先日の1泊ツーリングの2日目もそうだったが、なんだかいい陽気でもう日が照ると暑い。
今だ1泊ツーの後始末が終わっていない。
ヘルメットは、虫だらけだったのでプレクサスを吹いて綺麗に磨いた。
そして、Bandit 1250Sは、購入してからすぐにオイル交換して、3,500キロほど走ったので、オイル交換することにした。
温度計の付いたモトフィズの時計だが、5分ほど遅れている。(気温は30度暑いはずだ)
なぜか、バイクの時計も5分ほど遅れている。何かバイクに時計を遅らせる要因があるのだろうか。よくわからないが、とにかくこの二つの時計合わせしておいた。
これが、今回のオイル交換に用意したものだ。前回オイルレンチが入らなくて交換出来なかったので、南海部品が開店するのを待って購入してきた。850円程度だった。
こんな感じで、スパナで回わせるようになっていて、しかも薄い。これなら狭いBandiot 1250Sでも入るだろう。
オイルは、ジェンマ用にと買い置きしてあったハーレー向けを謳うRevTech Pure 20W50の堅めのオイルだ。これから暑い夏場になるので、堅めのオイルにすることにした。
17mmのレンチでドレインボルトを外す。
出てきたオイルは、色は焦げ茶色だったが、まだ透明感が残っていた。意外に汚れていなかったようだ。ただ、暖機しておいたためかオイルは熱くなっており、さらさらだった。
今回はオイルフィルターを交換するので、安物オイルでフラッシングすることにした。4リットルで千円もしない低価格オイルだ。これも、以前買い置きしていたものだ。
ドレインボルトを軽く閉めた後、フラッシング用のオイルを2リットル入れて、5分ほど暖機した。
オイル検知窓にはかすかにオイルが見えるほどだった。
そして、抜いた。透明度はさすがにこちらの方が高い。
ドレインボルトの磁石には、少し鉄粉が付いていた。
オイルフィルターに、フィルターレンチをはめた。
そして、狭いのでスパナで少しずつ回して外した。エキパイが熱いので気をつけないと火傷してしまう。
エキパイとラジエターパイプの隙間からオイルフィルターをこじって取り出した。
オイルフィルターを外した状態。
外したオイルフィルターを見ると、錆びていた。長らく交換していなかったのかもしれない。
新しいオイルフィルターのパッキンにオイルを塗る。
手で回らなくなるまで締めてから、フィルターに書かれてあったように、フィルターレンチで1回転するまで回して締めた。そして、ドレインボルトも取り付けて締めた。
今回は2回目なので、IXLを3%つまり100cc程度入れることにした。
オイルを足して攪拌する。前回の時は3月だったが、すでに気温が30度なのでオイルは20W50と堅めにもかかわらず、攪拌しやすかった。
IXLと攪拌したオイルを2リットルジョッキに移してから、オイル一杯になるまで追加した。
さらに、1リットル追加して計3リットルを入れた。
入れた直後は、点検窓は丁度良い量に見えたが、
エンジンをかけて暖機して、ストップ後少ししてみると、オイルは見えなくなった。点検窓を確認しながら250ccずつ2回に分けてオイルを追加した。
丁度、良い量に調節できた。これでオイル交換は完了だ。
南海部品にせっかく行ったので、色々見て回ったのだが、めぼしいものが無いなぁと思っていたら、これが有ったので買ってきた。
なんとアメリカ製だ。
サイドスタンドが埋まらないようにするアダプタだ。
紐が付いていて、簡単に外せる。ツーリングの時には持っていくことにしよう。
昼から用事があったので、それを済まして、3時半過ぎてから、試走に行くことにした。前回のシフトペダルの件もあるし。
30度を超える暑さとなっていたので、去年秋にセールで購入したクシタニのメッシュジャケットを初めて着ていった。かなりタイトな造りで、肩と腕が細いが、腹回りは余裕がある。
暑いので、最初は山の方に行こうかと思っていたのだが、少し遠いので広域農道京築アグリラインを走る事にした。
とにかく走りやすい。気持ちいい。エンジンオイルを堅めにしたが、全くそれを感じさせる事は無かった。
ギヤシフトに関しては、まるで新車に乗っているかのようにスコッスコッとギヤが入り、とても気持ちいい。しかも、ギヤシフトレバーの位置が適切でとても入れやすい。
3万キロも走った中古車なのでシフトがややルーズなのは仕方ないのだろうと思っていたが、どうやら購入したときからずれていたようだ。
もともと、乗りやすいバイクだが、さらに乗りやすくなった。
天気も良く、気持ちのいい空気だ。やや高低差があるためか、田舎道だからか気温は27度と低めになっていた。メッシュジャケットは、やや涼しい感じだった。
止まって写真などを撮ってみた。
この農道は、よくバイクが走っているのだが、今回も数台のバイクを見かけた。
途中で、軽のパトカーと作業車が道を半分塞いでいた。何かあったのだろうか。
もう、広域農道も終わりに近かったので、Uターンして作業車の所まで戻ってきた。どうも、この作業車は、何かを引いている様だった。緩い左カーブなのだが、このガートレールの向こうは、溜め池になっていた。もしかすると、車がオーバーランして落ちたのかもしれない。それにしては、あまり作業者は慌てていなかった。何が起こったか結局よくわからなかった。
帰っていると、金色に染まった畑が広がっているのが見えた。
麦だろうか。
振り返ると、反対側はすでに刈り取れされていて、耕されていた。恐らく苗代を作るのではないかと思えた。このあたりは、二毛作なのかもしれない。
この農道はトンネルが多く、しかも深いので、真夏の炎天下に通っても、ヒンヤリして涼しいのだが、今の季節だと23度とすこし涼しすぎる。メッシュジャケットだと肌寒かった。ただ、下に下着のシャツと、長袖のTシャツを着ていたので、ちょっと肌寒い程度で済んだ。
これで、Bandit 1250Sは、エンジンオイルも交換が完了し、さらにシフトレバーの問題も解決し、ますます快適になった。
次回のオイル交換は11月中に10W-40で行うことにしよう。
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