それでは、Raspberry Piを起動してみよう。
組み立て
起動する前に、ケースにいれなければ。
ネジ止めも無く、単にケースに基板を差し込むだけと簡単だ。たしかにネジ類は付いていなかった。
そして、入門キット付属のヒートシンクは、裏の濾紙を剥がすると粘着剤が着いているので、ICチップに貼り付けるだけ。3つともサイズが異なるので間違うことも無い。ただ、基板裏のメモリのみは、ヒートシンクでは無くて金属の板になっていた。おそらく発熱が少ないのだろう。
microSDカードは、PCで32GBのマスターの中身を丸ごと別途用意した16GBメモリカードにデットコピーしたものを刺した。
ヒートシンクの逃げもちゃんとしている。後は蓋をするだけだ。
完成。USB2.0端子には、マウスとキーボードのレシーバーを刺した。
キーボードとマウスは、以前PCで使っていたもの。
起動してみた
電源を入れると、まもなく起動。OSではなく、メニューが出てきた。日本語モードで起動しているようだ。
下の言語設定を開けてみると、なかなか多数の言語に対応しているようだ。
メニューからは、お勧めのインストールを選択。あれ、SDカードは、OS入りだと思ったのに。
すると、microSDカードからそのmicroSDカードにOSがインストールされるようだ。
進捗状況表示は日本語だが、上の説明は英語のままだ。まあ、元々子ども向けの教育用として開発された事もあり、とてもわかりやすい英語なので私でも困ることはないが。
専用のWebサイトがあるようだ。
10分以上かかってやっと終了。リカバリーは、起動の時に[SHIFT]キーを押しつづければいいらしい。
そして再起動。
デスクトップが表示された。Windowsとほとんど同じだ。ただ、タスクバーが上でなんとなくMacのようだ。
さっそく無線LANの設定をしようと、設定を見たが無い。
よく見たら、タスクバーの右側にあるネットワークが切れたアイコンをクリックするとあらわれた。有線接続なら設定は必要ないのだろう。WiFiはすでにONだった。アクセスポイントがリストされているので、選択する。
そして、アクセスキーを入れれば完了だ。
接続された。最近のLinuxは本当に簡単だ。
さっそく、タスクバー左にあるブラウザーアイコンをクリックして起動してみると、Google Chrome互換のChromiumだった。設定を起動。
Googleアカウントでログイン。
そして、同期をONする。これで、いつも使っているお気に入りが使えるようになる。
私のブログを表示してみた。貧弱なリソースなのに意外に普通に表示される。ちょっと驚き。
それにあった動画。
動画再生も普通にできた。ますます驚き。こんなに小さくて、メモリも1GBしか積んでいないのに。
新OSで試すのはゲーム。
起動すると音声出力先を選択する画面ができた。液晶TVにHDMIで接続しているので、HDMIを選ぶ。
すると、ゲームの選択画面が出てきた。
リバーシ(オセロ)でも起動してみようか。
ちょっと遊んでみたが、まあ、普通だ。スマホと比較しても貧弱な仕様なのにこの普通さはどうだ。OSのRaspbran自体も良くチューニングされているのだろう。
ちょっと遊んだので、動作中に蓋を開けて、システムチップのヒートシンクを触ってみたが、火傷する程ではないが、かなり熱く感じる。それに、手で隠れているが、左下にLEDが付いている。蓋をするとこれも見えなくなる。
調べると透明ケースに、ファン付きの物があるようなので、数百円と安いので注文しておいた。
しかし、思った以上に使える。
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