我が家では、キヤノンのPIXUS MP640を2010年から使ってきた。もう、5年にもなる。昨年の暮れの年賀状印刷では、はがきがちゃんと送られずに重なったり、送られなかったり、正しい位置に印刷されなかったり、といった不具合が何度も起きた。恐らくはがきを送っているゴムローラーが劣化したのかもしれない。
それで、今年の夏前に買い換えることにした。なぜならこの時期が底値になるからだ。
コンシューマ向けの複合インクジェットプリンターの最上位機だ。MP640が3色カラーに、ブラックが2色だったが、こちらは、グレーが追加されて1色増えている。
価格はAmazonでも、4万ほどもしていたのが1万円台前半という安さになっている。
到着した製品をさっそく設置。厚さが薄くなったようで、設置しやすくなった。良いことだ。幅や奥行きはあまり変わらない印象だ。
変わったと言えば、前面パネルは左側に切り込みがあってそこに指を当てて引っ張って前に倒すようになっている。
すると、用紙の受けの板が自動的に横から飛び出てくる。便利になったものだ。
電源は、左の電源マークをタッチする。物理的なボタンは一つも無くて、すべてタッチボタンだ。
用紙トレーは、前面に2段ついており、通常使うA4普通紙は、下の段に、上の段ははがきなどの小さい用紙用となつているようだ。
薄くなった、最大の原因はこのスキャナーカバーの薄さだろう。ぺらぺらだ。でも、特段薄くて困る事もないのでいいのではないか。
裏側には、MP640には背面用紙トレーが有ったが、これには何も無い。
端子は、有線LANと電源と、USB端子のみだ。さらに、無線LANにも対応している。我が家は有線LANで接続しているので無線LANは使わない。
よって、無線LANでの使い勝手はわからない。
私は、時々DVDやBlu-rayのレーベルを印刷する。だが、そのトレイが無いので探してしまった。同梱品中に無いのだ。
それは、なんと、上段用紙トレーの裏側に張り付いていた。だが、ここにいつも入れおくのは、取り出しにくくて面倒だ。もっと簡単に差し込んで仕舞うような仕組みにして欲しかった。
印刷速度や、最初の電源投入後のイニシャル時間は、MP640とたいして変わらない。印刷されたものは、明らかに解像感がすごい。単に写真が綺麗と言うだけで無く、非常に精細に綺麗だ。やはり、5年間の進歩はすごいとうならざるおえなかった。
まだまだ、使い始めたばかりだが、普通紙の印刷でも綺麗だ。印刷速度はまあ、こんな物だろ。驚くほど速くは無い。以前購入したHPのインクジェットプリンターは、驚くほどというか排出された印刷済み用紙が、飛んで行くくらい速かった。もちろん印刷品質は、それなりだったが。
それに比べると、とても遅いが、大量に印刷しないのであれば、これで十分だ。
もし古いプリンターを使っているなら最近の物に買い換えるとなかなか良くなっていて喜ぶこと請け合いだ。
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