フロントのディスクが届いたので交換することにした。
これが届いたディスク。純正と非常によく似ている。
上海と書かれているので中国製のようだ。
鏡面仕上げという程ではないが、加工具合は特に問題なさそうだ。
まずは、キャリバーを外す。
そして、車体をジャッキアップして下にブロックと木材で支ええてから、フロント側をさらにジャッキアップした。3点支持となり安定する。そうしておいて、車輪を外した。
ディスクは、ヘクサボルトだった。かなりきつくしまっており、その上ロック剤まで塗ってあるので、緩めるのに苦労した。写真には出ていないが、ヘクサレンチを木槌で叩いてなんとか緩められた。
ディスクは、このゴム状の部品であるディスクローターパッドで張り付いていたので、ディスク自体も木槌で叩いて外した。これはたんに張り付けているだけなので、剥がして、再利用する。
ディスクパッドが接触していたスポークは、真新しい輝きだった。新しいときにはこんな感じだったのだろうと思わせた。
ディスクパッドを先に車輪に取り付けてから、その上に新しいディスクをきっちりと位置合わせして置いた。取り付けの穴位置もぴったり合っていて寸法精度も高いようだ。
ヘクサボルトを対角線上になるように少しずつ締め上げて取り付けた。
車輪のセンターを見ると、ボールベアリングが見える。たっぷりとグリスを塗りつけておいた。また、軸にもグリスを塗りつけてから組み付けた。
ブレーキキャリパーも取り付けて完成。
次に、マフラーを見てみた。
ちゃんとはまっていない。これでは排気漏れするはずだ。
一旦取り外した。
サイレンサー側。ガスケットがだいぶ薄くなってしまっている。
Bandit 1250Sで使った耐熱液体ガスケットを使うことにした。
たっぷりと塗りこんだ。
取り付けた。これなら大丈夫だろう。
期待に胸ふくらませてエンジンをかけてみると、なんと、全く変化なし。
ここではなかったのかと、サイレンサ回りに手をかざして排気漏れしているところが無いか探した。
すると、もともと錆びまくっていて気にはなっていたのだが、サイレンサーの下部に大きな穴が開いていた。
しかも、両方共だ。そして、ここからぼうぼうと大きな音とともに排気が漏れていた。
近所のホームセンターで、マフラーの補修テープを買ってきた。1,000円ほどだった。
見てくれなど気にしている場合ではない。とにかく穴をふさぐように張り付けた。
両方ともだ。長さ1mのテープが丁度無くなった。
そして、暗くなってから用事があったので、試乗がてらSRV250で出かけた。
もうびっくりだ。いままで、がたがたしていたフロントブレーキがスムースに効く。こんな単純なことが、とても気持ちいい。まだあたりが出ていないのか、やや、シューと滑ってしまうが、慣らしが終わればもっと効くようになるだろうと期待した。
さらに驚いたのは、マフラーだ。音が静かになっただけでこんなに気持ちいいとは。それだけではなかった。低速トルクがとても太くなった。もともと250ccとしてはトルクの太いエンジンだと思っていたが、エキパイから排気漏れしていては、トルクも細くなるものだ。それが、とても豊かなトルクを感じるのだ。改めて、SRV250の素晴らしさを感じた。意味もなく、目的地に行く前に遠回りしてしまった。
しかし、30キロも走ると、だんだんと爆音に戻ってしまった。
帰ってから見てみると、テープが破れていた。
両方共だ。この補修テープでは排気圧に打ち勝てなかったようだ。もっと頑丈なテープが必要なようだ。
そして、排気が静かになったことで、サイレンサー内部が外れてカラカラいっているのが、とてもうるさく感じる。なんとかもっとましなサイレンサーに替えたくなってきた。
しかし、マフラーはとても高い。どうしたものか。
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