2012年7月16日月曜日

SUZUKI ABS試乗会に行ってきた

連休中ということもあって、イベントも色々あったようだが、丁度福岡県で、SUZUKI ABS体験試乗会が開催されると言うことで、ジェンマに乗って行ってきた。


今日も、昨日同様にとても蒸し暑く、しかも実際に気温も30度を超えていた。

 10時開催と言うことで、丁度10時に着くように行ったら駐輪場には、すでにバイクで一杯だった。


試乗会が開催されたのは、八幡自動車学校だ。ということで、好きに一般道路で走るという試乗会では無かったのが残念。

受け付けで、あらかじめ用意しておいた申込用紙を手渡した。

この受付の前に置いてあるバイクは、何だろうと近づいた。最近はやりのスポーティな雰囲気のバイクだ。

シートカウルを見ると、GW250とある。ホンダのCBR250R対抗の低価格250ccとして登場すると言われているバイクだ。こちらはネイキッドタイプで、水冷の2気筒。エンジンなど見るとフィンがあまりない最近の水冷エンジンの感じで、低価格には見えない。

メーターは、真ん中にタコメーターがあり、右にデジタルの速度計だ。ハンドルは、セパレートハンドルだ。ただし、若干高めで、Bandit250の様な前傾姿勢ではなさそうだ。タンクは、手前が絞り込まれていてニーグリップしやすそうだ。イメージとしては、GSR系統のもので、いい感じに見えた。試乗できたら良かったが、展示のみのようだった。後で調べたら、まだ、発売日も正式名称も価格も発表されていないらしい。

奥に行くと、バイクが沢山並べてあった。こちらは、後でわかったことだがSUZUKIの試乗車ではなく、同時開催のバイクショップのものだった。これは、GSR400だ。レンタル可能とのことだったが、費用は聞いていない。現車を販売もできると言うことで、42万円の値札が付いてた。なかなかいい値段だ。新車買うよりいいのでは無いか。

 CB400 Super Fourだ。このカラーリングが人気なのかもしれないが、私個人はあまり好きでは無い。レッドならレッド一色の方が全然違っていい感じたろうにと思ってしまう。私の感覚がおかしいのだろうか。

SKAY WAVE 400。ハンドルはメッキタイプだ。乗りやすそうだ。特にシートの所のステップがエグれていて、足つきもしやすそうだった。

SUZUKI グラディウス400。V型2気筒だ。エンジンが直列4気筒ではないので、とてもスリムだ。代わりに、威圧感はほとんど無い。

Bandit 1250。リッターバイクだが、シートも低めで前部のボリュームに比べてリアが絞られていてあまり大きく感じなかった。400といわれても、そうだろうなと思う程だ。ハンドルはアップライトで、乗りやすそうだ。1254ccと中途半端な排気量だが、100馬力と思ったほどの出力は無い。代わりに、3,500回転で、10.9kgf・mと車並みの大トルク。

対して、こちらはエンジンがとてもワイドではみ出している。
XJR1300だ。ネイキッドタイプで、オーソドックスだ。代わりにあまりおもしろみが無い気がした。エンジン特性的には、Bandit 1250と同じようなタイプだ。大排気量でトルクの太い特性だ。

これは、YAMAHAの廉価な250cc、YBR250だ。SUZUKIのGW250と比べると、ちょっと古くさい感じのネイキッド。

ピンぼけですまないが、メーター回りもオーソドックス。バイク自体は、サイズも手頃で簡単に乗れそうだが、持っていてうれしいかは微妙だ。

YAMAHAのYZF-R1と思われるバイク。とてもコンパクトで、リッターバイクには見えない。特にフロント回りは低く、さらにシートの薄さを見ると、長距離は辛そうだ。これで、145馬力という信じられない出力がある。

YAMAHA FZ1。倒立フォーク。筋肉質のもりもりとした体格だ。リアシートはおまけ程度。

リッターバイクとは思えない、スリムなフロントフェイス。YZF-R1と同じ排気量だが、こちらは94馬力と控えめ。


これは、トライアンフのアドベンチャーのフル装備車だ。800ccの3気筒というのが珍しい。カテゴリ的には、オフロードタイプに見えるが、タイヤはオンロードタイプ。ワイルドなオンロードバイクなのだろう。

スクリーンも大きくていい感じだ。さらに、スクリーンの内側には、メーターを保護するパイプ状の枠があり、これにナビなどが付けられそうだ。メーターは、FZ6などに似ている。

フロントは、個性的なツインヘッドライトが面白い。さらに、フォグランプまで付いている。夜も安心だろう。どうも、トライアンフというと直立二気筒のイメージが有って、最近の車種を見ると、ホンダやスズキなどと同じようなモノが多い気がする。ハーレーのように、個性を伸ばしていっても良かったのでは無いかと思える。



試乗会では、このように肘、膝、胸と背中にプロテクターをつけさせられた。急制動を体験するので安全対策の為だ。

路面が濡れているが、このように水をまいて、そこで急制動してABSを体験する。

SUZUKIの試乗車は、SKEYWAVE 400 ABS。

SKYWAVE 650 LX。

GSR400。実際に、このブラックのGSR400に試乗した。ABSの効きに関しては、おそらく急制動になっていなかったのだろう。あまり感じなかった。でも、ブレーキは、路面が濡れているとは思えないほど、良く効いた。ABSも付いているという安心感もあり、濡れた路面での制動に関しては装備されていた方がいい。私も、できるならABS付きのバイクがいいと思う。Bandit250では、雨の日の制動はとても怖い。

グラディウス400。これにも試乗した。これは、自動車学校敷地内を先導車に従って、一緒に走った。ABSの急制動テストは無かったので、プロテクターはしなかった。でも、先導車が、意外に速くて、ちょっとびっくり。とにかく狭い中をくねくね曲がりながら、走るのだ。1カ所は、車用のS字を通った。車用は、幅が十分にあるので楽勝だ。できれば、二輪用のS字にして欲しかった。しかし、試験とはいえ、自動車のS字比べて、バイクののS字はなぜにあんなにアクロバティクな程に狭いのか。その上、ポールまで立ててあって、さらに狭くしてあるのだ。クランクなど狭い上に、内側にポールを立てているという意地悪さだ。

行くまでは、晴れていたのだが、走る直前くらいから雲が出てきて、時折パラパラと雨が降ってくるようになったが、ひどくはならなかったので良かった。しかし、ひどくなったら困るので、11時半前には退散した。夕刻には、かなり激しい雨が降った。梅雨末期の気候だ。


さて、試乗したGSR400だが、車格も丁度いい感じだが、クラッチが全然違うので戸惑った。最初の発進の時には、ギヤが入っていないのじゃないかと、改めてチェンジレバーを踏み込んだくらいだ。とうのも、私のBandit250がクラッチが完全に握った状態から少しでも放すと繋がるようにしてあるためだ。試乗車は逆に、完全に放す直前で繋がる感じなのだ。逆に切る方では、少しでも握ると切れる感じだ。指が短いので、私にはちょっと辛いセッティングだったが、クラッチ自体はとても軽いので、その設定がわかればすぐに慣れた。発進もスムーズでエンジンブレーキも丁度いい感じだった。アクセルをひねって回転が上がってくれば、かなりの加速を味わえるのだろな、と感じるエンジンフールだった。その癖、この狭い中でも、低速ながら3速に入れられるほどに、トルクも薄いながら有る感じだった。さすがにコーナーでは2速になるが。2速だったら、クラッチは触らないで、アクセルワークだけでコース内は走れる雰囲気だった。おそらくは、このスムースな感じが、大型二輪の試験車の750ccバイクも同様なのだろうと感じだ。

次に乗ったグラディウス400は、V型の2気筒だが、こちらはエンジンブレーキが効き過ぎる感じだ。しかも、アクセルを開くとこんどは、どこどこと加速が唐突な感じではじまる。コーナーに入ってからは、微妙なアクセルワークを要求される感じだ。GSR400と同様のアクセルワークを行うと、ギクシャクしてしまうのだ。吹き上がりも、どこどことした感じがあって、スームーズな感じでは無い。細くて、軽くて、乗りやすいが、エンジンフィールは、断然GSR400の方が良かった。もしどちらかを買うのなら、まちがいなくGSR400だろう。ちなみに、両方ともデジタルスピードメーターだった。最近のトレンドだ。

しかし、さらに思ったのは、Bandit 250が古くて、250ccで4気筒という事で、パワーが無くて走りにくいと感じていたが、確かに、400ccとなるとトルクもあるので、乗りやすいのは確かなのだが、楽しく乗れるのかと考えると、ジェンマにはかなわない。どうも、シートが高くて重心位置が高い感じで、コーナーがあまり楽しくないのだ。その点は、Bandit250とたいして変わらないと思った。

とうのも、2台ともバーハンドルとはいえ、若干なりとも前傾姿勢タイプで、停車した状態で、ハンドルを持ったままでは、上体を手で支える感じになってしまうのだ。だから、相対的に腰が高く感じて、不安定感が増すのだろう。

確かに、400ccは250ccに比べれば、トルクもパワーもあり、乗りやすいのは間違い無いが、基本的なスタイルが合わないのでは無いかと感じてきた。しかし、試乗と行っても、数分のことで、一般道を走ったわけでも無い。慣れないバイクに乗ってすぐにその良さがわかる訳でもないだろう。

ただ、Bandit 250に対して、間違いなく勝る点は、シフトフィールだ。とにかく気持ちよいようにギヤが思ったように入るのだ。とくに、ニュートラルにはすぐにコツッと入るのは気持ちいい。新しいとこういう点がいいのだ。もちろん、しっかりした足回りや、剛性感も言うこと無しだ。

とにかく、大型二輪を受験するに当たって今回の試乗はとてもブラスになったのは間違いない。とにかく、Bandit250でゆっくり半クラッチで走るのは、相当に難しい。安定感も無い。それに比べると、低速トルクがあって、ゆっくり走るのは、断然楽だ。これならば、より楽な乗りやすいバイクで試験を受けられるのだろうという事だ。それだけでも、少し安心した。少なくとも、400cc程度では、たいして重さも感じなかった。なにしろジェンマは、今回試乗した2台よりも重いのだから。

帰宅してちょっとショックが。いつものように、ジェンマの埃を拭っていたら、右のマフラーカバーにかなりの擦り傷があった。今回の走行では、転けていないし、いったいどこで擦ったのだろうか。大体、ジェンマでは一度も転けたことが無い。いや一度、低速で左に倒しすぎて、下を擦ったことはある。でも、それは左側で、マフラーのある右側では無い。

こんな感じだ。傷も新しいので、バイクを止めているときに、隣のバイクが擦ったのだろうか。

これが、ジェンマの駐輪状態だ。となりのスクーターとも十分に間隔が開けてある。擦りそうな感じでは無いのだが。少なくとも、擦り跡は新しく、以前からあるものでは無いのだ。ジェンマの塗装は、白では無く、パールホワイトなので適当にタッチペンでと行かない。よく見えるところだけに、ちょっとショックだ。

会場での走行の様子を撮ったビデオを載せておく。当然ながら、私の走行状態は、撮っていないので、走行が終わってから別な人たちのものを撮影したものだ。SUZUKIの試乗会だけでなく、最初と最後に出てくるのは、競技会の練習と思われるものだ。まさしく職人技だ。


SUZUJI Bandit 250 広域農道に涼みに行った

梅雨も明けたのだろうか、天気予報は曇りのままなのに日が照ってとても暑い。その上湿度も高い。とても過ごしにくい。こんな時こそ農道のトンネルに涼みに行こう。

雲はあるもののいかにも夏の空という感じだ。

温度計は、35度を指している。この温度計は日が当たらないので気温に近いと思われる。

本当に走りやすい道だ。

回りは、農道と言うだけあり、このような田園風景もある。

でも、なんといっても多いのは、トンネルだ。

トンネルの中は、この様に湿っているが、とても涼しい。

どれくらいトンネルがあるのか以下の画像をご覧あれ。

2個目。

3個目。

4個目。

5個目。

6個目。

7個目。

8個目。

9個目。

と、今日通ったのは9個だった。いわばトンネルの間に農道があるという感じだ。

トンネルに入っている間は、エアコンいらずでとても涼しくて良かった。実は、燃料フィルターは、まだ外していないのだが、今日は、エンジンが吹かなく現象は発生しなかった。先週練習で走ったのが100kmで、今日が90kmだった。燃費は、17.2km/lだった。まぁ普通だ。町中だと16km/l台の事が多いが、ちょっとだけ良かった。