2013年10月8日火曜日

YAMAHA SRV250 駆動系パーツ

注文していたSRV250用のパーツが届いている。


まずは、今回の目玉であるフロントスプロケットだ。

SRV250はとてもギヤが低めで、発進時にシフトアップが忙しい。それで、フロントのスプロケットを純正の15丁から16丁に変えるカスタムがよく行われている。そうすることで、各ギヤの伸びが良くなり、フィーリングが良くなると言われている。それで、16丁への変更を行うことにした。

ただ、最初XAMのスプロケットを注文したのだが、在庫切れでメーカーからの取り寄せも1ヶ月経っても音沙汰無しだったので、仕方なくキャンセルして、このAFAM製を再度注文した。これも納期が長かったが、やっと入手できた。しかし、なんのしゃれっ気もないスプロケットだ。価格は、送料込みで2,863円だった。

どうせ、スプロケットを交換するならばチェーンも交換しようかと調べるとOリング付きで、ゴールドの製品が、売値2,700円程度だったので思わず注文してしまった。送料は630円だ。有名メーカー品だと、グリス漬け状態らしいが、これはそれほどでもなかった。ただ、外観はゴールドとはいうものの、薄い色づけでなまったような表面なので高級感はあまりない。ただ、十分使えるとの口コミを信じての購入だ。

低価格なだけに、接続はクリップ式だ。まあ、250ccでたいした馬力があるわけでもないので、問題無いだろう。

SRV250購入直後は、こんな風に錆び錆だったが、洗浄によってなんとか金属色に戻っており、走行でも特にチェーンによる不具合はないが、古いのは間違い無いので交換してもいいか程度だ。

チェーンは、クリップ式で110コマタイプだ。純正が、106コマなので、カットの必要がある。それで、カット、圧入、かしめが行える工具も購入した。が、製品には何の説明書もなく、どう使っていいのか皆目見当も付かない。

しかし、インターネット時代なので検索すると、低価格なこの手の製品は、ほんど今回購入したものと同じであることがわかった。そして、どのようにして使うかも調べると記載してあって、理解できた。


まずは、メインの工具に、ハンドルを付ける。

チェーンのカットというのは、ひょうたん型のプレートを繋いでいるシャフトを止めているピンを押し出して抜くことを言う。そのチェーンカットモードの部品はこれらを使う。工具に付いているボルトは中空で、そこにバネを付けたブレイキングピン(3種類のサイズがあるが、SRV250の520では、一番大きいモノを使う)を、そのボルトの中に挿入して、一番右にあるプッシュボルトを取り付ける。

ボルトの中に入ったブレイキングピンの先端を、チェーンのピンに当ててプッシュボルトを締めていくと、上の写真のように出てきて、チェーンのピンが押し出されて外れるという仕組みだ。

次に、圧入だ。接続用のコマ(大型バイクなどでは通常かしめタイプだ)のピンを、チェーンに圧入する為の工具はこんな感じになる。四角いプレートの間に、チェーンを挟んで締め付けると、右のの四角く、穴の開いているプレートにピンが出てくる。

そして、出てきたピンを、このリベットピンで押しつぶすことでかしめる。今回は、クリップ式なので必要ないが。

そして、SRV250のフロントスプロケットは、ロックナットにて取り付けられているのだが、これが32mmとでかいもので、かなり強く締め付けられており、素人ではなかなか緩めることが出来なくて、バイク屋に泣きつく事もあるそうだ。そこで、私は自力で外そうと、32mmのソケットを購入した。このソケットはかなり大きいので、高価なモノが多いが、これは1,401円(送料込み)と安かった。

ラベルハンガーが付いているプラスチックが差し込み口の中に入っているので、外して見ようとしたが、硬くてなかなか外れない。ドライバーでこじってプラスチック部品を粉々にしてなんとか取り出したが....

なんと、中に金属製のピンが入っていた。こんなモノが入っていたら、ソケットにさせない。

このピンもドライバーなどでこじっては見たが、全く歯が立たない。

おかしいなぁと回りを見回していたら、ゴム輪をずらすと穴が開いていた。ここにピンが入っていた。最初から、こうしてピンを抜けば、プラスチックの部品も簡単に外れたのに。何でも力づくではいかんなぁ。と反省。

そう、私はアトレー7のタイヤ交換で電動式のインパクトを持っていたのだ。

取り付けてみたら、当然ながらぴったりだ。ちなみに取り付けのサイズはハーフインチ(12.7mm)だ。当然、このソケットもインパクト用の製品だ。

最後に、リアサス。左側のショックからオイル漏れしているので、その為に純正の中古を送料込みで、3,000円で入手。

たいして状態が良いわけではないが、現在の物よりはましだ。自然状態では、オイルの漏れは確認出来ない。


取りあえずフロントスプロケットを取り付けてみたい。どのように走りが変わるか楽しみだ。

つづく....