2010年9月6日月曜日

Tsurugi150の詳細

今日は、Tsurugi 150を色々調べたので報告。まずは、シート下のメットインだが、
前方は、浅いので、こういった小間物しか入れることができない。ちょっとしたバッグも難しいだろう。リアは、深くて広い。
しかし、形がいびつなので、なんでも入るというわけじゃない。で、メットインボックスというくらいだから、ヘルメットを入れてみた。用意したのは3つ。
左から、小型のジェット、YAMAHAのZENITH、ベネトンF1のシステムフルフェイス。
まずは、ベルトンF1から。
一応入ったが、
残念ながら、シートが閉まらない。次は、真ん中のZENITH。
これはジェットにもかかわらず、奥まで入らない。
全く、シートが閉まらない。最後は、小型のジェット。
これは、かなり奥まで入った。
シートも閉まった。ヘルメットをシートしたに入れるためには、かなり小型のジェットでないとダメという事になった。これは困った。なるべく早く、リアBOXを取り付ける必要がある。

そうそう、シート前面の穴に関してカバーが付いていたと前日書いたが、これがカバーだ。
試乗車の写真を見るとこのカバーがシートについていない。

次に、ヘッドライト。
これが、ロー状態で、上のハロゲンライトが点灯する。次にハイ。
上が消えて、下のプロジェクターが点灯する。試しに夜走ってみたが、これはほとんどヘッドライトの用を足さない。ローでは、手前3m程度を照らすのみで、懐中電灯より暗いんじゃないのと思うほど。WACOXも暗かったが、もうおもちゃレベルだ。そして、ハイにしてみても、4~5m程度を照らすのみで、照射範囲は広いが、これも問題外の暗さ。ヘッドライトの高さ調整がまだわからないのだが、そのうちに探してみよう。

上のハロゲンライトバルブを見てみると、
「HS1 12V 35W/35W」と読める。という事は、このヘッドライトバルブは、Low/Hiの点灯が可能なタイプのはずだ。なのに、ローの時にしか点灯しないのは、バルブが不良なのか、回路がおかしいのか。これはCKファクトリーに問い合わせしなくては。

どちらにしても、私のところのように田んぼの有る暗い夜道は、とてもじゃないが暗すぎて走れたものではない。すくなともバルブを交換するなどしなくてはならない。

また、昨日、エンジンスターターがやっとまわっている状態で、ヘッドライトのせいだと書いたが、ちゃんとエンジンが始動するまで、ヘッドライトは点灯しなかった。そしてアイドリングが低いと、ヘッドライトも暗くなることから、ジェネレータから直接ヘッドライト電源を取っているのだろうと想像する。
この暗いヘッドライトが点灯しているために、バッテリーの充電がよくされないというなら、発電能力が少なすぎるとしか思えない。もしくは、バッテリーそのものの性能が低いのか。

鍵穴は、システムタイプになっている。
鍵を入れて右に回すと、ONになる。左に回すとOFFになり、さらに回すと、シートがオープンするが、若干固い。鍵が曲がるのではないかと思ってしまう。OFF状態から、押し込んで、左に回し、ハンドルを左に切ると、ロックがかかる。ロックしている場合に、鍵を差し込むと、鍵は回らない。ハンドルを右に少し動かして、鍵を押し込むと回るようになる。最初このコツがわからなくて、鍵が回らないと焦った。すこし、この丸い鍵ユニットそのものの取り付けが緩いようだ。鍵を回すと、鍵ユニットも少し回る。

前輪のフォークはブーツが付いていた。
いまどき、珍しい。オフロード車ならわかるが。まぁ、これで、フロントのショックが長持ちしてくれるのならいいのだが。中華のゴムは、真っ先に劣化するのでどうなんだろうか。(^^;
このブーツの後方に見える樹脂製のカバーだが、よく見ると加工精度が悪いのか、手で加工したようなひどくガタガタのエッジをしている。
こういう、見えないところで手を抜くのは、中華の常とう手段なのだろう。シートのロック機構もそうだ。
これが、右側。まだまし。そして、左側は、
もう、「適当に穴開けました」と言わんばかりのつくりだ。そうそう、これがハマるロック機構のところは、まったくグリスがなかった。
そのためか、閉まりが悪い。
で、グリスを塗った。
閉まりが若干よくなった気がする。

そして、いたるところに精度の悪いところがある。これは、左のグリップエンド。問題ない。
これが右のアクセルのグリップエンド。
こんなに、隙間開けなくてもいいんじゃないかと思うほどだ。
そして、これは、右のステップの隙間。
「隙間開きすぎだろう」と思わず独り言を言ってしまった。
意味不明なのだが、メータの枠が簡単に取れる。カチッと取り付けも簡単だが、外すのもすこしも力が要らない。成形上一体で作れなかったのでこんな具合にしたのだろうか。


タイヤは、13インチだった。
「130/60-13」。台湾製だった。ブランド名は「KENDA」。
自転車用タイヤでは有名らしいが。溝のデザインもかなり独特だ。最初オフロード用かと思ったほどだ。だが、乗り心地は特に悪くない。WACOXのタイヤは、とても固くて、冬はとても乗り心地が悪かったが。これはどうなんだろうか。しかし、デザインのせいなのか、WACOXよりもタイヤが小さく見えたのに、同じサイズだったとは。

WACOXと同じチェックバルブをつけてみたら、インジケータが付かない。
215Kpa設定なのだが。で、測ってみると...
130Kpa程度しかない。自転車用の空気入れで、空気を入れた。
少し入れすぎたてので、少し抜いて、チェックバルブを取り付けた。
で、少し走ってみたが、ほとんど変わらなかった。若干地面の細かな状態が伝わってくる気がする。これは悪い意味じゃない。道路状況がわかる方がいい。


サスペンションを見ると、汚れている。
マフラーや、ホイールもとても汚かった。ウエスで磨いたら綺麗になった。
このサスペンションも、ちょっと変わっている。
これは、LEAD110のサスペンション、普通だ。中に細い綺麗な棒が見える。
ところが、tsurugi 150のは、それがない。ズドンとしている。まあ、乗り心地は悪くないので、いいのだが。

下回りを見てみた。
ストレーナーの入っているオイルフィルターのねじが見える。オイルドレインは、WACOX同様に逆側のサイドについている。少し汚れているが、オイル漏れなどは無いようだ。
エキゾーストの取り付け部分。左上にはプラグコードが見える。WACOX同様に長いタイプのようだ。そのうち、プラグはイリジュームに交換しよう。エンジンのかかりがよくなるかもしれない。WACOXは前面樹脂カバーで覆っていたが、これでは下部分は、四角く穴が格子状に空いている。外気を直接当てて冷やすタイプなのだろうか。ここも、オイル漏れは見られない。
これは、エンジンの前方で、ガソリンタンクだ。鉄製で、たたくとカンカンといい音がした。上にある穴の開いた樹脂は、メットインの前方だ。水がたまった時のことを考えてドレイン用に穴があけられているらしい。でも、逆に言うと、水につかると、メットインに下から水が侵入するという事だ。

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