非常に手が汚れてあまり写真を撮っていないのだが、エンジン真下にあるドレインボルトを外す。
これは、茶こしのようなストレーナーが付いている。バネで押さえている関係で、緩めると一気に外れてオイルが多量に吹き出るのだ。巷で言われているようにこのドレインは、ボルトの頭が低くて、とても緩めるのに苦労した。舐めやすいはずだ。
後で調べると、別にオイルを抜くのにはヘクサボルトがあるようなので、次回からはそこを開けることにしたい。エンジン下に排気管がとぐろを巻いていて、とても狭く、作業性が悪いことこの上ない。外すのはまだ簡単(今回のようにオイルがドバーッと出てくるので注意が必要)だが、取り付けはばねの影響もあり、なかなか締めるのに苦労した。
入っていたオイルはとても黒かった、だいぶ汚れている。しかも、少々ガソリン臭い。ガソリンが混ざっていたのだろうか。
ドレインは、古いものを使用した。
数分アイドリングした後に、再度ドレインを取ってオイルを排出した。
古いオイルが入っているときには、点検窓も真っ黒でどれだけオイルが入っているかわからなかった。フラッシング用の安物オイルでアイドリングした後は、このように点検窓も見えるようになった。
オイルフィルターは、珍しいことにサイドにある。ヘクサボルト3本を緩めて外す。
すると、カートリッジではないオイルエレメントが出てくる。パッキンが取れているが、今回これも交換する。
新旧比較。古いフィルターは色も黒いし、ふにゃふにゅになっていた。
パッキンを新しいものに交換。
ドレインも新しいものに交換。もちろんパッキンも。
オイルは、夏なので20W-50の硬いオイルだ。
まずは、1.3リットル程度入れて様子を見て、継ぎ足して量を調節した。入れすぎると良くないと言うことなので、MAX位置より下になるようにした。
丁度真ん中くらいでとどめておいた。
実は、信号停止の時にニュートラルに入らないという現象の原因はオイルの入れすぎだという話があるので、今回少なめにして試してみようというわけだ。
そして、最後はチェーン清掃だ。
かなり、汚れていて、茶色に錆びている。
いつものように、チェーンクリーナーを吹きかけて、チェーンブラシで擦ると、思っていたよりも綺麗なチェーンが現れてびっくり。チェーン清掃などしたことが無かったのだろうか。
そして、タップリとチェーンルブをかけた。少々汚いが、これでチェーン潤滑も安心だ。
さて、これで大体一通りの部品交換と、メンテが終了した。さっそく試乗に出かける事にする。
つづく。
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