まずは、今回の目玉であるフロントスプロケットだ。
SRV250はとてもギヤが低めで、発進時にシフトアップが忙しい。それで、フロントのスプロケットを純正の15丁から16丁に変えるカスタムがよく行われている。そうすることで、各ギヤの伸びが良くなり、フィーリングが良くなると言われている。それで、16丁への変更を行うことにした。
どうせ、スプロケットを交換するならばチェーンも交換しようかと調べるとOリング付きで、ゴールドの製品が、売値2,700円程度だったので思わず注文してしまった。送料は630円だ。有名メーカー品だと、グリス漬け状態らしいが、これはそれほどでもなかった。ただ、外観はゴールドとはいうものの、薄い色づけでなまったような表面なので高級感はあまりない。ただ、十分使えるとの口コミを信じての購入だ。
低価格なだけに、接続はクリップ式だ。まあ、250ccでたいした馬力があるわけでもないので、問題無いだろう。
SRV250購入直後は、こんな風に錆び錆だったが、洗浄によってなんとか金属色に戻っており、走行でも特にチェーンによる不具合はないが、古いのは間違い無いので交換してもいいか程度だ。
チェーンは、クリップ式で110コマタイプだ。純正が、106コマなので、カットの必要がある。それで、カット、圧入、かしめが行える工具も購入した。が、製品には何の説明書もなく、どう使っていいのか皆目見当も付かない。
しかし、インターネット時代なので検索すると、低価格なこの手の製品は、ほんど今回購入したものと同じであることがわかった。そして、どのようにして使うかも調べると記載してあって、理解できた。
まずは、メインの工具に、ハンドルを付ける。
ボルトの中に入ったブレイキングピンの先端を、チェーンのピンに当ててプッシュボルトを締めていくと、上の写真のように出てきて、チェーンのピンが押し出されて外れるという仕組みだ。
次に、圧入だ。接続用のコマ(大型バイクなどでは通常かしめタイプだ)のピンを、チェーンに圧入する為の工具はこんな感じになる。四角いプレートの間に、チェーンを挟んで締め付けると、右のの四角く、穴の開いているプレートにピンが出てくる。
そして、出てきたピンを、このリベットピンで押しつぶすことでかしめる。今回は、クリップ式なので必要ないが。
そして、SRV250のフロントスプロケットは、ロックナットにて取り付けられているのだが、これが32mmとでかいもので、かなり強く締め付けられており、素人ではなかなか緩めることが出来なくて、バイク屋に泣きつく事もあるそうだ。そこで、私は自力で外そうと、32mmのソケットを購入した。このソケットはかなり大きいので、高価なモノが多いが、これは1,401円(送料込み)と安かった。
ラベルハンガーが付いているプラスチックが差し込み口の中に入っているので、外して見ようとしたが、硬くてなかなか外れない。ドライバーでこじってプラスチック部品を粉々にしてなんとか取り出したが....
なんと、中に金属製のピンが入っていた。こんなモノが入っていたら、ソケットにさせない。
このピンもドライバーなどでこじっては見たが、全く歯が立たない。
おかしいなぁと回りを見回していたら、ゴム輪をずらすと穴が開いていた。ここにピンが入っていた。最初から、こうしてピンを抜けば、プラスチックの部品も簡単に外れたのに。何でも力づくではいかんなぁ。と反省。
そう、私はアトレー7のタイヤ交換で電動式のインパクトを持っていたのだ。
取り付けてみたら、当然ながらぴったりだ。ちなみに取り付けのサイズはハーフインチ(12.7mm)だ。当然、このソケットもインパクト用の製品だ。
最後に、リアサス。左側のショックからオイル漏れしているので、その為に純正の中古を送料込みで、3,000円で入手。
たいして状態が良いわけではないが、現在の物よりはましだ。自然状態では、オイルの漏れは確認出来ない。
取りあえずフロントスプロケットを取り付けてみたい。どのように走りが変わるか楽しみだ。
つづく....
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