2018年9月19日水曜日

SUZUKI バーグマン200 改めてインプレッション

4回に分けてビデオをお送りしたが、テキストでもまとめを書いてみたい。

装備

定価が53万円ほどと、125ccクラスに比べるとかなり高価だ。しかし、逆に250ccクラスのスクーターとしては、低価格だともいえる。定価で50万円超の装備というか、見た感じのクオリティを見ると、相対的に高い感じがしなくもない。

デザイン的には、なんとか250ccクラスのビクスク然としてるものの、シート下にプラスチックが剥き出しだ。インナーがあってもいいのではないかと思ってしまう。そのためが、走行後はかなりシート下が熱くなる。

次に、ABSが付いていない。簡単にロックしてしまうほどの思った以上に強力なブレーキだから、なおそう思うのかもしれない。最終回のビデオでも、リアがロックしてしまった。ラフな操作は危険だ。

ステップが普通のゴムに見える。その上、下地かと思うような出来だ。同じゴムでも、もう少し表面処理や、デザインなどでなんとかなったんじゃないかと思ってしまう。

とにかく外装に関しては、高級感はあまり感じられないのが残念だ。



走り

走行性能に関しては、かなりいい感じだ。エンジンがとても元気が良く、さらに伸びがいい。常時5,000回転以上での走行となるが、それが意外にうるさくもなく、6,000回転以上のエンジン振動は私には、なかなかいい感じに思える。

ただ、時折、ふっとトラクションが抜けるような感じがすることがあるのが気になるが。私の車体固有のものなのか、バーグマン200の特性なのかは不明だ。

高速道路走行でも、そう不満なく走行できる。元気に走ろうと思えば、それなりに走れる。パワー不足で楽しくないという事はない。以前乗った事があるバイクでは、SRV250に近い性能に感じる。SRV250はV型2気筒でツインキャブ仕様、26馬力だ。もちろんSRV250自体が古い車種なので、本来の性能があるかはわからないのだが。

走りに関しては、なかなかいい感じだ。それなりに走ってくれる。


取り回し

これに関しては、車体重量160kg程度というのうのが信じられないくらいに軽く感じる。押し回しはとても簡単にできる。いわゆるビクスクとは比較にならない。125ccクラスに近い感じがする。




乗り心地

軽い感じがするが、乗り心地がいいバイクという感じではないと思う。だからと言って、ひどい乗り心地というわけでもない。

軽くて、乗り心地がいい、という両立はかなり難しいものだと思う。

なので、十分許容範囲だ。

純正タイヤが、あまり評判がよくないので、タイヤ交換は慎重に行いたいと思う。それによっては、大きく乗り心地に変化があるかもしれない。

シートは、広いくて良さそうだが、ちょっと硬め。私には、合っていないようで、1時間も走っているとお尻が痛くなってくる。もう少し、柔らかいとありがたいのだが。




まとめ

新車価格で装備では書いたが、私はこの車体を10万円安く購入している。購入ショップで、新車でも見積もりしてもらったが、10万円のキャッシュバック付きだったので、定価は実質43万円程だといえる。その新車見積もりと比較しても、この車体は10万円安かったということだ。なぜか新車の方が下取りが安いというのも気になったが。中古車なので、確かに目立たないものの傷もあるのだが、2,800km程しか走っていないことを考えれば、とても良い状態の車体だと思う。それを踏まえて言うならば、私は購入して大変良かったと思っている。やはり、走りに関しては125ccクラスとは別物だ。高速でも、十分使え、下道でも楽しめる。正直に言ってデザインは、あまり好きなものではないのだが、乗ってしまえば見えない。PCXではなかなかマスツーリングは難しいと感じていたが、バーグマン200ならばなんとかなりそうな気がしている。

そして、大きなリアシートはタンデムでのツーリングもできそうだ。いつか試してみたい。



そうそう、ビデオ #1で紹介したバックは、これだ。購入価格は\1,080だった。なかなか色々と使えて便利なので、一つ買っておいて損はない。


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