最近気になる

最近寒くなって、あまり出かけないためか、気になるものがある。

これだ.

最初に見たのは、去年だとおもうのだが、車で走っているときに向こうから走ってきた。なんだかへんてこな面構えのスクーターだなぁというのが第一印象。が、後から気になってきて忘れられなくなった。どこのなんというバイクかもわからないし、外車かと思っていた。そしてインターネットを徘徊しているときにたまたまここのバイクの写真を見つけてこれが、スズキのジェンマ250だとわかった。古いジェンマなら知っていたが、とても同じ名前のスクーターとは思えない突飛なデザインだ。

最近では、なかなかいいんじゃないだろうかと思うようになった。とくに、このリアのデザインがいい。

マフラーとボディが一体になっているのがほかに無いデザインだ。

他の方のインプレッションなどを見ると、とにかく乗り心地がいいらしい。ここ最近乗ってきた中国産のスクータの最大の欠点が乗り心地だ。逆に惹かれる部分は、価格が安いこともあるが、WACOXや、Tsurugi 150はなんといってもほかに無いそのデザインだ。たしかに細部はクオリティの低いものだが、独特のデザインであることは間違いない。

このジェンマは、デザインも非常に独特で、かつ国産のクオリティであり、さらに乗り心地がいいという。いわば、私の理想型なんじゃ無いかと思ったりする。

たしかに、収納が無いとか、ハンドル周りだけ見ると原付スクーターみたいだとかあるが、それはあまり気にならない。ネイキッドや、スポーツバイクなどは、収納など無いに等しいのに、少なくともフルフェイス1個分は、あるのだから。

だが、これに乗り換えたいという気持ちにブレーキをかけることがある。それは、200kgを優に超える車重だ。おそらく相当に取り回しは重たいに違いない。乗ってしまえば、あまり関係ないだろうが、車庫への出し入れにも苦労するようでは、気軽に乗る気になるだろうか。

と、色々と考えてしまう。Tsurugii 150は色々問題もあったが、取り回しは非常に楽だ。走りも操作もひらりひらりとしていてとても軽快だ。この図体のでかさで、これだけ手軽なスクーターは無いだろう。それだけ剛性感も低いのだとは思うが。それでも、重いバイクの取り扱いが気になって、乗り切れない。