒に走るKAWASAKI Ninja 1000だ。
下道を走って、鳥栖ICに向かう。あまり信号のない裏道を通ったので、ちょっと道がわからず止まったりしたが、それ以外はスムーズだった。
あまり止まらなかったからか、ニュートラルランプの不点灯や、ニュートラルからローへのシフト不良はあまり発生しなかった。
普通の下道なのでペースもそこそこで、特にトラブルもなかった。
そして、九州自動車道に入った。一気にはじけるように走り出す。R1100RSでも、意外に平気で付いていける。なかなか良い感じだ。高速では、リッターバイクだと感じる。
しかし、少し走ったら大渋滞となり、ここは高速かと思うほどに止まってしまって動かない。
事故のため通行止めとなり、次の久留米ICで下ろされてしまった。出口から、先の高速度を見てみてみたが、事故の様子は見えなかった。
高速での事故はこのように多くの人に多大な迷惑をかけることになるので本当に気をつけなければならない。
だいぶ時間がかかってやっと、インターから出ることが出来た。そして少しの間下道を走った。
そして、再び、高速に乗り直した。下道だけで会場のホンダの熊本工場まで行っていたら大変な時間がかかってしまう。
途中のPAでちょっと休憩する事にした。
メータを見ると丁度200キロ走っていた。試乗で30キロ以上走っていたのでその分も含む。
燃料計は、5目盛り残り。この状態が正しいのなら400キロ程度走れそうだ。
そして熊本ICで降りて東に向かいホンダの工場の横にあるテストコースに到着した。ここが会場だ。
サーキットのパドックの前には、露店のテントが沢山立っていた。そして、この前(写真では左側)には、展示のテントが沢山有った。
これは、何だろうか。どうも、NC750のエンジンとフレームを使ったカスタム車だ。
このネイキッドは、なんとGL1800の水平対向6気筒を使ったものだ。巨大なバイクというイメージだが、ネイキッドにするととてもライトに感じる。これなら乗ろうかという気になる。
これは、BMW R1200Rの特別車のようだ。
サーキットでは、ホンダが販売した本物のレーサーレプリカの「RC213V」のデモをやっていた。みな、これに釘付けだ。
排気音は意外におとなしい。もっとすごい音かと思ったが。
皆がRC213Vに注目している内に、腹ごしらえすることにした。
お好み焼き(500円)を購入。それとペットボトルのお茶(150円)を持ってパドックの2階に上がっていく。
この会場で屋根があるところはここだけなので、ここで食べることにした。
みな、「RC213V」の走りを見ている横で、座って昼食を取れた。まずまずだった。
食事が終わったので、また展示を見て回った。KTMブースでは、RC125が展示してあった。とても125には見えない。
MT-09 TRCAERにカスタムマフラーを付けたものが展示してあった。ここは、カスタムマフラーの展示場だ。
BMWも展示していた。これは、R1200RSのブラックだ。
そして、RC213Vのレースでのバンク状態の展示。これはすごい。良くこれだけ寝せて走れるものだ。絶対にまねできない。
RC213VのV形4気筒エンジン。市販車には、159馬力にデチューンしたものが搭載されるとのこと。サーキット用のキットを組み込むと、215馬力以上になる。ちなみに、レース仕様車のエンジンは、237馬力以上だそうだ。たった1リッターですごい出力だ。ただF1は、1,600ccで、700馬力以上だ。
昼を過ぎると試乗会が始まっていた。出遅れた我々は試乗は出来なかった。ホンダの工場見学の抽選が事前にあり、当選したので見に行くことにした。
途中の駐輪場に、大きなボックスを付けたオフロード車が止まっていた。ナンバーを見ると日本ではない。でも、ナンバーに保険のシールが貼ってあった。世界を回っているバイクなのだろうか。どこから来たのかはわからなかった。国旗が正しければ、フィンランドと言うことになるが。
確かドイツでは、バイクのナンバーは3種類くらいの形があり、このような縦長もあった。番号や英字もたしか選べたようだ。
集合場所に指定の時間に来て、人数が集まったらバスに乗って工場に向かう。
バスの運転席。乗用車と変わらない。
工場の建物に入ると、カブなどが展示してあった。
こちらは、GLシリーズだ。でかい。
2階に上がっていく。
会議室で、ビデオを見た。
会議室の外にも、何台かバイクが展示されていた。これはVFR1200F。
ちょっと跨がってみた。なかなか乗りやすそうだ。とても、280キロもあるようには感じなかった。足つきも良い。
こちらは、ボティにNRと書かれていた。どうやら、楕円ピストンのバイクらしい。排気量は750だ。
昔GT500というバイクレースシリーズがあり、他のメーカーは2サイクルばかりだったところに、ホンダが4サイクルで挑戦したというバイクに搭載されたのが楕円ピストンエンジンのマシンだった。
当時のカテゴリ規制で、4気筒までというのがあり、2サイクル勢に挑戦するために、1気筒にコンロットが2本で、バルブが8本という楕円ピストンのエンジンを作った。レーサーは片山の名が浮かぶ。非常に高回転だったようだ。調べところでは、参戦当初は、発進時にオイルもれでリタイヤしたり、点火系統の故障でリタイヤしたりして、参戦の年は走ることも難しい状況だったようだ。その後も、結局ポイントを取ることなく2サイクルマシンのNSに席を譲ることになった。
この状況は、なんとなく現在のホンダのF1エンジンに通じるところがあるように思う。
こちらが、ハンドル回りだ。まさしくレーサーの様だ。
工場内を見学して回ったが、写真は撮らせてもらえなかった。小型だけでなく大型バイクのエンジンやフレームなどを手早く組み上げていた。土曜だったので、イベントの為に特別に工場を動かしたのかもしれない。
結局戻ってきたら、15時近くなっていたので、そのまま退散することにした。
帰りは、高速を通らずに戻ることになった。
途中で、倍喰(バイク)丼で有名なレストラン北山に寄った。
天気も良く、景色が最高だ。風は少し冷たく爽やかだ。
その日は、ヘリコプターの遊覧が実施されており、頻繁に飛んでいた。飛行機好きの友人は写真を撮りまくっていた。
ここくで、300円のソフトクリームを食べた。まずまずの味だった。
そこを出て、オートポリス横を走った。ここのくねくね道では、R1200RSとR1200GSの二台についていくことが出来なかった。エンジン馬力的には、問題無いと思うが、とにかくコーナーリンクが不安定で安心して倒せないのだ。コーナー中にも、切れ込んだり、アウトに膨らんだりと、ふらふらと揺れる感じだ。
これが、車体のせいなのか、足回りなのか。良くわからない。
福岡県に入り、ガソリンが怪しくなってきたので、給油した。満タンだとこういう表示になる。
帰り着く頃には、だいぶ暗くなってきていた。
ヘッドライトは、ちょっとローでも高めのようだ。しかも、写真でもわかるとおり、リング状に照らされて、ちょうど前が暗いのだ。どうも、これでは見にくい。ハイにすると、さらにその状態がひどくなり、手前はほとんど見えなくなる。代わりに遠くはよく見えた。
今回のツーリングで、なんとか、大型バイクと一緒に走れることはわかった。大きなトラブルもなかった。ただ、くねくね道では、怖くて速く走れない。ゆっくりだとなんとか走れるのだが。
確かにタイヤもだいぶ減っていて、スリップサインも出ている。
リアが、2008年製。だいぶ古い。溝が浅くヒビ割れも見える
フロントは2010年だった。
やはりタイヤを交換しないとまずいかももしれない。コーナーの不安定さが、タイヤの為かどうかはわからないが、このまま乗り続けるのならどうせタイヤ交換は必要だ。
また、基本的なメンテナンスもまだやっていない。
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