一応、会社名が日本ぽいが。
注文したのは、Amazonだったが、到着までだいぶかかった。中国からの発送だ。
中身はこれだけ。取説もない。まぁ、必要ないが。だが、接点も何もないただのリングでこの価格は高い気がする。ニッチな製品なのだろうから、仕方ない。
「YIYO」とは、「一洋」の事なのだろう。型番は「C-PQ」。そのままだ。
CCTVレンズに付けてみた。EOS M用と比べたら、レンズのサイズによく合っている。違和感が無い。
PENTAX Q10に付けてみた。EOSM M2の時はかなり細くて小さいレンズに見えたのに、こちらだとちょっと細いかな程度だ。そんなに違和感が無い。
EOS M2同様に接点が無いので、絞りも、ピントも手動だ。
カメラの電源を入れると焦点距離を入れる画面が出た。手ふれ補正の為に焦点距離の入力が必要なのだ。そう、PENTAX Q10はカメラ側に手ぶれ補正機能があるのだ。だが、電源を入れる度にこれが出るのは煩わしい。幸いにも前回入れた値が残っているので、[OK]ボタンを押すだけでいいのだが。
前から見ても、本当に違和感が無い。
それだけ、ボディが小さいのだ。
さっそく撮影してみた。ケラレも無く普通に撮れる。
だが、ピントの合う最小距離が長い。少なくとも1m以上だろう。もしかすると、1.5mかもしれない。
近くはピントが合わない。
食べ物。これだけみると、すぐ近くで撮影したように見えるかもしれないが、実際には2m程の遠くから撮っているのだ。
まあ、考えてみれば、35mm換算では5.5倍なのだから、この25mmのレンズは138mm相当と言うことになる。そう中望遠クラスとなるのだ。
撮れば撮るほど、「これじゃ無い」という違和感だらけだ。
当然だ。低価格なレンズなのだから。ただ、EOS M2に付けて撮ったときは、魚眼レンズのように丸くケラレが出て、周辺がピンぼけして、真ん中だけピントが合うという。なかなか面白い写真になった。
だが、PENTAX Q10に付けると、ケラレも無く、単なるピントの甘い低品質レンズになり下がってしまう。
これは、失敗だ。面白くない。
どうせなら、50mmを買ってみようかな。50mmならば、275mm相当とかなりの望遠だ。低価格な望遠レンズとして使えるかもしれないなぁ。
うーむ。なかなか世の中上手くいかないものだ。
それでも、手軽に持ち出せて、簡単に撮れるこのカメラに出会えたのは幸せだったかもしれない。
ただ、このほど発売されるEOS Kiss Mが気になって仕方ない。低価格で、ファインダーが付き、回転できる液晶、秒10枚も撮れるらしい。ピント合わせも速くなっているとのこと。
デザインは、EOS M6の方がKissらしい気もしないでも無いが。
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