讃州屋を出て、33号線に出る。
まずはガソリンを入れた。今日2回目の給油だ。
4車線あるうちは、車も多くペースはあまり上げられない。
しかし、南下してくるに従って車も減り、1車線になると車はほとんどいなくなった。
そして、高度もだんだんと上がってきた。
33号線を15キロほど下ると、二手に分かれる。右に行くと長いトンネルがあり、近道なので右折する。
三坂第トンネル、そしてこの三坂第1トンネルをくぐる。
どちらも長いトンネルだ。なにしろ全長3,097mだ。
去年ツーリングクラブで四国に来た時にも早朝にこのトンネルを通り、トンネルを出ると霧で真っ白だったなどと思い出していた。
そして、時ほど分岐した33号線に再び合流する。ここを右折だ。
温度計 によると21度とだいぶ涼しくなってきた。
この道の駅みかわも昨年の四国ツーリングの際に休んだ場所だ。
去年は確かここで左折した記憶があるが、今回は直進する。
少し行くと、川が見えてくる。
思わず左を見るとなかなかの景色。
思わず、右側にあった空き地にUターンして止まった。
なかなかいい感じの岩だ。
この川には沢山の色々な橋がかかっていた。
33号から440号線に左折する。
440号線をこのまま南下すると四国カルストに至る。今から考えれば、少し無理しても四国カルストまで行っておけばよかった。
だんだんと、車も減り、くねくねとした道になってきた。
そして、時に中央線が無くなる。
そして、ここから右折してK57に入り、小田深山に向かう。
小田深山は、携帯も圏外になる秘境だ。ここで、少し止まってスマホで明日の天気を見てみる。電波はなんとか捕まえられるが、通信となるとかなりつらい。なかなか画面が出てこない。あきらめて今夜の宿である小田深山荘に向かうことにした。
時間は、4時39分。1時間半ほど走ったことになる。
ここからは、R440でもあったように狭い道となってきた。
しかし、さらにひどい酷道だった。一応舗装はされているが、ところどころ舗装画に穴が開き、わだちの真ん中には、枯葉や砂利が堆積して、不用意にそこにタイヤがとられると急なカーブが続くこともあり滑るのだ。とにかく低速で慎重に走った。
10キロほど走ってやっと着いた。体感ではもっと走った感じがした。何しろ、この10キロ、一軒も建物はなかったのだ。本当に秘境そのものだ。
つづく。
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