MokacamのAlpha3というアクションカメラがやっと届いた。
このカメラ、クラウドファンディングのINDIEGOGOで昨年開始された製品だった。
これが当初のスケジュール。いまでもこれが記載されているのがなんともだが。それが、年を明けてしまうなどとは思いもしなかった。
特にMokacamはすでにペンダントサイズの世界一小さな4Kカメラをすでに世に出しているメーカーだし。それこそ忘れた頃に届いた製品だ。まあ、出資金が無駄にならなかっただけましだ。
カメラは防水ケースに入っている。このパッケージングはまさに中華アクションカムそのものだ。
ただ、ガラスの液晶保護シールがついていた。これは気が利いている。
ただ、Mokacamのサイトに行くと、pdfとして日本語版がダウンロードできる。
Alph3は、防水タイプのProと、液晶角度が変えられるFlipの2種類ある。私の注文したのは、Flipだ。自撮りにも使いやすいし、防水といってもどれだけのものだかわからないので、あえてFlipにしたが、Proは未だに出荷されていないようだ。Proで注文した人たちにもFlipが届いているらしい。これははじめからFlipを頼んだ人からすると、低価格なProから無償でアップグレードされているわけで、ちょっと納得がいかない気がする。金額的には数千円だが。
この液晶だが仕様では180度回転するとあったが、微妙に180度までは行かないようだ。しかも、完全に立てると、少しだけ液晶の下部がボティに隠れて見えなくなる。
しかも、この裏側の処理はどうだろうか。フレキが丸見えだし、構造も貧弱な感じがする。
いわゆるガラケーなどのフリップタイプを長年作り込んできた日本メーカー製品を見ている日本人からするとかなり低いクオリティーだ。
液晶保護シートをさっそく付けてみたが、なかなかいい。
ホディ全体を見ていこう。ホディーカバーは金属製のようだ。樹脂製が多い中華アクションカム(いやGoProだって樹脂製のようだ)では見られない高級感はある。
カバーを開けてみると、USB Type-CとminiHDMI?端子がある。
上面は、左が電源、右がシャッターボタンだ。どちらも金属製。
下面は、三脚穴があるのは評価が高い。そして、スライド式のカバーがあり、
開けると、バッテリーとmicroSDカードスロットがある。
USB Type-Cケーブル。充電とPCとの接続用だ。
USB Type-Cポートから、3.5mmのマイク端子への変換アダプタになっている。
リモコンは非常に小さい。ストラップ穴はついているが、すぐに無くしそうだ。
これをスライドさせると、LEDが赤く点滅する。PDFの日本語説明書によると、本体とbluetoothでペアリングして使うようだ。二重丸部分がスイッチになっていて、1回クリックで静止画、2回クリックで動画撮影開始だそうだ。間違えそうだから、2つのボタンにしてほしかった。
バッテリーは3つ付いてきた。2つは標準で、1つは追加購入したものだ。2つ付いているとわかっていたらバッテリーは追加購入したなかっただろう。1,500円程したし。
しかも、よく見ると他の中華アクションカムのバッテリーとよく似たサイズだ。
端子も同じに見える。
そしてストラップ。かなり太い。軽いアクションカムにこんなに太いストラップが必要うだろうか。
しかも、先に透明のコードが付いている。これはなんだろうか?
中華アクションカム用に購入したチャージャーがあるので、
純正のバッテリーを充電してみたら充電できた。これはバッテリーが沢山あるので良かった。
ちなみに、中華アクションカムのバッテリーを入れて、左のボタンの長押しで電源を入れてみると、
押して見ると、設定画面になった。大きな画面で見やすい。液晶自体はクオリティが高そうな感じがする。
ちゃんと日本語もあった! 別に驚くことはない。数千円の中華アクションカムにもある。
回転という設定がある。これは、液晶を180度回転させたときに使うのだろう。
だが、なぜかFlipを180度回転させても、液晶画面は上下逆にならない時がある。この画面の上下反転は、液晶をダブルタップでも可能でその際は、撮影中の画面も正しく反転する。
とまだまだ使い込んではいないのだが、2万円程度としてはまずまずの出来じゃないだろうか。金属カバーは、なかなかいい感じがする。
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