そのときの動画を、「R1100RS試乗」として公開したので、見て欲しい。もちろんR1100RSは、所有車なので、試乗というのはおかしいが、同じコースを走ってみたということで試乗とした。
逆に言うと、R1200RSやS1000XRと比較しやすい。
動画で触れなかったことなども書いてみたい。
■発進
R1200RSと同様の傾向があり、ギヤが高めなのか、極低速のトルクが無いのか、クラッチミート時にはやや神経質だ。しかし、すぐに軽快に走り出せる。
■ブレーキ
ブレーキは、調べていないが、売ってくれたバイクショップによればパッドはまだ大丈夫とのと事だった。実際効きは申し分ない。リアとも、NC700Sと比較すると良く効く。ただ、フロントブレーキがややキーという音が大きい。前後ともディスクに波状の筋ができている。これがブレーキの効きに問題が発生するかもしれない。
■エンジン
R1200RSに比べると125馬力に対してR1100RSは90馬力だ。発生回転数は、7750rpmと、7250rpm。さすがに最新のエンジンだけありR1200RSのほうが回る。しかし、「ぬうわ」程度までだったら、大きな差異は感じなかった。もちろん、「ぬうわ」を超える場合には、差異を大きく感じるだろう。
排気音は、明らかに、R1200RSのほうが良い。静さの程度はR1100RSのほうが上かもしれない。メカノイズも多くない。
■フレーム
フレームの問題は何も感じなかった。このR1100RSは立ちコケ痕が少しある程度で、フレームに異常をきたすほどの転倒は無かったものと思われる。
■ギヤ
ギヤはいままで書いてきたように、ニュートラルランプの不点灯と、ニュートラルから一速へのシフトが感触的にも、入りやすさの点でも、全くだめだ。
■クラッチ
R1100RSは乾式単板クラッチなので単純に比較はできないが、乗りなれているということもあり、R1200RSやS1000XRの湿式多板クラッチのほうがしっくり来る。クラッチレバーはやや重めだ。渋滞すると辛い。
価格と性能という意味で言ったら、私のR1100RSはかなりの当たりバイクだ。トルクフルなエンジン特性で乗りやすく、しかも、パワーも意外にある。
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