WACOX H-1に、ローダウンブラケットをつけてから、とにかく乗り心地が悪くて、乗る気がおきないくらいだった。サスペンションが付いていない感じの乗り味で、路面の凹凸でぴょんぴょんはね回る感じだ。
以前のボトミングのときのように、シートに座ってサスペンションを動かしてみた。
これを見てわかるとおり、サスペンション自体は伸び縮みしているが、ブラケットとスイングアームが固着してしまっている事と、サスペンションが斜めになっているために、そのストロークは車体の上下量が少なくなってしまっている。そのため、ほとんどサスペンションの役を果たしていない。仕方ないので、ブラケットを外したところ、見違えるように乗り心地が良くなった。しかし、そうすると、シートが高くなって、足がかかとまで付いていたのが付きにくくなる。仕方ないので、もっと短いサスペンションと交換することにした。
これが、今回のリアサスペンション。YAMAHA マジェスティ125用だ。長さは、取り付け穴位置で285mmとの事。
現状のものと比較してみた。ばねの外形がだいぶ大きい。アルミ製のためか、とても軽い。自然長は、現状のものと10mm程度しか違わないように見える。
取り付け状態。ばねの外形が大きくなったが、特にどこにも当たっていないようだ。
駆動側も大丈夫。
で、乗り心地は、かなり良くなった。足つきもブラケットをつけていたときとほとんど変わらない。また、カーブを曲がったときにスタンドが当たっていたが、今回は、以前より当たらないようだ。
また、アイドリングの調整も行った。納車直後は、1,600回転で安定していたが、最近では、1,300回転まで下がって、出足が悪くなったり、寒いときには、エンストしたりしていた。それで、2,000回転まであげた。調整は、うえの写真の真ん中のキャブレターに付いているネジを手で回して行った。右にひねると回転があがり、左に回すと回転が下がる。
今までの具合が悪い感じがまったく無く、アクセルを少しでもひねると走り出す感じに変わった。
発電容量が足りていないせいなのか、ヘッドライトON、グリップヒーターONだと、回転が低くなり、走り出すときにスムースでなくなり、引っかかったような感じになることがある。
プラグをイリジューム替えてみるか、電源安定コンデンサーをつけるかすると改善するだろうか。
マフラーの液体パッキンも付け直した。
また、中のスチールタワシも減っていたので継ぎ足した。
少しだけ、音がマイルドになった。
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