さて、価格.COMを参考に現象を再現したら、まさしく発生。
これが、通常の写真。
そして、これが不具合が発生したものだ。
画像が途中から、壊れてしまう。一見致命的だが、これが出る状況は、はっきりしている。
1) 撮影品質をFINEにする。
2) 撮影後の画面表示を拡大にする。
3) 撮影後拡大表示される前に連続してシャッターを押す。
の3点だ。これ以外のパラメータは、何でも良い。逆に言うと、この3点の内一つでも該当しない場合は、現象が出ない。最も簡単な方法は、2)の撮影後画像表示を拡大外にしておくことだ。これなら、撮影にほとんど影響を及ぼさない。ちなみにこの設定のデフォルトは、1.5秒だ。撮影後、1.5秒間撮影した画像が表示される。
試しに以下のテストを行ってみた。
a) 撮影解像度を、一番低いものと高いもので比較
b) 高速なSDHCカードと、低速なSDカードでの比較
c) SDカードと内蔵メモリ
いずれのパラメータも不具合に影響を及ぼさなかった。つまり、撮影解像度が高くても低くても、高速なメディアであろうと無かろうと、カードだろうと内蔵メモリであろうと、関係なく現象が出る。
従って、この現象は、使う人の環境にほとんど影響されない。
それが、ハードウェア上の問題である可能性は、無くはない。その場合には、おそらく、連続してシャッターを押されても反応しないような対策が施されるだろう。まあ、もしかすると、ソフト的に、連続的にシャッターを押された場合の挙動に不備があるのかも知れないが。
どっちにしても、ソフト的に解消できない問題とは思えない。近々改善ファームウェアが出るだろう。
ただ、この問題をタテに、不具合が多いので、返品だとか、回収だとか騒ぐのはいかがなものかと、個人的には思う。私が、IT系で、ソフトウェアの完成度に関して寛容だからだろうか。
トヨタのように人の命を運ぶわけでもないし。それであっても、回避方法は有るわけだろうから、メーカーとしては、対策を取ることも早急にやる必要があるが、回避方法や現象の発生条件を知らしめる必要があるだろう。これは、すぐにでもできることなのだから。名声を気にして、情報を出す時間が遅くなるほど、実は信用を失ってしまうのだ。
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