これで、ますますリセールバリューは低くなったと考えるべきなんだろうな。
前回オイル交換して7ヶ月経過し、距離も3,500km以上も走ったことになるので、オイル交換を行うことにした。
点検窓から見ると、かなり色が濃くなっているし、時期だろう。
ということで、オイルドレインは真下にあり、油冷の為、近所を走りこんで、エンジン温度を上げてから抜く必要があり、抜くオイルの温度も熱いため、厚手の耐油手袋は必須だ。
オイルドレインは、8mmの六角ボルトとなっている。抜けているオイルはかなり黒い。熱いにもかかわらず、どぼどぼと粘性の高そうなオイルだ。
今回用意したオイルは、AZというブランドの全化学合成油で5W-50だ。なんと、楽天で購入すると、口コミ記載すると宣言することで、オイルジョッキがおまけでついてくるのだ。いままで使っていたジョッキは、もう7年くらいは使っていたものなので、当然廃棄して、この新しいものを使うことにした。
しかし、毎回ジョッキを付けてくれるのならありがたいことだ。ジョッキの汚れや前の古いオイルなどが若干なりとも混ざることを気にしなくて済む。
二輪用となっているが、BMW R1100RSの場合乾式クラッチで、ギヤも潤滑していないので、普通乗用車向けでもいいと思うが、二輪向けなら当然問題があるはずがない。
なんと、4リットルで、2千円台という低価格だ。
これなら無理して、安い鉱物油を使う理由はない。ただし、新しいR1100RSだとシールが解けるなどの影響があるらしいが、このR1100RSはすでに9万キロも走っているので、化学合成油を使っても問題ないだろう。
オイルが鉱物油から化学合成油に変わるので、オイルフィルターも交換することにした。
調べたところ、トヨタ用で合うとのことなので、アストロプロダクツ製のフィルターにした。何しろ、460円(税抜き)と非常に低価格だ。ついでに専用のオイルフィルターレンチ(330円税抜き)も購入した。
A-330オイルフィルター
AP オイルフィルターレンチカップ 72mm 14角 1段
ちなみに、R1100RSに適合するのは、トヨタ純正型番で90915-20003とのことだった。
一応取り付ける前に、オイルフィルターレンチを試してみたが、まさしくぴったりでガタもない。
前回つけていたオイルフィルターは、ボックスレンチで緩めるタイプにしていた。少し緩めると熱いオイルが垂れてくる。厚手の耐油手袋がないと火傷するだろう。
ある程度オイルが出てから、フィルターを取り外した。
オイルドレインワッシャはアルミ製で毎回取り換える。何しろ30個も購入しているのだから。
オイルが十分に排出されるまで待ってから、ドレインボルトを取り付けた。
余って取ってあるオイルをちょっと塗ってから、新しいオイルフィルターを取り付ける。取り付け方法は、フィルターの箱に書かれてあり、手で絞めこんだ後、1回転回すとある。
ということで、フィルターレンチで1回転絞めこんだ。それでも、かなり絞めこんだ感じがした。
オイルは、まず2リットル量った。
オイルを投入する。明らかにオイルがサラサラだ。5Wというのは冷間時の粘度だが、20Wとはかなり違う。
次に、1.5リットル、計3.5リットル入れた。
投入後のジョッキの中。20W-50の鉱物油の時には、ドロッとしたオイルでかなり流れにくく、内側にだいぶ残っている感じだったのに、今回はほとんど残っていない。
オイル点検窓を見ると、満タンになっている。
エンジンをかけると、最初メカノイズが大きいが、だんだんと静かになってくる。
なんとなくだが、エンジンのふけ上がりが軽いような気がした。オイルがサラサラなので、抵抗が減ったのかもしれないと少し期待してしまう。
少し暖気して、オイルクーラーが熱くなって来てからエンジンを止めた。
5分ほどして点検窓を見ると、オイルが全く見えない。3.5リットルでは少なかったようだ。
それで、あと200cc程度いれたら、ちょうど真ん中ぐらいになっていた。
油空冷のBMWのエンジンは、鉱物油が良いとされているが、昨年10月の1泊ツーリングで、街中でオーバーヒート気味になって、ガラガラというエンジン音となり非常にフィーリングが悪くなったことがある。一度化学合成油を使ってみたかったのだ。おそらく、オーバーヒート気味なくらいに熱くなった場合にも、鉱物油よりも化学合成油のほうが性能の維持性が高いのではないかと思ったのだ。
実は今回使ったオイルは、昨年末に購入したもので、上記のことがあったので、すぐにオイル交換しようと思って冬用に5W-50にしたのだ。
同じAZオイルで、次に固いのは、10W-50となっているから、次回はそれにしたほうがいいかもしれない。
R1100RSは、空冷なので当然だが走っているときには、本当に調子が良い。しかし、渋滞気味での走行となると途端に真冬でも熱くなるのだ。
排気量が1リッターを超えるような大排気量でなければ、問題ないだろうが、ここまで大排気量で二気筒だと厳しい感じがする。
さて、このオイル交換でどのように変化があるか楽しみだ。もちろん、失敗である可能性もあるかもしれないが。
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