液晶TVや、PC、Blu-rayレコーダーなどのすべての音出しに小型のアンプを使用している。
これがその小型アンプだ。製品は上海問屋の「Tripath社のTA2024を採用 卓上 デジタルオーディオアンプ 上海問屋 DN-CGT7」だ。すでに販売はされていない。電池駆動もできる小型軽量のアンプだが、入力がアナログなので、液晶TVの電源を入れたり、切ったりするとかなり激しいブチッというスイッチノイズが発生してうるさい。
そして、音質も長年使っていていい加減エージングもすんでいるはずなのにやや堅い。アンプのせいだけでも無いだろうが。
デジタル->アナログコンバーターを購入したが、アンプが別途必要で面倒だった。
それで、以前からすべてデジタル処理されたアンプはないものかと思っていて、気になっていたのが、FX-AUDIOのD302J+だった。
ところが、これが大人気ですぐに売り切れになったりしてなかなか購入に至らなかった。それが、最近になってやっと落ち着いてきて購入することができた。
https://store.shopping.yahoo.co.jp/nfj/h85.html?sc_i=shp_pc_search_itemlist_shsr_title
ACアダプタが付かないので、別途購入した。要求仕様は、12V/2A以上となっている。
銘板からするとネットワーク製品用らしい。出力は12V/3.5Aと余裕がある。
さっそく取り出してみる。
8千円ほどとは思えないフロント周り。パワーアンプも入っているのでボリュームも付くが、これもデジタル処理されている。ヘッドフォン端子が真ん中にあるのが便利だ。サイドやひどい物では後ろにあったりする。アンプの最大出力は15W+15Wだ。
背面の端子。入力端子は本当に豊富だ。左からUSB、光、コアキシャル、アナログ(RCA)、スピーカー端子、そして電源端子だ。
FX-AUDIOというブランド名になっているが、開発したのはNFJ(株式会社ノースフラットジャパン)だ。
http://nfjapan.com/
底面にはゴム足が付いている。ケースの表面はヘアライン加工されている。
天板には何も無い。
さっそく、液晶TVとは光で、PCとはUSBで、そしてその他のアナログ音声は下のミキサー経由でアナログRCAに接続した。
PCでは、画面出力はHDMI経由で液晶TVとつながっているので、PCから見るとTOSHIBA-TV-4(NVIDIA Hight Definition Audio)と、SPDIFインターフェイス(NFJ F-DigitalAmpD302J+)が見える。
CDなどを再生してみたが、いままでの上海問屋のアンプとは比べものにならない。おもちゃと本格的なオーディオ製品という感じだ。売り切れで買えなかったはずだ。この性能でこの価格はあり得ない。たしかに、出力が15W-15W程度なので、大型のスピーカーを鳴らすのは無理があるだろうが。
この製品は、プリアウトは用意されていないので、小型のスピーカーで使用する用途専用だ。だが、それで十分なら問題ない。
Blu-rayレコーダーで映画を鑑賞してみたが、低音もよく出ていてなかなかの迫力だった。
これは、本当に素晴らしい。
さらにマニア心をくすぐるのは、オペアンプがソケットになっていて、交換できるようになっているのだ。是非とも何か購入して交換してみたい。
さて、D302J+の下に有ったミキサーアンプは、実は20年どこじゃ無いほど昔から使っているものだ。緑電子という会社から出ていたMMA-4355という製品だ。
電源を内蔵し、4つのアナログ入力を持っている。RCAが2組、3.5mmジャックが2本だ。そして、出力はLINE Out(プリアウト)と、スピーカー出力が有る。
全面の端子を見て分かるとおり、4つの入力をミックスして出すことができるのだ。たとえば、TVとPCとCDプレーヤーのアナログ音声を入力して、それらをミックスして、同時に聞くことができるのだ。それぞれにボリュームが付いているので、調節ができる。
こんな素晴らしいミキサーは最近ではあまりないのでは無いか。実際に、いままで探したが見つけることができなかった。これが壊れたらきっとがっかりするだろう。
ただ、現在は、デジタル音声が多くなってきたので、今回購入したD302J+である程度まかなえるだろう。ただ、ミキシングする事はできないが。
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