2011年11月28日月曜日

F1 2011 最終戦 ブラジルGP 決勝

最終戦のブラジルグランプリの決勝が行われた。
天候は、雨の予報もあったが、スタート時点では晴れている。
ただ、サーキット周辺では雲も出ているが、雨の確率は低くなった。

タイヤは、全車ソフトタイヤでのスタートとなった。タイヤ交換は
ソフト、ソフト、ハードの2ストップが主流と思われる。

スタートでは、アロンソが、ハミルトンを抜いて4位にアップ。
小林可夢偉は、14番手にアップ。
コバライネンも、15番手とジャンプアップ。
珍しく、トラブルのないスムーズなスタートとなった。

1周目には、小林可夢偉が13位までアップしている。
これで、トロロッソ勢の上に行っている。

4周目。バトンがレッドブル勢に遅れてきている。後ろのアロンソは
バトンにぴったり付けている。

10周目、10番手のシューマッハがブール・セナを1コーナーでオーバーテイク
しようとして接触。シューマッハの左リアタイヤがバンクしてピットイン。
大幅に順位を落として最後尾に落ちた。審議対象となっている。

12周目、セナピットイン。タイヤ交換したが、壊れたフロントウイングは交換しなかった。
ここで、小林可夢偉は11番。

ベッテルは、タイムが1分17秒台から18秒台に下がってきている。
ギヤボックストラブル発生。
ペトロフタイヤ交換。

小林可夢偉10番手にアップ。

14周目、スーティルタイヤ交換。

15周目、バトンタイヤ交換。

16周目、アロンソ、ハミルトン、ロズベルグ、バリチェロタイヤ交換。

17周目、ベッテル、ディレスタ、マルドナード、コバライネンタイヤ交換。

セナ、シューマッハとの接触で、ドライブスルーペナルティー。

18周目、ウエバー、タイヤ交換。

この時点では、小林可夢偉はタイヤ交換しない状態で、7番手になっている。

19番手、ブエミタイヤ交換。

先頭集団はほとんどがタイヤ交換し、1分17秒台戻ったが、ベッテルは18秒台。

20周目、ペレスタイヤ交換。
小林可夢偉は、20秒台までタイムが落ちている。

21周目、マッサ、小林可夢偉、アグスエグアリ、タイヤ交換。
小林可夢偉タイヤ交換で大幅にタイムロス。

23周目、ティモ・グログがタイヤ交換で、タイヤがちゃんと付いておらずコース上でストップ。
リタイヤ。

ベッテルベストタイム。タイヤマネージングでグッドジョブとの無線。

24周目。小林可夢偉は、11番手。

27周目、小林可夢偉は、18秒台前半で走行しており、前後の車より、速いタイム。

マルドナードコース上でストップ。

ベッテルタイム上がらず、ウエバーに迫られている。3番手アロンソは、前のウエバーに対して8秒開いている。

29周目、セナビットイン。
30周目、マークウエバーがトップに。このままだとウエバーが年間ポイントランキング2位になる。
ペトロフがタイヤ交換。
マルドナードが止まっている付近は、黄旗状態なのに、周回遅れのシューマッハに青旗でハミルトンがオーバーテイク。

32周目、バトン、ハードタイヤに交換。スーティルタイヤ交換。
33周目、ハミルトン、ソフトタイヤに交換。シューマッハもタイヤ交換。
マクラーレンは3ストップ作戦。
ここで、後10分程度で、雨との情報。

34周目、アロンソ、パリチェロタイヤ交換。
ペレススピンして順位を落とした。

38周目、ウエバータイヤ交換。雨の雰囲気は無い。ベッテルも1周遅れでタイヤ交換。

ハードタイヤに交換したバトンは、タイムが良い。
小林可夢偉は、18秒台で走行、前後の車は19秒台。前のディレスタとは2.4秒まで迫ってきている。現在10位。

40周目、ディレスタハードにタイヤ交換。

グロックタイヤをちゃんと装着せずにリリースしたということで、罰金。

42周目、ロズベルグ、ブエミタイヤ交換。

43周目、小林可夢偉ハードタイヤ交換。ハミルトン3回目ラストタイヤ交換。

45周目、ペレス、マッサ、スーティルタイヤ交換。

46周目、ハミルトンスローダウン、ギヤ故障。

小林可夢偉は、10番手になっている。だが、前方を走るディレスタが17秒台に対して、19秒台ととても遅い。ハードタイヤにあっていない。

49周目、アルグエルスアリタイヤ交換。小林可夢偉18秒台にアップして9番手。

ログベルグとスーティルがバトル。一旦抜かれたスーティルが、再び抜き返した。

51周目、小林可夢偉やはりタイム上がらない。しかし、前後との隙間は空いている。
無線で、小林可夢偉に対してエンジニアから、無理するなと指示がかなり前にあり、
タイヤを持たせるためにペースを上げていない可能性がある。

52周目、バトン3回目のタイヤ交換。

54周目、14番手ペレスがバリチェロをオーバーテイク。その後バリチェロタイヤ交換。

56周目、バトンがファーティスト、一人15秒台。現在4番手。前のアロンソを追う。

57周目、小林可夢偉18秒台。前後の車は17秒台。

58周目、小林可夢偉も17秒台にアップ。

59勝目、バトンとアロンソのタイム差が1秒を切って0.6に。

61周目、バトン、アロンソをオーバーテイク。3位に。ベッテル19秒台にタイムダウン。
が、62周目では、16秒台に戻った。61周目に、コースアウトがあったのが原因だった。

バトンは、周回遅れを次々とオーバーテイクしていく。

69周目、ウエバーファースティストラップ。

6位のスーティル以下は、周回遅れとなっている。

71周目、ウエバー1番手でチェッカー、2番手ベッテル、3位バトン。
バトン、チェッカー後に燃料残り少なくストップ。結局、バトンが年間2位を守った。
小林可夢偉は、9位、2ポイントゲットして、コンストラクターズ7位を守った。

ウエバーは、これで初めての優勝となった。

5位マッサは、メインスタンドで、タイヤ煙幕を立てながら、スピンターンを披露。観客が沸いている。
マッサと、バリチェロの二人が観客に手を振っている。

考えてみれば、アイルトン・セナのいた頃に比べると、ブラジル人ドライバーは不遇の1年だったかもしれない。

最後に、小林可夢偉は大きな仕事を成し遂げた。チームリーダとしての素質はどうか判らないが、ドライバーとしては良い締めくくりだった。

ただ、日本では心配なこともある。F1の日本でのスポンサーがいない事から、放送しているフジTVが、2009年からの2年契約が切れて、2012年も契約を続行するか微妙になっている。2009年の契約更新の際にも、年を越してしまってはらはらさせられた。

もしも、フジTVが契約しなければ、日本での放送は無くなる可能性もある。そんなことがあれば、F1の知名度もさらに下がって、マイナーエンターテイメントになってしまうだろう。是非、契約を続行してもらいたいものだ。


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