2018年9月4日火曜日

SUZUKI バーグマン200

先日新バイクであるバーグマンの納車の状況を動画で紹介したが、改めて文章で書いてみたい。

全体的なサイズ感は、いわゆる250ccクラスのビグスクといわれているものとほとんど同じだ。ただ、最近出てきたフォルツァやXMAXなどは、やはりデザインが新しくかっこいいが、バーグマン200はやや古臭い感じがする。丸っこすぎて、鋭さが無い感じがする。

特にフロントのウインカー部分など、GSR250と似た感じがだ。

リアからの見た感じは、ワイドでまさしくビグスクだ。知らなければ、普通の250ccクラスだと思うだろう。なのに、実際にはちょっと全長が短くなっている。そして最も大きな違いは、160kgしかないという軽量さが魅力だ。

今回、安かったのでキジマのリアキャリアを取り付けようと思っていたのだが、その場合はリアカバーの真ん中に穴をあける必要があるとなっていた。どうして開けようかと思っていたら、なんとすでに開いていた。ラッキーだ。加工なしでポン付けできる。

乗車姿勢だが、やや全長が短くなったためか、足元が少し窮屈な感じがした。足を延ばして乗ると踏ん張れていい感じだが、

このように、ステップに足を載せる姿勢だと膝が大きく曲がってちょっと辛い。ステップが高く、シートが低く感じる。私の場合は、ほとんど足を伸ばす姿勢になるだろう。


メーターは、最近のバイクでは珍しく、アナログの速度計と回転計が付いている。個人的にはこれは好みだ。センター部分の液晶には、上から時計、走行距離計(オッド、トリップの切り替え)、燃料系、燃費計となっていて、文字も大きくとても見やすい。ただ、いかにも樹脂然としていて高級感は全くないのが残念だ。

タイヤは、IRC(井上ゴム)のMB99という製品になっている。口コミでは散々な言われようで、あまりよくないようだ。中古でこのバイクを購入したが、走行距離は2800km程と慣らしが終わって間もない状態だ。どうしてそんなに乗らずに手放したのか不明だが、もしかすると試乗車だったのかもしれない。外装は交換しているといっていた。たしかに綺麗だ。ということで走行距離が短いため、タイヤはほとんど新品に近い。サイド部分にはヒゲも残っているくらいだ。もともと、この純正タイヤは、2万キロ以上も持つといわれていおり、減りにくいらしいが。

ヘッドライトは、左右二眼タイプで、GSX S1000Fと同じH7バルブだ。上の写真は、ハイ側(向かって左側)。

そして、こちらがロー側(向かって右側)。何かバルブにカバーがしてある。バルブの光が直接前方に行かない工夫だろうか。これが取れないということだと、LED化などでバルブの長さが制限されるかもしれない。ただ、口コミなどではこれが問題とはなっていないようだ。

リアシートは、巨大だ。ソファーみたいな広さがある。パッセンジャーを乗せるのにはいいかもしれない。シートも低めだ。

シートは前後一体式で、開けると、41リットルという巨大なトランクルームになっている。ただ、納車の時に取りに行って、帰って来た時にシートを開けたらかなり熱かった。暖かくなるとまずい品物は入れるのははばかれる。しかも、30分くらいは冷えなかった。


PCXにもシート下のトランクルームがあったが、狭くてヘルメットは入らなかった。しかし、バーグマン200のシート下には余裕でヘルメットが入れられた。私のヘルメットは、インカムや、カメラなどが付いているので、横に倒して入れることができないので、ヘルメットは1つのみしか入れられないことになるが、ほとんど一人で乗るので一つ入れば御の字だ。

トランクルームにはライトが付いている。最初どこについているのか探してしまったが、リア側についていた。ヘルメットを入れた写真を見るとヘネメットの後ろ側に橙色に光っているところがこのライトの光を反射しているところだ。ただ、この低い位置だと荷物を沢山入れるとあまりライトの効力がない気がする。できれば、シートの裏側に付けてほしかった。

走行性能に関しては、チョイノリ程度だが、やはりPCXよりはだいぶパワーがある。上り坂でも余裕がある。アクセルワイドオープンでの発進もなかなかいい感じだった。

つづく。

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