3日間の家族旅行に行ってきた。コースは、一日目が大分の杉の井ホテル、二日目が高千穂、三日目が阿蘇・湯布院といったもの。
詳しい行程などは省いて、三日間のトピックを紹介しよう。
出発当日は、朝から雨。だが、この日は別府の杉の井ホテルに直接行く予定だったので、無問題。
杉の井ホテルは、本館、中館、hana館と有るのだが、私達が泊まったのはhana館だった。ドアを開けて入ると、いきなり玄関ホールのような子部屋になっていて豪華だなぁと。
しかし、部屋の中に入ってさらに驚いた。広い!
部屋の両端に立つと、大声で話さないと聞こえないほどだ。普通の部屋の倍はある。走れ回れるくらいゆったりしている。
家内に思わず、いくらだったんだ!と聞いてしまった。聞くと、安い本館と4人で5,000円程しか差がなかったのでこの部屋にしたという。
広々とした部屋には、40インチのテレビがあった。テレビの前には、4人が寝そべれるほどの空間がある。
部屋は最上階の12階。別府の町並みが全部見える。
トイレは二つあり、しかも広い。
便器に近づくと勝手にふたが開く。さらに内部に青い照明まで付いていた。
それにしても豪華だ。以前にも杉の井ホテルには泊まったことがあったが、こんなに豪華で広々した部屋は初めてだ。
ここに来た目的は、巨大な室内プール「アクアビート」だ。一定時間毎に人口の波がやってくる。しかもかなり強力だ。だが、人が多すぎて泳ぐのは難しい。
フラダンスもやっていた。
スライダーもある。ただ、長蛇の列だ。
こちらもスライダーの一つだが、ロート状になっていてぐるぐる回りながら真ん中の穴から水に落ちる。この下のプールは3m程度の深さがあり、全く足が付かない。係員が輪っかになった器具でひっぱてくれる。声もかけてくれるが、耳栓をするのでほとんど聞こえない。なかなかのスリルだ。
プールを上がったら、水着のままでアクアガーデンに行く。ここは、いわば温水プールだ。温水とは言っても風呂では無いので、かなりぬるめだ。ただ、入ったときには午後も遅かったので、海風は涼しく丁度いい感じだった。
こんなジャグジーもあった。
最後は、棚湯だ。屋上の露天風呂。向こうに見るのは別府の町並みだ。ここは、風呂なので裸で入る。距離はあるものの向こうの家々からは裸が丸見えになる。望遠鏡ならば見えるかもしれない。
夕食はビュッフェタイプ。どうも、食べ過ぎてしまう。
二日目。
朝食は、なんだかアメリカのフードコートみたいなところで。
これも、朝からがっりたべてしまった。
昨日の雨は止んで、路面はドライになっていた。別府インターから高速に乗って南下していく。
そしてやってきたのは、高千穂鉄道跡の陸橋だ。
なんだか。川面に靄がかかっていた。気温はそう低くなく、暑いかったが。
しかし、山の方から涼しい風が吹いてきたら、この靄は徐々に流れて行ってしまった。
そして、次に来たのは、天翔大橋だ。このルートは、5月の1泊ツーリングと同じだ。
橋の真ん中からの眺めはすごいの一言。
橋を渡ってから振り返ると、橋の全景が見える。日本一長いセメント橋だそうだ。
そして、二日目のメインイベントは高千穂峡だ。ここでボートに乗るつもりだった。実は、2014年にもここに来ていて、そのときには乗れなかった。
なんと、今年も乗れなかった。どうも、巡り合わせが良くない。
確かに、増水しているようだ。だが、流れはそう急でもなさそうなのだが。
川に流れ込んでいる滝の水量は多めのようだ。
ここには、チョウザメがいる。えさをやってみたが、まったく無視された。
高千穂から高森まで走って、国道325号線を西に走っていくと、看板があり、そこから細い道を入っていくと、
今日の宿「のんびりパパ」がある。ここはペンション風の宿だ。この建物は母屋で、ここで食堂や風呂がある。風呂は別に外にもう一つあり、家族風呂になっている。
はずは家族風呂に入ってさっぱりしてから、夕食だ。
フルコースで素晴らしい。
当然だが、味もいい。
夕食の後は、もう真っ暗だった。母屋から出て、宿の建物に入る。一家族1つの建物になっている。周りには何も無いところで、久しぶりに虫の音を聞きながら休んだ。
三日目。
朝にもう一風呂浴びて、朝食を取った。
そのときにパンに髪の毛が入っていた。そのお詫びにと、ジャムを作ってくれた。作りたてだから、とても熱かった。
朝方、ひどく雨が降り、注意報が出ていたが、出発したときにはほぼ止んでいた。
そして、この日の目的は、阿蘇大橋の現状を見に行くことだった。国道325号線を西に走っていったが、あと少しというところで、通行止め。係員に見に来たんだが、というと。一つ前の交差点を北側に上がって、ぐるりと回ると行けると教えてもらった。
言われたようにぐるりと回っていくと、途中ではまだ道路整備中だったりした。
やっと阿蘇大橋にたどり着けた。橋を飲み込んだ崖崩れの凄まじさは見た者にしか分からないだろう。
そして、川の中にも大きな岩がごろごろしていた。
これは、おそらく不明だった大学生への供え物だろうか。
阿蘇山の中岳にも行くつもりだったが、道が寸断されており、危険だと取りやめて、湯布院に行くことにした。
湯布院駅前は、いつものような風景だった。
駅前にラーメン屋があり、面白いオブジェがあった。この麵を引き上げる箸は、上下に動いていた。
昼は、駅近くの郷土料理屋にした。
まずまず美味しかった。
それから、町を散策して、石ころ館では家族が飾り物などを買っていた。
そして再び駅前にもどって、土産を買ったりした。
今回の瞬間燃費だ。家族4人乗り、エアコンを付けていて、15.5km/lは素晴らしい。
ただし、モビリオの燃費は多めに表示される。
結局3日間走った走行距離は、542kmだった。これを無給油で走りきり、給油量は、38.18リットルだった。燃費は、13.83km/lとかなり良かった。それにしても、バイクに乗り慣れていると、車の航続距離はうらやましい。その代わり、アクセルを踏んでも加速はのんびりしたもので、相当に割り切りが必要だ。
最近では、慣れてきて、モビリオに乗ったら、無駄にアクセルを踏むことは無くなった。その為もあって、燃費が良いのだろう。その代わり、バイクは当然として他の乗用車はもちろん、トラックにまでも追い越される始末だ。走るシケインとはこのことだ。
雨が降ったりしてあまり天気が良いとは言えなかったが、それが逆に猛暑を和らげてくれて、楽に走れた三日間だった。
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