さて続きだ。
出発の時には、若干霧雨が降っていたが、走り出すともう止んでいた。
日本海側の191号線を走る。いつもは多少車も走っているのだが、あまり見かけず、そこそこのペースで走れた。
そして、途中から260号線に左折。
ここは、さらに車が少ない。とても気持ちよく走れる。このような道は大好きだ。
途中から262号線、そして35号線に入る。
入ったとたんに左側に上ると、広い駐車場がある。
バイクを止めて、階段を上っていく。
上まで上がると、桜の木があった。綺麗に整地されている。
奥に入っていくと、巨大なクスの木が現れた。人と比べるとその巨大さが分かろうというものだ。
川棚のクスの森という。
森といっても、1本しか無いようだ。
1本しか無いのに森という理由は看板に書かれていた。
お賽銭箱もあった。
大きな桜の木。
満開だ。
ここで、もちろん巨大なクスの木もよかったのだが、皆が見入っていたのはこれ。
この綺麗に整地された土地の費用を出した方の記録簿? だった。写真では見えないが、全面に細かい字で寄付金額と名前が彫られていた。その文字が素人が彫ったようなあまり上手ではない感じで、それがまた面白かったのだ。
駐車場に戻ろうとしたら、その上に皆が集まって写真を撮っていた。
なかなか上から愛車を見るというのはそうそうない。
私のGSX S1000Fのビデオカメラが撮影したままだったので、その丘に集まったメンバーを写していた。
そこから、県道34号線を走る。
そして、491号線に入った。今朝方走った道だ。
朝は、道の駅菊川から左折したが、そのまま直進する。
途中から、細い道に入る。この辺りは、さすがに良く道を知っている。
中国自動車道に沿って走った。
大岩郷の看板から右折して中国自動車道の下をくぐる。
そして、奥に進んでいくと広い駐車場があった。ここも桜が満開だった。
大きな岩がごろごろ?
右を見ると、
確かに岩がゴロゴロだ。
近くまで登って行った。
すると、すでにこの岩の上を歩いて奥まで入っている人がいた。クラブでも年長者のメンバー。怖いもの知らずだ。
しかし、すごい岩だ。初めてこんなところを知った。
大岩を堪能して出発。
2号線を下関方向に走った。
そして、埴生インターから山陽道に入る。
山陽道は片側一車線なのでおとなしく走っていたが、
広い中国自動車道に入ると、車は少なかった。そしてフリーランが始まった。私は、CBR1000RRの後についていった。
しかし、途中でリミッターがきいて付いていけなかった。
大きな風防のおかげか、向かい風が強くなかったからか、とにかくハイペースでも非常に安定していて、まったく不安感が無い。ブレーキの効きも申し分ない。
私は、下道で楽なDCT付きのNC700Sに乗ったが、高速ではいつも辛かった。そのために、ボロボロだったにもかかわらずほとんどBMW R1100RSばかり乗ることになってしまった。下道の楽さよりも、高速での快適性が私にとっては重要なのだという事なのだろう。
GSX S1000Fを購入して本当に良かったと思っている。
関門大橋手前の壇ノ浦SAに入った。
ここで、解散となった。
帰宅前に、給油。ショートコースといいながら、258km走っていた。燃費は、高速でかなりのハイペースだったにもかかわらず、22.18km/lだった。やはり、ある程度エンジンを回した方が燃費がいいようだ。Bandit 1250Sは、とにかくエンジンを回すと一気に燃費がおちだが、GSX S1000Fはかなりエンジンを回してもあまり燃費が落ちないのが素晴らしい。
一つ目の大寧寺は、何度か来ていたし、以前から知っていたが、クスの森と大岩郷は、全く知らなかった。マイナー観光地というにふさわしい。
しかも、車の少ない道を選んだコースで、とてもいいペースで走れた。気持ちの良いツーリングだった。
いままで、やや跳ね気味の硬いサスペンションという印象だったのが、今回のツーリングでは、しなやかで乗り心地が良く感じた。昨年の暮れに購入して冬の間の乗り続けてきたため、温かくなってきたのが幸いしているのか、3,500kmほどの走行となったのでサスペンションがこなれてきたのかもしれないが。リアを少し緩めようかと思っていたが、その必要は感じなくなった。
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