T-Rexのトランシーバー用ケーブルのPTTスイッチを付属のベルクロテープで左ハンドルに取り付けた。ボタン自体も小さくてなかなかいい感じだ。配線は、タイラップで固定しながらハンドル中央まて持って行って、
タンクバック内に入れたトランシーバーとつないだ。
そして、インカムに接続するケーブルをタンクバッグから引き出す形にした。
そして、インカムの取りつけブラケット前方にあるAUX端子に接続する。
長さは十分にあるので、走行中に引っ張られるという事はなかった。バイクへの乗り降りも問題なかった。
また、給電対応ケースの設置はこんな感じ。
ただ、GSX S1000Fから出ているカメラ用のmicroUSB端子を刺そうとしたが、カメラ側のケーブルのカバーが小さくて入らない。
仕方ないので、カメラ側のケーブルを切って、無理やり接続した。
ここまでが準備編。ツーリングから帰ってきて見てみると...
シガーソケットプラグが壊れていた。常時給電するために、Bluetoothのトランスミッターはここから給電していたのだ。
幸いなことなことに、部品はシガーソケットの中にあった。
組み立てたら元に戻った。このことからも、GSX S1000Fが思った以上に振動が激しいことが分かる。大きな振動ではなく、細かな高い周波数の振動なのだ。そのためねじ類がどんどん緩んでしまう。
先日のツーリリングで山の中で雪の積もった箇所を走ったが、濡れた路面には解氷剤が撒かれていたようで、友人のすぎやんも洗車したといっていた。
確認すると確かに真っ白だ。写真だとそうでもないように見えるが、実際はかなりひどい。
エキパイや、カウルなどもかなり汚れている。
購入して半年も経たないのに、もうディスクが錆びている。ブレーキディスクなので防錆剤を塗るわけにもいかないだろう。しかし、がっかりだ。廉価なバイクでもこの部分が塗装されているものも少なくないようだが。無地の鉄なのだろう。
ヘッドライトカバーも解氷剤と思われる汚れがついている。
それでは洗車開始。
だが、今回はさらに新アイテムを投入した。YouTubeでバイク屋であるホワイトベースというところが、バイクだけでなく用品の紹介もしているのだが、それで紹介されていたものだ。
これがその商品レビュー。この人の紹介する商品は良いものが多い。実際に使いこんでいるからだろう。私もこの動画を見て、かなりよさそうだと購入してみた。購入価格は1,700円程だった。
低価格だが、ちゃんとしている。ベルトも付いているので、肩にかけて使える。ホースの先にレバーの付いたノズルがついている。このレバーを押すと噴霧器のように水が出てくる。噴霧器よりも水の粒は大きい。
タンクに水を入れて、ハンドルでシコシコと空気を入れて圧縮して使う。
ちょっと写真が良くなかったが、意外に勢いよく霧状になった水が噴き出す。この水量なので、この噴水で汚れを吹き飛ばすというような用途には向かない。あくまでも汚れを流し落とす用途だ。
いつものように、あらかたブラシで下回りを洗った後、ガラスクリーナーを吹きかける。汚れを浮かせてから、タオルで拭う。
そして、残った泡をこれで流す。いい感じだ。奥に入った泡や汚れも流せるのでなかなか便利だ。
タンクには最大で5リットル入るが、満タンまで入れると空気が入らないので4リットル程度にとどめたほうがいい。空気は1回充填しただけで、今回の洗車では事足りた。タンク内の水は半分程度しか減らなかった。水の節約にもなっている。ただ、バイクでは細かいのでこれで十分だが、車だと面積が広すぎて、水量不足だろう。我が家は、駐車場に蛇口があるので必要ないのだが、実際に車で使ってみた。しかし、なかなか厳しいものがある。
我が家の駐輪場には、蛇口が無いので、このようなアイテムは大変便利。
水分を拭き取った後、ワックスとプレクサスで仕上げる。
プレクサスをシールドなどの無塗装の樹脂部分に吹きかけて磨いた。そして塗装部分はワックスを塗って拭いた。
綺麗になった。気持ちいい。
3月は2回ツーリングに行って、どちらも300km以上走ったので、トータルで600kmを超えている。総走行距離は、3,200kmとなった。なんだか、いつの間にか3,000kmを超えていた。
エンジンは、本当に調子がいい。発進してローのままでアクセルをひねり続けるとあっという間に、100km/hを超える。情報によるとローが高めで130km/hも出るらしい。そういうこともあり、ローだけで街中を走れてしまう。しかも、ローだからとギクシャクすることもない。気持ちよくローから伸びるのでとても乗りやすい。
そのため、発進してローのまま60km/hまで出たら、何度かシフトレバーをかき上げて、6速にいれてしまう。後は、信号停止までそのままで走れてしまう。
いまのところトラクションコントロールは3のままだ。トラクションコントロール3のままでこれだけ加速して走れてしまうなら、わたしには十分だ。低回転域でギクシャクするという初期型も、もしかするとトラクションコントロールを3にすると低減できるのかもしれない。逆に言うと、トラクションコントロールをオフにするとそのような現象が出るのかもしれない。
とにかく、どのギヤでも伸びが素晴らしいのだ。SRV250などはローが伸びなくてあっという間に吹けきってしまい、とてもローで走ることはできなかった。エンジン自体も1万回転は少し厳しかった。Bandit 1250もそうだった。NC700に至っては6千回転を過ぎるともう回らないのだ。それに比べると、アクセルをいつまでもひねっていたい気分になる。
ギヤがクロスしているからだろうか、クラッチなしでもギヤのアップダウンができる。アシストクラッチは付いていないが、それに近いことが可能で、クラッチ操作が少ないのは助かるし、長距離で疲れないのもこれが原因の一つだろう。
このように、イージーな走行も可能にもかかわらず、アクセルをひねればそれはそれは気持ちよくエンジンが吹けてくれる。しかも、とてもコントローラーブルだ。勝手に吹けて、怖いということもない。
GSX S1000Fは本当に素晴らしいバイクだと改めて思っているこの頃だ。
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