VZ-6000の箱を調べたら、カウル付きのバイクに取り付けできるステーが同梱さけていたので、それでZZR250のシールドの内側に両面シールで貼り付けることにした。
取説から抜粋したものだが、これがそうだ。
取りつけ例はこんな感じ。
ということで、取りつけてみた。丁度メータの上だが、メータの邪魔にもならない良い位置が見つかった。
全体はこんな感じ。まだ配線はしていない。
ここで問題となるのは、ノイズだ。NC700Sと同様のノイズが出るようだと最低でもノイズフィルターを取りつけなければならない。面倒だ。
実際に配線する前に、バッテリーに直接仮配線して、ナビの音にノイズが乗るか確認してみたところ、全くノイズが無かった。ただ、バッテリーに直接配線するとVZ-6000を常時充電する事になりバッテリーにも影響があるだろう。
そこで、リアブレーキランプの常時点灯している配線と仮接続して見たところ、やはりノイズが乗ることがわかった。ただ、NC700Sに比べたらほんの少しだ。NC700Sでのノイズフィルター経由よりも小さい。
これならば、ノイズフィルターは必要ないだろう。
ということで、実際に配線することにした。
まずはシールドを外す。5ヵ所のネジが前側に付いているので全部外す。
シールドを取り外した。
こんな感じで、VZ-6000が取り付けされている。取り付けは両面シートだ。
メーターカバーとカウルの間に隙間があるのでここに配線を通す。
配線後、シールドを元に戻す。配線がメーターの向こう側に行って目障りでは無くなった。
配線は、カウルの取りつけステーがステムの所にあるのでそこに這わせた。
イヤフォン端子は、ステムの所に出るようにした。これならばハンドルの角度に関係ない。
タンクを外して、タンクの下を這わせる。これは前側。
真ん中あたり。
そして、マイナスはバッテリーのマイナス端子に直づけした。こうすることでさらにノイズを減らす効果があるはずだ。
プラスは、リアのランプから取った。
配線完了。ここならば、ケーブルが付いたままでも雨の影響はほとんど無いだろう。
さっそく、試乗に出掛けた。天気が良くなくて時折霧雨のように細かい雨粒が降ってくる。
ZZR250のエンジンの調子はとても良かった。
そして、ナビの音楽を聴きながら走ったが、NC700Sで外付けバッテリーを使ったのとほぼ同じくらいのノイズの小ささだ。音楽の間の静かな区間でも、ZZR250のエンジン音がうるさいので、ノイズは全く気にならなかった。
:結局、NC700Sはとても静かなので、ノイズがさらに際立ってしまうのもあるかもしれないが、それでもかなりノイズはZZR250の方が小さい。それぞれのエンジンの電源回路に違いがあるのかもしれないが、おそらくはNC700S DCTはインジェクションなので、ECUなどの電子回路が多数載っており、その影響も皆無ではないはずだ。
とにかく、VZ-6000がZZR250と相性が良くて最高だ。これで、ZZR250でも常時探知機の音声が聞こえるし、ちょっと目を下げれば本体のインジケータもよく見える。
実は、今回初めて、警告音を出すまでも無い検出がランプのゆっくりした点滅で表されているのを知った。シールドがスモークタイプなので、その内側に設置されているVZ-6000のLEDがよく見えるのだ。
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