2017年3月14日火曜日

New PC を自作 第5回 M.2 SSDを追加

2.5インチSSDが壊れてしまったので、追加でSSDを購入することにした。

しかし、また、2.5インチSSDにするもの芸がない。どうせならさらに高速なM.2 SSDをと思ったのだが、今年に入ってどんどんと値上がりしていて256GBでも去年までは1万円以下でも購入できたが、1万5千円以上になっている。しかも、PCIe接続の高速なタイプとなるとなおさらだ。色々探していたら、たまたま、これが1万4千円程度だっのたで購入した。

PLEXTOR PX-256M8PeGN-06

PLEXTORといえば、以前は光学ドライブメーカーとして有名だったシナノケンシ株式会社のブランド名だ。ただシナノケンシは、SSDの製造には携わっていなようだが、品質が高いと人気のブランドだ。

これがパッケージ。ブリスタータイプの簡易なもの。

パッケージ裏には性能が記載されている。256GBは、リード2,000MB/s、ライト900MB/sと、Intel製SSDより高速だ。

IntelのSSDはあまり熱くなる事はなかったが、これは高速なのでヒートシンクを購入した。

熱伝導シートは大きなものが1枚付く。

シートを4枚にカット。

SSDのチップに張り付けた。

壊れたSSDは取り外した。

狭いので、SSDを取り付けるためにグラフィックカードを外す。IntelのSSDは、M.2_2のソケットに付いている。前回M.2_1に刺したら認識されなかった。PLEXTOR製のSSDはどうだろうか。

慎重に刺した。

取り付けねじがパッケージに張り付けてあったのでそれを利用した。

グラフィックカードを戻した。

起動してBIOSで確認する。ストレージ設定には、認識されているIntel製も今回のPLEXTOR製も出てこない。

Intel製SSDが出てきているブート優先順位にもPLEXTORは出てこない。

確認画面を見てみたが、Intel製SSDが刺してあるM.2_2は認識されているが、PLEXTORを刺しているM.2_1は全く認識されていない。やはり、M.2_1スロットは何かおかしい。

マニュアルを見てみた。

すると、認識しない理由が書かれていた。なんと、28レーンのCPUではM.2_1はPCIeでは使えないのだった。がっかりだ。

結局、M.2をPCI Exporessカードに変換するカードが無駄にならなくてよかったということになるのだろうか。

取り付けた。

BIOSで見ると、今度はちゃんと認識された。BIOS画面が今までと異なるが、この画面はアドバンストモードの画面だ。こちらの方が、昔からPCを弄っている人にするとわかりやすいかもしれない。

ついでに、オーバークロックも、ベースクロックもアップしたプロファイルに変更した。ベースクロックが上がると、メモリアクセスが速くなって同じ4GHzでも少しだけパフォーマンスが上がる。ただし、メモリの動作クロックが上がるので、高クロックに対応していないメモリだと不具合が発生しやすくなる。


Windows を起動すると、未フォーマットのHDDとして認識されたので、フォーマットした。

さっそく、ベンチマークを取ってみると、リード速度はパッケージの仕様よりも高速だ。書き込みは仕様とほぼ同じだった。

ハードディスクからファイルを転送すると転送速度が160MB/sとなった。これは、ハードディスクのリード速度そのものだ。

こちらをブートディスクにしてもよいが、やはり、Intel製の方がやや低速な代わりに発熱も少ないので、信頼性を鑑みて、現状のままとした。

実際ビデオの大きなファイルを読み書きするテンポラリとしては高速なほうがいいだろうし。

ということで、さらに快適になった。しかし、高くなったとはいえ、こんな高速なストレージがこんなに安価な購入できるとはいい時代になったものだ。


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