2010年3月28日日曜日

フィギュアスケート女子フリーを見たが何だあれは

今日、女子フィギュアスケートのフリーを見た。

日本の安藤ミキは、ほぼノーミスでなかなかよかった。得点は122点。まぁこんなものなのかもしれない。

オリンピックで金メダルを取ったキム・ヨナは、一回コケて、途中2回転が1回転になるという二つのミスをした。全体的に、元気が無く、オリンピックの時のキレは無かったように見えた。安藤がほぼノーミスだったことを考えると、120点はいかないと思ったのに、なんと信じられないことに、130点という高得点。これは無いだろうと、思わず声が出た。

そして、日本のホープ浅田真央は、こちらもほぼノーミスで、見ていてこれはなかなかいいんじゃないだろうかと思った。実際観客も大きな歓声が出た。ところが、何かがよくなかったらしく、129点と、一度もこけたりしておらず、素人が見てノーミスに見える演技だったというのに、明らかな失敗をしたキム・ヨナの方が点数が高いという信じられないジャッジ。

もう、フィギュアスケートは、点数のつけ方がおかしいとしか言いようが無い。何かキム・ヨナが悪いことをして点数を上げているとは思わないが、ジャッジがおかしいのか、そもそも採点方法そのものに大きな問題があるかわからないが、一般人が見て真逆の点数が付くというのは、無意味としか思えない。

以前から言われているように、フィギュアスケートの採点方式には大きな欠点がある。より高度なものに挑戦して失敗すると、大きな減点となり、コンサバに簡単な演技を完璧にしたほうが得点が高くなるという事がある。これでは、より高度な演技をしようなどと誰が思うだろうか。実際、男子フィギュアスケートでは、4回転ジャンプが最高難度だといわれているが、以前は良く見たのジャンプもオリンピックでは、ほんの数人しか飛ばなかった。しかも4回転を成功さ選手より、あえて挑戦しなかった選手のほうが点数が高いという状態だった。

こんな事が続くようでは、アイススケートという競技そのものが信頼を失うだろう。

少なくとも、私には、見る価値のあるものに思えない。

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