更新ができなくなっていたが、なんとか復帰したいと思う。
まずは、先週のツーリングクラブのツーリングだ。毎月第二日曜がツーリング日なのだが、6月9日は雨のため延期となり6月16日の第三週目の日曜となった。
今回のツーリングは、阿蘇方面だ。ファームロードなど、走って楽しいコースとなっている。
自宅を六時半に出発。1年で一番日が長い月なのでもう完全に明るい。
天気は晴れの予報だったが、なんだか前方は霧のように霞んでいる。少し不安になってきた。
集合場所に行く途中で、なにやらへんてこな車に出会った。恐らくマリオなのだろう。特殊車両ナンバーを付けていた。遅いので、後ろに着いていたら、バックミラーで見て、脇に避けてくれた。
7時過ぎに集合場所に着いた。でも、誰も来ていなかった。
そして、出発の8時頃にはほとんど集まった。
今回初お目見えの、VFR1000。シングルシート仕様で速そうだ。以前からメンバーだったようだが、もう入会して1年になる私は初めて見た。長く参加できなかったようだ。
そろそろ出発かと言うときなのに、肝心の幹事が来ない。電話があり、手違いで来れないので、別の場所で落ち合おうと言うことになった。これが、今回のツーリングのギヤが外れてきた始まりだったような気がする。
予定を過ぎての出発となった。今回は、初めて参加するゲストもおり、しかもタンデムだったりしてかなり遅いようだった。私は、前方を走っていたのでよくわからないのだが、どうも途中で道を外れてしまったようだ。
緊急で止まって、待つがなかなか来ない。結局、先に行くチームと分かれていくことになった。
そして、一回目の予定の休息所に到着。
ここで、遅れてきた幹事と合流することが出来た。聞くと、ゲストともう一人の会員の3人で待ち合わせて、集合場所に行くはずが道を間違えてしまったとのこと。
朝方は、やや霞んでいて天気が心配されたが、すでに天気は回復しており、とても暑かった。その為、たいていの人がここでソフトクリームをぱくついた。これですこしクールダウンすることが出来た。
そして、出発。ここから、阿蘇に向かう。
途中で貯水池らしきものが有ったが、ほとんど水が無くなっており、岩肌が露出していた。週末には天気がすぐれなかったのだが、平日はとても天気がよく、5月の下旬に梅雨入りしてから、雨が降ったのは3日ほどだった。今年は渇水になるのかもしれない。
途中で57号線にぶつかると、西に折れてすぐにある道の駅「波野」で休憩。
変わった建物がある。
ここでは、まだ11時頃だった。このまま57号線を西に向かって、市ノ川で昼食なのだが、それでは1時予約には早すぎる。ので、ここから一旦東に戻って、さらに南下して少し走る。
ところが、そこからが道が怪しくなった。私は、とにかくついていくだけで、コースに関しては完全にお任せ状態だったが、メンバーからは道がおかしくないかと途中で止まる事もあった。
そして、また、初めて参加したゲストなどが遅くなり、途中で待っても来なかった。仕方ないので、そのまま走る事にしたのだが、ますます、道がわからなくなったようだ。
やはり、コースがおかしくなってきたときにナビの付いている私などが位置を助言すべきだった。
だんだん、田舎道というか、山道の様なところに走り込んでしまった。
結局道が違うと言うことになり、Uターンすることになったが、適当なところが無いため、やや方向転換するには狭い場所でのUターンとなってしまった。
私は、一旦止めて、押してUターンすることにした。それで路肩にバイクを止めて、サイドスタンドを立てて、降りた。ところが、やや左上がりで、かつ、下っていたので、サイドスタンドを立ててもバイクが立ったままで、かつ下り坂なのでバイクが前に動いたと思ったら...
もう転倒していた。
これは、私だけでは無く、前方のバイクも同様に転倒しており、数台がここで転倒してしまう自体となってしまった。ここから少し行くと、Uターンが可能な小さな三差路が有ったので、そこまで行ってから、1台ずつUターンしておれば問題なかっただろうが、少し先でUターン可能かどうかは、行ってみないとわからない状態だったのだ。
なんとか全員方向転換して走り出した。少ししてから、私のバイクの調子がおかしい事に気がついた。ギヤを上げにくいのだ。シフトダウンは出来るのだが、ローからセコンドに上げるのがなかなか難しく、ニュートラルに入ってしまう。なんどかやっているとセコンドに入り、なんとかサードにも入る。しかし、シフトダウンして行くと、次からは、シフトアップできなくなってしまうのだ。
それでも、大型バイクだから良かった。ローでも100キロ近くまで出るし、サードに入ったら、発進も出来る上に、レッドゾーンまで回せば、200キロまで出るのだ。なので、なんとかサードのままで、走る事にした。
気がついて見ると、高千穂の近くまで来ていることがわかった。つまり、阿蘇の南まで来てしまっていた。すでに、昼食の予約の1時になっていた。ナビで、市ノ川までを調べると、まだ50キロ以上もあり、一時間はゆうにかかる距離だった。
じっとしていても仕方ないので、先に進むことにした。
高森を過ぎて、北上。サードのままで走る事になり、出足が悪い。
そして、阿蘇大橋を登って、やっと57号線にたどり着いた。あと少しだ。
57号線に入ると、信号停止が増えてきた。信号待ちしている間も、サードのまま維持するために、クラッチを握ったままでいなくてはならない。もともと、クラッチが硬いBandit 1250Sだ、だいぶ慣れてきたとはいっても、そうそう長くは持たなかった。
結局、ニュートラルにしてしまった。そうすると、もう完全にローと、ニュートラルにしかギヤが入らなくなってしまった。
それでも、なんとか昼食場所に着くことが出来た。途中で分かれた、後ろの数人が結局先に、昼食を食べていた。
時間は、すでに2時半だった。
かなり腹が減っていた。高菜飯定食が有名と言うことで、それを頼んだ。ご飯もかなり量があり、普段からあまり食べない私には量が多すぎた。完食は出来なかったが、味自体はなかなかのものだった。特にもつ煮込みが美味だ。もちろん高菜飯もうまかった。高菜はやや甘めの味付けだ。漬け物の塩辛い味では無かったのが良かった。
そのうえ、デザートにスイカまで付けてくれた。腹が一杯でなければ何きれか食べたかったところだが、一きれ食べるのが精一杯だった。
店の名前は、「あそ路」という。市ノ川駅の真ん前にあるのだが、市ノ川駅自体が、とてもわかりにくい。何しろ、この「あそ路」の駐車場の中にある小屋が市ノ川駅なのだ。
これが、その駅だ。改札さえないのだ。
「あそ路」のメニューを記載しておくので、参考にして欲しい。
食事が終わって、シフトアップができない原因を調べてみると、元から問題であった左側エンジンカードがこけたことで押されて、シフトレバーのリンケージ部分を押してしまっていた。これでは、シフトアップできないはずだ。力でなんとかならないかとこじってみたが、全くどうにもならない。
ヘクサレンチが無いので途方に暮れていたら、持っていた方がいたので借りて、取り付けボルトを外してしまうことにした。
しかし、走り出してみると、さらに悪い状態になってきた。全くシフトできない状態になってきたのだ。
途中休憩の道の駅でさらに調べると、
取り付けボルトを外したことで、今度はシフトレバーの軸があるプレートが上下に動くようになってしまったのだ。
仕方ないので、一旦とったボルトを軽く取り付けることにした。
その後は、どんな状況かわかったのでだましだましなんとか解散場所(集合場所でもある)に、たどり着くことができた。
そして、解散となった。
シフト状態を見てみると、取り付けたはずのボルトは無くなっていた。
そのために、シフトダウンすると、レバーが下がったままになり、シフトアップすると、レバーが上がったままになる。しかし、だんだん慣れて静かに操作することでなんとか帰れそうだった。
ちょっと、解散時間が遅くなり、7時頃だった。解散場所から自宅までは小一時間かかる。
自宅付近では、8時ころになっており、かなり暗くなっていた。LEDのヘッドライトは暗くてほとんど見えず、かなり困った。やはり見てくれだけではない、ちゃんとしたヘッドライトにしなくては。
暗くなったこともあるが、自宅付近は田舎で田んぼが多いため、虫が雨か降ったかのようにヘルメットにぶつかってくる。バイクも同様だ。
色々と、Bandit 1250Sも弄らなければならないところが出てきた。対策を取ることにしたい。
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