NETGEAR ReadyNAS 316 6ベイ 3TB HDD×6台セット のHDDを交換してみた
先月に引き続いて今月も6TBを2台交換した。そのため、3TBのHDDが4台余る事になる。これを利用しようと4ベイのNASを探してみたが、新品では最も安いのが、3万円程する。しかし、長年NETGARのReadyNASを使っているので、できればReadyNASシリーズがいい。だが、ReadyNAsの4ベイタイプは、214だと3万円台中ごろ。
こういう時のヤフオクだ。入れるHDDが中古なのだから、筐体も中古でいいではないか。
と、探していたらこれが見つかった。
1万円ならいいじゃないか。
さっそくスペックを調査。ちょっと古い機種の様だ。しかし、当時の価格は50万円近い。高級機なのだろうか。
スペックを見ると、USBは2.0どまり。HDDのインターフェイスも今は古いSATA II(3.0Gbps/300MB/s)と半分だ。だが、LANの速度が1000Mbpsで、実行100MB/s程度なので、そんなに影響ないかもしれない。それよりも、3TBのHDDを認識しないということがあったりすると大変だ。
3TBを採用したセットもあるようなので、大丈夫だ。
ということで、他にも入札もなく落札した。
届いたReadyNAS Pro 4。意外にもそんなに古くは感じない。傷もあまりない。しかも、驚いたことに、1TBのHDDが4台付属していた。1TBだとあまり使い勝手が無いが。また、考えよう。
もともと入っていた1TB HDDを、3TBに全て入れ替えて、電源を入れる。
と、Bootしたが、本体の液晶表示が変だ。ネットでリセット方法を調べて初期化した。
ちなみに、初期化方法は、以下のpdfファイルとなっている。
https://www.netgear.jp/support/ReadyNAS/ReadyNAS_Pro_FactoryDefault_2010-09-10.pdf
このPDFを見ればわかるが、電源をいったん切った後、裏にあるリセットボタン(というか穴)に、ボールペンや精密ドライバーを差し込んで押したまま、電源を投入。
表示が、「Boot Menu」と出たら、リアのリセットホールのボタンを離す。
後は、フロントにある「Backup」ボタンを押して「FactoryDefault」を選択する。
その状態で、リアのリセットボタンを再度1回だけ押すと、初期化が完了。
起動すると、液晶にIPアドレスが表示される。で、ReadyCloudで接続しようとしたが、認識されない。どうも、ReadyCloudには未対応の様だ。
それで、液晶に表示されたIPアドレスにいつも使っているchromeで接続しようとすると
こんな表示で接続できない。これは、まいった。管理画面に入れないと設定できないので、事実上使えないではないか。
そこで、試しと、Microsoft Edgeでやってみたら、
使えた。よかった。IPが先ほどと違っているのは、ReadyNAS Pro 4を起動することに自動取得するので、変わってしまうためだ。なんとか、設定を終えて、再起動する毎に変わるIPではなくて、設定した名称「ReadyNAS08T」とした。3TBのX-RAIDにより容量が8TB少しだったからだ。
アクセス ユーザも登録して、いざアクセスしてみると....
なんと、Windows 10では、SMB2が採用されており、古いSMB1は未対応になっていた。こじゃアクセスできない。今度は、万事休すか。
しかし、なんとか、方法が見つかった。
[Windowsキー]と[X]キーを同時に押す。
メニューが表示されるので、「アプリと機能」を選択。
表示された画面をスクロールして一番下を表示せる。
そこで、「プログラムと機能」を選択。
さらに、表示された画面の左にある「Windowsの機能の有効化または無効化」を選択。
Windowsの機能の画面が表示れるので、SMB 1.0/CIFSファイルの共有のサポートを選択してすべてチェックする。
Windowsを再起動して、「ReadyNAS08T」をアクセスしてみると、ちゃんとアクセスできた。
このNASは、恐らくユーザがWindows 10にOSをアップグレードして、使えなくなったので出てきたのかもしれない。
気になるアクセス速度だが、やはり最新の6ベイのReadyNAS 316に比べるとちょっと遅く感じる。だが、このNASの用途は、細かなファイルを入れる予定なので、十分使える。
HDDベンチマークの結果はこちら。
まあ、こんなものだろう。
こちらが、最新の6ベイReadyNAS316のベンチ結果。差は歴然だが、体感はこのベンチの差ほどには感じない。
総じて、満足だ。
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