2012年5月2日水曜日

SUZUKI Bandit 250 バーハンドル化試行

最近なんどかBandit 250に乗ってあまりセパレートハンドルのきつさは感じていないのだが、というのも1時間程度以内しか乗っていないからだろう。

それでも、もう少しハンドルが高いとだいぶ楽なことは違いない。それで、少しパーツを購入してみた。
最初に購入したのが、このハンドルポストだ。2500円と低価格で、総アルミ製でとても軽い。通常は、ボルト2本でトップブリッジに止めるのだろうが、これは1本留めだ。Badnit 250用の製品では無く、ゴリラ/ダックス用とのことだった。

その他購入したのが、これまた総アルミのバーハンドル。1,700円程度とこれまた激安だった。その代わり黒しか無かった。本当は、シルバーが欲しかったのだが。そして、上にあるのがグリップ。下左にあるのがグリップエンドだ。

ハンドルポストは、丁度セパレートンドルを止めているネジの所に止める。下側にオフセットすることで、長く突き出たフォークをよけようとの心思いだ。

では、セパレートハンドルを止めている六角ネジを外す。

8mmだった。

錆びていないのでステンかもと思ったが、ステンレス固有の輝きは無い。

試しに、セパレートハンドルを止めていた六角ネジをハンドルポストに通してみたら丁度いい感じだった。

左側のハンドルを外した。意外に簡単に外れたので、もしかするとケーブル類を代えなくても届くかもしれないと期待した。


が、アクセルの有る右側は、ブレーキホースがぎりぎりでハンドルを抜く事ができなかったので、先にブレーキ一式を外してから抜く事になった。こちらはハンドルがアップになると届かないだろう。

こんな感じでハンドルポストを取り付けた。ハンドルポストの下半分程度が、トップブリッジからはみ出てしてしまう感じになった。いざとなれば、外してある方の上側のボルト穴部分をトップブリッジにも穴を開けて、2点留めにする必要があるかもしれない。

バーハンドルも付けて見た。予想とおり、長く突き出たフォークをよけてバーハンドルを配置できる事がわかった。オリジナルに比べてかなりグリップ位置が高くなり、左右に広くなっている。

まだ、スイッチやブレーキ、クラッチなど何も付いていない状態だが、アルミ製のバーハンドルだからか、両手でグリップ位置を掴んで左右に振るとかなり剛性感が無くてフニャフニャした感じがする。この剛性感の無さは、ハンドル自体がだめなのか、ハンドルポストが1点支持のためなのかは正確にはわからないが、なんとなくハンドルではないかと感じた。実際に交換する場合は、スチール製の方がいいかもしれない。それでも、同様なら、ハンドルポストがだめなのだろう。

右のフロントブレーキレバーを取り付けてしてみようとしたが、ブレーキホースが短くて全く届かなかった。最低でも、このホースだけは交換せざるおえないだろう。
左側も、チョークレバーワイヤーが足りなく、さらに、スイッチの配線も短かった。ということで、以下のケーブル類を交換する必要がある。

ブレーキホース +5cm
左右スイッチケーブル +5cm
アクセルワイヤー +5cm
チョークケーブル +5cm
クラッチワイヤー +5cm

純正のバーハンドル仕様車のケーブルがそのまま使えれば問題無いのだが。試しに注文するには、本数が多い。それだけコストもかかると言うことだ。純正品のセパレートハンドルタイプとバーハンドルタイプのケーブルやハーネスがどれだけ長さの差があるのかわかれば簡単なのだが。パーツリストには寸法が書かれておらず、不明だ。

 折角、セパレートハンドルを外したので、金属磨きを付けて金ブラシで磨いてみた。

かなり一生懸命磨いたのだが、ほとんど変化無かった。錆というか汚れというかは、根深いようだ。

と、突然雨が降ってきて、作業を続けることができなかったので、慌てて散らかっていた工具や、外した部品を袋にいれて、車体にもカバーを掛けて退散した。

とりあえず、明日にでも、元に戻すことにする。ただし、クラッチは、先日購入した中古のカワサキ用と交換する予定だ。簡単に交換できるといいのだが。

関越自動車道のバス事故を考える

すでに、古いニュースとなるがだが、新聞やテレビの報道を見ると、一人しか運転者が乗車してなかったことが最大の原因となっているようだ。後から、実は運転手が帰化中国人であって、取り調べは通訳を通しているなどと言うこともわかってきている。本当の原因がなんだったのかだんだんと明らかになっていくのだろう。

だが、私が現場を見て思ったのは、バスがまるでバターナイフで切られたようになっていることだった。なぜにこのような感じにバスが切られてしまったのか? バスがカードレールにぶつかったり、防壁にぶつかったりしてもそれが車内に入ってくるなどと言うことは通常では考えられない。ネットを調べると個人ベースでは、この点を指摘している所もあるだが、いわゆるマスコミではそのような報道はなされていないようだ。

そして、車両が取り払われた跡を見て、その疑問はますます深まった。バスが止まっていた場所の直前まで道路脇は低いカードレールで、その後ろは丘のように土が盛ってある。そして、ガードレールが終わり、突然に防音壁になっている。過去の写真を見ると、そこは、まるで高い塀のエッジ状態になっている。いわばカンナの刃先の様な感じなのだ。通常であれば、エッジ部分をとがらせないようにする必要があったのでは無いかと思えてならない。

確かに居眠り運転は良くないだろう。しかし、人間のすることだ。100%完璧ということは無い。もしも、居眠りで車が車道から外れた場合に、今回のようなひどい事故にならないように、それこそ原発ではないが、考慮すべきだったので無いかと思える。私のような素人でさえ思うことなのだから、当然ながら道路を作る専門家達は気づいてしかるべきだったのでは無いか。

事故調査でこの部分も掘り下げて検証される事を望みたい。