2011年8月28日日曜日

Tsurugi 150 バッテリーカバーをプラリペアで修復

バイクなどの樹脂外装の修繕剤として最近注目のプラリペアというのを買ってみた。お試しサイズで、粉が5g、液が10ml、専用の容器と注射針の様な物、スポイドなどの小物もすべてそろったセットだ。

手のひらと比較してもらうと判るが、小さいものだ。価格は、送料込みで2,307円だった。今回はすぐに欲しかったので、翌日配達のショップで購入した。Yahooオークションでは、2,000円以下で買えるようだ。
 中身はこんな感じ。真ん中の少し大きい黒いものが粉で、左側の瓶が液だ。溶剤の様な臭いがきつい。換気を良くして作業した方が良いだろう。粉の色は、黒以外にも、クリア、白、赤などがある。
 説明書も付いてくる。
 商品とは別により詳しい実際の事例集も付いてきた。
 私は、メーカーが用意している作業のビデオを参考にした。とても簡単だ。ただ、5分程度で硬化し、ゆっくりやっているとすぐに固まるので、手早くやる必要が有る。

これが、割れたバッテリーカバー。
表側は、黒い塗装がしてある。
そのままやるよりも、割れた部分の面積を広げるために、V字にカットした方が効果が高いと言うことで、ノミで割れ断面を斜めに加工する。
加工後の状態。この状態で固定するために、表側をガムテープで止めておく。
これが作業用の液容器。
瓶から、溶液をスポイトで吸い取って容器に移す。余ったら戻せばいいので、半分以上入れておく。
とがった先をつけて準備OK。
粉の真ん中に数滴落とすとすぐにダマになるので、そのまま取って修繕箇所に落とす。
液を出しながら広げる。無理に広げないですぐに追加して方が良い。広げていると固まってくる。
あまり綺麗とは言えないが、とにかく割れた部分には十分に盛れた。
見る間に固まり、10分もするとほぼ固形化完了する。本当に速い。一体成形されたものとほとんど強度は変わらなくなる。

通常、このように割れた部品を接着しても、ちゃんと付かないでちょっと力を加えるとぽろりととれてしまうものだが、これはすごい。びっくりだ。しかも、例えば、爪が折れたりしても、その型を作ってこの製品で無くなった部分を作ることが出来る。爪などかなり強度が必要だが、全く問題無く使えるだろうと思う。これは使える。

今回購入したのは、

プラリペアキット PK-16

と言う製品だ。容量が少ないのですぐに無くなるかと思ったが、今回の使用容量は微々たる物で、十分使い出がある。とりあえず、これ一本有れば、スクーターのようにフルカバーされた製品の外装の割れや欠損なども修繕できる。特に中華バイクはこういった外装部品はほとんど入手不可能だ。樹脂だけでなく、石や木材にも使えるとのことで使用範囲は広い。ただし、ゴムの様に柔らかい素材は駄目らしい。

修繕完了したバッテリーカバー。内側はあまり綺麗ではなかったが、外からだとほとんど判らない。塗装も可能との事。

大おすすめ製品だ。

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